
時間管理の前に知っておくべきこととは?
実は時間管理は、ある特定の人にしか意味がありません。
それは、「目標を持っている人」です。
そうです。目標がない場合は、時間を管理する意味がないのです。なぜなら、時間管理とは同じ時間で効果を最大限にするための試みだからです。
その際に、目標がなければ効果を最大にする理由がなくなるわけです。
さらに、もう1つ時間管理をするために必要なことがあります。
それは、「手帳を使うこと」です。
これは紙の手帳でもいいですし、Googleカレンダーのような電子媒体でも構いません。
わたしは、紙の手帳を使っています。なぜなら、自由度が高いからです。ささっと図を書いたり、本来ないところにチェックリストを作ったりと自由にフォーマットを変更できるからです。
また、紙だと手書きすることになりますが、それも気に入っています。手書きをしていると、脳が活性化するような感覚があるからです。
ということで、時間管理の前に、まず目標を定めること。そして、手帳を用意すること。これをおこなってください。
20代で習得すべき時間管理3つのポイント
時間管理は、仕事の基本です。そして、成果を大きく左右します。なぜなら、時間は万人に平等に与えられたリソースだからです。
お金も才能も、平等ではありません。生まれた瞬間に差があります。ところが、時間だけは完全に平等です。なので、「時間管理」術を身につけることは重要です。
では、3つのポイントを紹介していきます。
ポイント①頭の中に記憶しない
ToDoを頭の中で管理している人がいますが、これは全て書き出す方がいいです。
人のメモリは、そんなに優秀ではありません。1回のメモ書きの方が、頭の記憶よりも正確です。劣化することもありません。なので、ToDoは一元管理して、すべて手帳に書き出しましょう。
なにをすればいいんだっけ?と思った時に、手帳を見ればいいという安心感を持つことできます。そうすることで、仕事の漏れもなくなり、ストレスも軽減できます。
ポイント②自分の予定を入れる
手帳を開いた時に、他人との予定だけ記入されている場合、要注意です。手帳には他人との予定以上に、自分の予定を入れるべきです。自分の予定とは、ToDoです。
朝起きて、10個のToDoがあるとしましょう。もちろん、その10個には均等に時間がかかるわけではありません。5分で終わるものもあれば、1時間かかるものもあると思います。
それらのToDoを手帳を使って、いつやるか決めていくのです。そうすると、空いてる時間が浮かび上がってきます。もしくは、今日は1日びっちり予定が詰まっていて、暇がないということも分かるようになります。
他人との予定だけを入れている人は、自分のToDoの工数を見積もれていません。なので、締め切り直前になって慌てたり、仕事の漏れが発生したりします。
ポイント③手帳を習慣化する
手帳を見る習慣を身につけてください。例えば、1日の始まりや仕事に取り掛かるとき、また夜の就寝前などの時間です。
節目節目で手帳を取り出し、見る習慣を身につけてください。
そうすると、新たなToDoを思い出したり、忘れていたToDoに気づくことができます。または、空き時間を発見して、この時間を何に使おうか?と考えることもできます。そうすると、不意に空いた時間を生産的に使えるようになります。
手帳を見る習慣のない人は、なんとなくダラダラと空いた時間を使ってしまいます。そのちょっとの差が1ヶ月、半年、1年と続くと、雲泥の差になります。
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20代読書会の開催情報
日時:04月08日(土)09:30-12:00
参加者:28名(男性:19名、女性:9名 初参加:7名、リピーター:21名)
参加費:500円(会場での現金支払い)
会場:東京都中央区日本橋の公共スペース
アクセス:
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅 6番出口 徒歩2分
東京メトロ日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩5分
東京メトロ東西線茅場町駅 4a出口 徒歩10分
都営地下鉄浅草線 人形町駅 A5番出口 徒歩7分
20代読書会で紹介された本
2022―これから10年、活躍できる人の条件
著者:神田 昌典
世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか
著者:ピョートル・フェリークス・グジバチ
眼の誕生
著者:アンドリュー・パーカー
トップ1%に上り詰める人が大切にしている 一生使える「仕事の基本」
著者:鳥原 隆志
こいつできる! と思われる いまどきの「段取り」
著者:野田 宜成
トヨタの片づけ
著者:OJTソリューションズ
未来の働き方を考えよう
著者:ちきりん
LIFE SHIFT
著者:リンダ・グラットン
20代読書会参加者の感想
休日がとても充実する。考えることができる。アウトプットする機会ができる。(28歳・男性)
日頃、会社内の人とでは話題にならないことも話が出たり、とても勉強になりました。(28歳・女性)
様々な世界を知ることができた。(21歳・男性)