職業不明という働き方

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職業不明という働き方

今、中田英寿氏の職業って、何だと思いますか?

上手く答えられない人が多いのではないでしょうか。

「うーん、世界各地を回って、チャリティーサッカーみたいなこともやっていたし、ブラジルW杯の時は日本酒バーを現地に開いていたし、何をやってるんだろう?」

そう考える人が多いと思います。

中田英寿氏も、インタビューの中で「国によって名刺の肩書を使い分ける」と言っていました。
例えば、サッカー選手という肩書の時もあれば、財団理事という肩書の時もある、と。
他には、堀江貴文(ホリエモン)氏の職業って、何だと思いますか?

以前は、ライブドアの社長!と答えられましたが、今は…。何でしょう?

ホリエモンは、著書の中で以下のような表現をしていました。

「今の僕も、「堀江さんの現職は何ですか?」と訊かれるけど、うまく答えられない。会社も経営しているけど、ロケット事業や作家、コラムニストに評論家にミュージカル出演に…どれも楽しくやっている。
シンプルに実業家と呼ばれるけど、しっくりきているわけではない。そう呼びたければどうぞ、ぐらいのものだ。」

(『君がオヤジになる前に』より)

なるほどですね。

他にも、本田直之氏の職業も分かりにくいなと感じてます。
レバレッジコンサルティングの社長もしていますが、エンジェル投資家でもあり、ワイン講座の講師もしており…。職業を一言では説明できない人です。
ノマドという働き方で注目された安藤冬美氏も情熱大陸のインタビューの中で、ホリエモンと同様の回答をしています。

「うーん、職業を訊かれると答えづらいですね。敢えて答えるとしたら、フリーランスですかね。」と。

・では、あなたの職業は何ですか?

この質問に対して、あなたはどういう答え方をしますか?

「○○会社で、営業をやっています」

「××会社の経理部門で働いています」

「△△会社に常駐して、システム開発をしています」

現職に応じて、様々な回答があると思います。

ところが、中田英寿氏やホリエモンのように答えにくいという人が増えてきているように感じます。そして、そうした働き方が、今後主流になってくるような印象を受けています。
もちろん、人に言えないような悪い仕事をしている、という意味ではありませんよね(笑)
「いい大学を卒業して、いい会社に就職して、定年まで勤め上げ、年金暮らし」という生き方・働き方が終わったと思っています。(少なくとも、今の20代の方は)

そして、今まで巨大資本がないとできなかったようなことが、今は個人でできる時代です。例えば、Facebookで広告を出したり、WEBサイトを作成したり、メルマガを発行したり。
ほとんど知識がなくても、スキルがなくても、誰でもできるようになっています。

セミナーを開催したければ、個人で会場を予約して、集客する。そして、一度参加してくださった方がコミュニケーションを取れる仮想コミュニティを用意する。こうしたことが、ほとんど経費をかけずに実現できます。
実際に、私も読書会を毎週開催していますが、こんなことを個人で行うなんてことは、以前はできなかったんだろうと思います。

何が言いたいかと言うと、1つの会社に頼って生きていくことができなくなった時代であるということ。
そして、個人でアイデアを出し、工夫して稼ぐことができる時代になったことで、社外で自ら仕事を創出して、自分の職業の定義が難しいという人が増えていくと思います。

今は少数派かもしれませんが、遠くない将来は安藤冬美氏の言うようなフリーランスが主流になる時代が来ると思います。
それは、遠い未来ではありません。

ワークシフトに書かれているように、2025年には超巨大企業と、そのプラットフォームを生かして仕事をするフリーランスに二分されているかもしれません。
もちろん、その超巨大企業で働くサラリーマンの方も多くいると思いますが、フリーランスという働き方が今のようにマイノリティではなくなると思います。

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