読書の効果7:偉人との対話、贅沢な時間

最後の読書のメリットです。それは、偉人との対話を楽しむことができるということです。書籍には、もちろん著者がいます。全然知られていない、有名でもない著者もいますが、大半は各業界で一線級の人が本を書いています。

そして、そうした著者が自身の主義・思想を背景に著書をあらわしているのです。そのため、時系列に従って1人の著書を読んでいくと、その人の主張が変遷していく様子が分かります。また、歳月を経ても変わらない一貫した主張というのも理解することができます。

読書をするということは、そうした著者との対話の時間なのです。つまり、著者の主義・主張を読み解き、「なぜそう考えているのか?」と理由を考えたり、場合によっては「ここは違うんじゃないか?」と反論したりしながら、楽しむことができるのです。そうした対話の時間の中で、自分が考えていたことが間違いであったと分かることもありますし、ボンヤリとしていた部分が明確なビジョンとなることもあります。本当に貴重な時間を過ごすことができるのです。

私には数名のとても信頼をしている著者の方がいます。いずれの方も直接時間をもらって対話をするのは難しい方ばかりです。ところが、読書であれば、そうした人たちが考えていることを教えてもらったり、疑問を解消したりすることができるのです。

この読書のメリットは非常に貴重です。例えば、オバマ大統領と対談をして、考えていることを詳しく知りたい。また自分が持っている疑問も解消したいと考えたとします。もちろん、現実的に考えて、実際にオバマ大統領に時間をもらうことは、まずできないでしょう。しかし、書籍であれば誰でも読んで対話することができます。高くても、数千円のお金を払えば、地位や性別、年齢、民族に関係なく、平等に情報にアクセスすることができるのです。

この著者との対話が、読書の最後のメリットです。

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