読書会の魅力2:読書習慣が身に付く

読書会に参加していると、読書習慣が身に付きます。この読書習慣が身に付くことは、非常に大きなメリットです。なぜならば、読書というのは、7つの習慣で言うところの「第2領域」です。この第2領域は、緊急ではなく、重要なことですから、先延ばしにしても直近では何の影響も出ないわけです。しかしながら、5年後・10年後には大きな影響を及ぼします。

実際に、読書会で3000人以上の社会人の方にお会いしていますが、「頭がいい」とか「知識量が豊富」とかいう人は、皆読書家です。学歴は関係ありません。高学歴でも読書をしない人は、あっという間に読書家に差を付けられてしまいます。逆に、学歴がなくても職歴がなくても読書量が多ければ、あっという間により高い視野でより深く物事を考えられるようになります。

その大変貴重な読書習慣ですが、読書をしない人が身に付けるのは、なかなか大変です。活字を読むというのは、音楽を聞いたり、映像を観たりするよりも多くのエネルギーを必要とするからです。そのため、主体的に意識的に「読書をしよう。」としないと、読書をすることができないです。通勤時間中に、イヤホンを耳に入れておけば流れてくるオーディオとは、かなり違うわけです。

さらに、現代人の生活は非常に忙しいですから、本を読むための時間も捻出しにくいです。本を読もうと思ったら、一定の時間、他のことを考えずに、目の前の本だけに集中することが必要だと思います。ところが、現代人はスマートフォンで常に誰かと繋がっていますから、30分や1時間、誰にも邪魔されずに本にだけ集中するということが難しくなっています。そんな中、「読書の時間を確保しよう。」と思うと、スマートフォンの電源を切って、静かなカフェに入ってみるなど意識的な行動が必要になるわけです。

このように読書はエネルギーも使いますし、時間の確保も難しくなってきていると思います。そこで、読書習慣を身に付けるために、読書会は非常に有意義なのです。なぜなら、読書会に参加するとソーシャルプレッシャーを受けることができるからです。

ソーシャルプレッシャーというのは、神田昌典氏が「バカになるほど本を読め」の中で書いていたことですが、「この人ができるなら、自分もできるかもしれない。」「みんなが変わっているのだから、自分も変わらなきゃいけないのでは?」などと自分の行動を変容させるきっかけとなる、他人からの影響のことをいいます。

読書会に参加しようと思うと、まず本を読まなければなりません。本を媒介にして人が集まるわけですから、「自分は紹介する本がありません。」というわけにはいけません。そのため、読書会に申込んでしまえば、半ば強制的に自分に本を読ませることができます。それも、継続的に読書会に参加すれば、継続的に本を読むことになります。そうすると、いつの間にか読書が習慣になっていきます。

さらに、読書会に参加すれば、そこで出会う主催者も他の参加者も読書家である割合が高いわけです。そうすると、普段の身の回りには月に1冊以下の読書量の人が大半かもしれませんが、読書会の場では月に5冊以上が当たり前、というようなことが起きます。自分と同じ年代で、同じように忙しい日々を送っている人たちが、毎月毎月圧倒的に読書をしている様子を見ると、自分も感化されます。そうすると、読書のモチベーションを高く保つことができ、読書が習慣になっていきます。

また、自分と同じように読書習慣のない参加者が読書会にいたとします。しかし、最初は同じくらい読書をしない人だったのに、上記のような理由から、その人もどんどん読書をするように変わっていきます。その変化を隣で見ていると、「自分も変わっていかなきゃ。」と思って、負けじと頑張ることができます。そのようにして、周り参加者の成長度合いを見て、読書が習慣化される人もいます

こうして、読書会に参加することで、特に継続して参加することで、いい意味でソーシャルプレッシャーを受けて、読書習慣を身に付けることができます。この変化によって、自分に圧倒的に自信が付き、毎日が充実して楽しく感じるようになります。そんな知的習慣が身に付くのも、読書会の良さの1つです。

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