「人工知能は人間を超えるか」で、未来の働き方が見えた!!

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人工知能は人間を超えるか

初版:2015年03月10日
出版社:KADOKAWA
著者:松尾 豊

人工知能は人間を超えるかは、こんな人にオススメ

1.人工知能について知りたい方
2.自分の仕事の将来性を確かめたい方

人工知能は人間を超えるかの内容

1.人工知能は、どんな仕事ができるのか
2.人工知能の歴史と課題
3.人工知能発展の予想

人工知能は人間を超えるかで、未来の働き方が見えた!!

人工知能は、すべてのホワイトカラーの仕事を代替しうる技術

な、なんとも衝撃的な…

これは本書で、松尾豊氏が述べている人工知能に対する評価です。

ちなみに、人工知能でどんなことをできるかご存知ですか??

将来的にはホワイトカラーの仕事をすべて代替してしまう可能性がありますが、本書に書かれていた現段階での人工知能の実力を紹介したいと思います!

まず、医療です!
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クイズ番組で優勝したワトソンの技術は、今後、医療分野にも応用されるという。蓄積された膨大なデータから、患者の治療方針を的確に示す。がん治療のケースでは、専門の医学誌42誌のデータや、臨床医療データが取り込まれ、60万件に及ぶ医学的根拠や150万人分の治療カルテが判断のもとになる。長年、がんを専門に治療してきたベテランの名医よりも、経験の豊かな医者になりうるのかもしれない。

なんだか、もうFS映画の世界みたいですよね。こんなことが可能なのか…と驚きです。

次に、自動運転です!これは有名ですね。
自動運転

自動車を自動で操縦する自動車運転技術も衝撃的である。
グーグルが開発中の自動運転車は、市販車にシステムを積んだ車でこれまでにカリフォルニアなどの道路を100万マイル(161万キロ)走らせ、2015年には独自の試作車で公道テストも開始するという。その間、起こした事故はわずかに2回。自動運転ではなく人間が運転していたときの事故と、赤信号で停車中に後続車に追突された事故だけだ。人工知能が運転することで、人間よりも安全に運転することができる。
自動運転ができるようになれば、障害者や高齢者にも移動手段を提供できる。

人間よりも安全に運転できて、障害者や高齢者の移動手段になるのはいいですね。「自動車」のパラダイムが変わります。そして、自動運転はさらに大きな変化を与えそうです。

グーグル創業者のセルゲイ・ブリン氏によれば、現在、市街地の30~50%が駐車場として使われているが、人々が自動車を持つことをやめ、必要なときに自動運転の車を利用するようになれば、駐車場はずっと少なくて済むし、また、交通渋滞も解消される。

交通渋滞がなくなる!!これは最高です。

そして、次はドローンです!実は、これも人工知能だったんです。

飛行機やヘリコプターも人工知能が操縦するかもしれない。アマゾンは、ドローン(小型無人飛行機)での配送サービス、アマゾン・プライム・エアーを発表した。早ければ2015年にもスタートする。目標は、顧客が注文した商品を30分以内に届けることである。

※ドローンの詳細を知りたい方は、[「空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?」で、ドローンに魅了された!!]をご覧ください。

これらの技術は、空想の話ではありません。現実です。その証拠に、各研究機関が警鐘を鳴らしています。
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いつの日か、人工知能が大量の失業者を生み出すかもしれない。
2014年、英国デロイト社は、英国の仕事のうち35%が、今後20年間でロボットに置き換えられる可能性があるという報告を発表した。年収550万未満の人は、年収1800万以上の人と比べて、機械に仕事を奪われる確率が5倍以上高いという。
さらに、オックスフォード大学の研究報告では、今後10~20年ほどで、IT化の影響によって米国の702の職業のうち、約半分が失われる可能性があると述べている。米国の総雇用のなんと47%が、職を失うリスクの高いカテゴリに該当する。
書類作成や計算など、定型的な職務はすでに機械に置き換わりつつある。『機械との競争』を書いたアンドリュー・マカフィー氏によると、米国では、会計士や税理士などの需要がこの数年で約8万人も減っているという。

数字にばらつきはありますが、1/4から1/3の仕事が人工知能に置き換えられるようです。それも、100年先ではなく、今後20年間で起きるのです。もうすぐそこまで来ている未来です。

こうした事実を見るとパニックになる人もいると思います。しかし、ご安心ください。松尾豊教授は、一方でこうしたことも述べられています。

「科学技術の発展はいまに始まったことではなく、そのたびになくなる仕事もできるが、代わりに新しい仕事が必ずできる」ということである。
これまでの2000年間はそうであった。たとえば、耕作機ができて人間は田畑を耕さなくてよくなったが、耕作機をつくる人間、耕作機を使う人間、そして売ったり維持したりする人間が必要になった。したがって、心配するには及ばない。

はい、そうです。人工知能で失くなる仕事もあれば、新たに生まれる仕事もあるのです。

そこでは、何が重要になるのでしょうか?

それは、変化することです。

いまの仕事に固執をしていたら、尻すぼみになることは目に見えています。だから、新たなテクノロジーを受け入れ、変化することが大事です。

これは、明治維新と同じです。江戸時代末期に「刀」にこだわってる人がいたら、明治時代には取り残されてしまうでしょう。だから、時期が来たら、刀を捨ててちょんまげを切るのです。

その明治維新を生き延びるくらいの変化が、いまも求められていると感じます。

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの1

初版:2015年03月10日
出版社:KADOKAWA
著者:松尾 豊

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