読書の罠4:読んで満足の罠

読書をして終わり、という方も多いのではないかと思います。しかし、読書をして満足で終わってしまっては、読書をした意味がありません。インプットした情報・知識・考え方をアウトプットする必要があると思います。

例えば、人生に衝撃を与える位の良書に出会ったとします。そして、その良書を感激しながら読みました。それから、5年後、その人に尋ねます。「あの本、どんなことが書いてあるの?」と。そして、もし答えに詰まってしまったら、どうでしょうか?

もし、人に訊かれたり、説明しようとして言葉が出てこなければ、読んでいないのと同じだと思います。せっかく読んだ本もアウトプットしなければインプットしていなかった状態と変わらないわけですから。そのため、どんなに人生に衝撃を与えた本であったとしても、その本で実際に人生が変わることはないと思います。なにせ、もう覚えてない訳ですから。

そう考えると、読書の最大のステップは、インプットした情報・知識・考え方をアウトプットするところにあると思います。

そのアウトプットは、人に伝えることだけに留まりません。実際に行動に移すところも含みます。もちろん、人に伝えることによって、記憶もより鮮明になり、長期間保存されるようになりますから、それはとてもいいことだと思います。

なので、人に伝えないよりは伝えた方が絶対にいいと思います。その伝え方も、リアルの場で家族や友人、読書会の場で伝える方法もありますし、Web上でブログやFacebookで伝えるという方法もあると思います。私の場合は、読書会の場とブログで人に伝えることが多いです。

しかし、人に伝えるだけではなくて、実際に行動に移すことが最重要だと思います。例えば、マーケティングの本を読んで勉強した場合、「最近は、こんな新しい方法が効果的らしいよ。」と人に伝えるだけでなく、実際にその方法で集客をしてみることが重要だと思うのです。本に早起きの方法が書いてあったら、自分の生活にもその方法を取り入れるのです。

そうしたことは、もちろんノウハウ本以外においても有効です。日本の経済状況を理解して、これからはアジアの時代だといことを理解したら、自分の引越し先の候補に東南アジアも入れて検討してみるのです。(実際、私は10年以内に東南アジアへの移住を検討しています。)

当然、本の中には今すぐ実行に移せないことも沢山書かれていると思います。では、実践できる範囲でいいので生活を少しづつ改善していくこと、そして実践できなくても、そうした視野を持つことが大切だと思います。なぜなら、時間とともに成長したり、状況が変わったりした時に選択肢に入ってくる可能性があるからです。

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