本の紹介に特化したプレゼンテーション術、その7:自分流にアレンジする

プレゼンテーション(本の紹介)には決まった型も正解もありません。何事も守破離の精神だと思いますが、プレゼンテーション(本の紹介)にも守破離は当てはまると思います。

守破離とは、皆さんご存知だと思いますが、特に武道にとって重要な教えです。それぞれの意味を簡単に解説していきます。

  • 守:師や各流派の教えを忠実に守り、それからはずれることのないように精進して身につけよ、という意味。
  • 破:今まで学んで身につけた教えから一歩進めて他流の教え、技を取り入れることを心がけ、師から教えられたものにこだわらず、さらに心と技を発展させよ、という意味。
  • 離:破からさらに修行して、守にとらわれず破も意識せず、新しい世界を拓き、独自のものを生みだせ、という意味。

そして、もちろん守破離は単に武道の世界だけの教えではありません。学問も経営も技術も、すべてにあてはまります。師に教えられて師に止まっていては発展はないからです。

例えば、守破離の精神がなく、古武道に出発して古武道の中で止まっていたとします。その場合、後継者としての存在価値はありません。師をしのぎ、伝統を越え、親を超越して、より高い次元に発展成長してこそ文明の進歩があるのです。守破離とは、そのようなことを意味している言葉なのです。

では、プレゼンテーションにおける守破離とはどいういうことなのかを解説していきます。

[本の紹介に特化したプレゼンテーション術7選]に、プレゼンテーションスキルを7つ書いています。まずは、ここに書いてあることを参考にしていただければと思います。

もちろん、1回でパーフェクトにできるとは限りませんから、何度かトライしてみていただきたいです。そうすると、意識していなかった時よりも格段に上手くプレゼンテーションできると思います。これが、「守」の段階だと思います。

自分のプレゼンテーション(本の紹介)に気を付けるようになると、他の参加者の工夫が分かるようになってきます。「あ、この人はナンバリングしていて分かりやすいな。」とか、「この人の話の構成は、倒置を使ってて引き込まれるな。」とか色んな点で気づくようになると思います。

ここからが、「破」の段階です。他の参加者のプレゼンテーションで上手だと思った点を、どんどん自分にも取り入れていくのです。そうすると、一気に自分のプレゼンテーションの幅が広がり、楽しくなってきます。

最後が、「離」の段階です。「守」「破」の段階で習得したスキルや経験を一旦すべて忘れて、ゼロベースで考える段階です。他のプレゼンテーションからヒントを得るのではなく、より幅広い分野からヒントを得ることで、今までの枠にとらわれずに発想することができるのかなと思います。

ぜひ、自分流にプレゼンテーションをアレンジして、より効果的な方法を身に付けてください。

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