読書習慣の身につけ方

読書習慣が身に付いている人は、読書は何て多くの効果があり、貴重な体験なんだと思っていることでしょう。そして、読書をしない人を見ると、「読書をしないなんて、何て勿体ないことをしているんだ!」と思うと思います。

しかし、読書習慣がない人にとっては、その読書の良さを説明されても、実践するには幾つかの障壁があると思います。

読書習慣のない人の中には読書はしたいが、読書習慣がなくて、本が読めないと困っている人もいるんじゃないかと思います。また、読書はしようとしているんだが、時間がないという人もいると思います。さらに、読書はしてるんだが、読書に割ける時間が短くて本がなかなか進まなくて困っているという人もいると思います。

要は、読書習慣の身に付け方が分からないということだと思います。

一度、読書が習慣になってしまえさえすれば、読書をすることは簡単です。別に頑張らなくても読書をすることができます。なぜなら、読書をすることが習慣になっているからです。

例えば、皆さんも歯磨きをするという習慣があると思います。その歯磨きを「頑張って」毎日行っているという人はいないと思います。当たり前のこととして歯磨きをしています。その時間の確保に四苦八苦することもないですし、努力感も全くありません。それどころか、歯磨きをしていないと、気持ちが悪くて、「早く歯を磨きたい。」という気持ちになります。

それは、歯磨きだけでなく、入浴も食事も洗濯も同様です。それらに共通することは、習慣であるということです。習慣になってしまえば、時間の確保は簡単です。確保しているという感覚すらありません。努力して行っているわけでもありません。そのため、頑張る必要もなく、行うことができるのです。これが習慣の力です。

もちろん、この習慣の力は読書にも当てはめることができます。時間がないと思っていた人も、読書が習慣になれば時間の捻出に悩まされなくなります。活字に抵抗があった人も、逆に本を読まない日が続くと気持ち悪くなってしまいます。読書速度も慣れと知識量の問題ですから、自然と速くなります。逆に遅いままという方が難しいと思います。

この魔法のような習慣の力ですが、どのようにして身に付ければいいのでしょうか?

この習慣を身に付ける最初の段階が、実は1番難しいです。何故なら、習慣が身に付いた後は無意識的に行動ができますが、習慣が身に付く前は意識的に行動する必要があるからです。習慣が身につくまでの間は、「努力」しなければならないからです。

そこで私がお薦めする読書習慣の身に付け方は、優先順位を変えることです。時間は誰にとっても有限で平等です。全員、1日24時間しかありません。読書習慣がない人の場合、読書以外の行為で24時間はぎっしり埋まっています。その中で読書のための時間を捻出することは難しいと思います。それならば、思い切って読書を優先的に行うしかありません

読書を優先的に行うというのは、今まで夜10時まで残業をしていた人は、思い切って9時に仕事を切り上げて、1時間を読書の時間に充てるということです。つまり、残業の1時間<読書の1時間という優先順位にするわけです。他にも、飲み会の1時間<読書の1時間にしたり、テレビの1時間<読書の1時間にしたりという様に読書を優先するようにするのです。

また、読書習慣を身につけるためには、読書会に参加することもいいと思います。読書会に参加することで読書家に触れて感化されたり、「読書会までに本を読む。」という目標を持てたりとソーシャルプレッシャーを受けることができます。この読書会に参加するということも、思い切って読書の優先順位を変えることだと思います。

そうしなければ、日常生活を何も変えることなく、読書習慣をオンする(加える)ことは難しいと思います。忙しい現代人に、そんなすき間はないんじゃないかと思います。もちろん、一旦読書が習慣になってしまえさえすれば、既に述べたように読書をすることは苦痛ではなくなります。それどころか、進んでやりたいことに変わるのです。そのように習慣化するまでには、21日間の継続が必要だと言われています。

空気を吸うように読書ができるようになる。そんな読書習慣を身につけるには、意識的に読書を優先する数週間が必要だと思います。

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