
人は短期ではもう勝てない? AIが資産運用の主役に
日経で、AIに関する記事が掲載されました。一部を抜粋すると、このようなことが書かれています。
最近ではブラックマンデーの時に空売りで大儲けしたポール・チューダー・ジョーンズ氏が、運用成績の低迷を受けてAIを使った運用にかじを切った、といった話が伝えられています。これは、ジョージ・ソロス氏やポール・チューダー・ジョーンズ氏のような、人間一人の抜きんでた才覚でやってきた20世紀型のファンドが白旗を掲げ、機械運用を始めているということなのでしょう。
ジョージ・ソロス氏でもAIに勝てない…
孫正義氏が2045年に人工知能のIQが10000に到達すると予言してますが、その一端を見た気がします。
記憶力や論理力、計算能力など左脳的な能力で人工知能に勝負を挑むのは、もう無理なようです。それは、人間の脚で新幹線と勝負をするのと同じくらい馬鹿げた試みだと思います。
さらに、先日もっと衝撃的な記事をMITテクノロジーレビューで見つけました。一部を引用します。
世界最大級の投資銀行ゴールドマン・サックスは金融取引の自動化を進め、全社員の3分の1がエンジニアになった。2000年には600人いたニューヨーク本社の株式トレーダーは、今では2人しかいない。
なんと…ゴールドマンサックスの米国本社のトレーダーが600人中598人クビになっているのです。
世界最高レベルのトレーダーですら、機械に代替されてしまうとは…
いやむしろ、世界最高の高給取りだったからこそ機械に代替されたのかもしれません。なぜなら、機械化によるコストメリットが大きいからです。
そう考えると、先進国で給与水準の高い日本人労働者も対岸の火事では済まされないと思います。10年、20年のうちに多くの仕事が機械化されることは容易に想像できます。
そんな中で、どうすれば生き残れるのか?
それを考えるのに、とても面白い動画があります!孫正義氏、羽生善治氏、山中伸弥氏、五神真氏による対談です。
YouTubeで無料で観れますので、興味のある人はご覧になってください。SoftBank創業者、歴代最高棋士、ノーベル賞受賞者、東大総長によるとても豪華な対談です。
これが無料で観れるということもすごい時代です。
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20代読書会の開催情報
日時:04月15日(土)09:30-12:00
参加者:28名(男性:19名、女性:9名 初参加:7名、リピーター:21名)
参加費:500円(会場での現金支払い)
会場:東京都中央区日本橋の公共スペース
アクセス:
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅 6番出口 徒歩2分
東京メトロ日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩5分
東京メトロ東西線茅場町駅 4a出口 徒歩10分
都営地下鉄浅草線 人形町駅 A5番出口 徒歩7分
20代読書会で紹介された本
嫉妬と自己愛
著者:佐藤 優
うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか
著者:ローラ・ヴァンダーカム
マイクロバイオームの世界
著者:ロブ・デサール
顔ニモマケズ
著者:水野 敬也
印象力で夢をかなえる。
著者:重田 みゆき
人工知能の核心
著者:羽生 善治
Yの悲劇
著者:エラリー・クイーン
マンガを「見る」という体験
著者:鈴木 雅雄
責任と判断
著者:ハンナ・アレント
2022―これから10年、活躍できる人の条件
著者:神田 昌典
上京物語
著者:喜多川 泰
流される力
著者:泉 正人
Q思考
著者:ウォーレン・バーガー
20代読書会参加者の感想
仕事に活かせる。(30歳・女性)
話したいことをもっと分かるように話せるようになりたい。(24歳・男性)
知識・情報量の重要性を改めて気づかされた。(24歳・男性)
みなさんのinput、output力がすごく参考になった。(24歳・男性)
いろいろなジャンルの本の話が聞けてよかった。(24歳・男性)
色々なジャンルの本が知れて、面白かった。(26歳・男性)
自分の知らない視点があった。(24歳・男性)