開催報告:怒りを力に変えるたった1つの方法とは?

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怒りに負けて後悔したこと、ありませんか?

怒りに任せた言動は、大抵うまくいきません。なぜなら、怒っているときはIQが下がっているからです。今回、読書会で怒りを力に変える方法を教えていただきましたので、シェアします。

20代読書会in東京

日時:01月24日(水)19:30-22:00

参加者:6名(男性:5名、女性:1名 初参加:0名、リピーター:6名)

20代読書会in東京の感想

様々な意見と価値観に出会えました。(26歳・女性)

皆さんの仕事についての話が聞けて楽しいです。(24歳・女性)

参加者の問題意識から、今何を知るべきか改めて向き合うことができました。(24歳・男性)

自分のよく知らない分野の本を知ることができた。(22歳・女性)

色々なジャンルに触れることができて、今回も楽しめました。(28歳・男性)

怒りは、悪ではない

怒りなんて感情は、なくしてしまったほうがいいんじゃないか。そう考えたことありますか?

たしかに、怒りに任せて言った言葉や、怒りに任せて取った行動を後悔することは多いでしょう。しかし、「怒り」自体は悪ではありません。「どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた」にも書かれていますが、怒りや不安、恐れなどネガティブと言われる感情も、人間にはとても大切です。

どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた

なぜなら、怒りなどのネガティブな感情がなければ、幸せや楽しさなどポジティブな感情のありがたみもわからないからです。なので、人生を豊かに、幸せに生きるためにも、怒りなどの感情は必要です。つまり、必ずしもポジティブな感情だけが意味があるわけではありません。ポジティブな感情とネガティブな感情の両方が、大切なのす。

また、仮に、怒りや不安、恐れなどのネガティブな感情がなかったら、人間は現代まで生き残ることができなかったでしょう。なぜなら、危機を回避することも、困難を克服することもできなかったはずですから。そのため、「どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた」にあるとおり、怒りに負けず、怒りをコントロールすることが大切です。

コントロールするとは、怒りを力に変えるということです。これが大切なことです。

百田尚樹さんも「鋼のメンタル」の中で、挫折を原動力にすることの大切さを述べていらっしゃいます。挫折感というのもネガティブな感情です。もしコントロールすることができなければ、挫折を経験するたびに、挑戦を諦めてしまうことでしょう。しかし、感情をコントロールし、挫折感を力に変えることができる人は、挫折を味わうたびに大きく成長することができるのです。

怒りも同じです。はらわたが煮えくり返ることもあるでしょうが、その度に大きな力を手に入れているのです。

怒りに、負けない

すでに見たように、怒りは必要な感情ですが、怒りに呑まれてしまっては幸せになれません。

なぜなら、怒りや恨み、嫉妬などのネガティブな感情は、非常に疲れるからです。相手を攻撃しているようで、自分自身がもっともダメージを受けて、辛くなります。こうした感情に呑まれていては、幸せにはほと遠いでしょう。

「リーダーを目指す人の心得」に、コリン・パウエル氏の「自戒の13か条」が載っています。その2つ目が、「まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ」です。コリン・パウエル氏は元陸軍大将で黒人初の国務長官となった人です。少し時代が違えば、黒人初のアメリカ大統領になっていたかもしれません。

リーダーを目指す人の心得

そんな偉大な人物でも、「まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ」と言っているわけですから、コリン・パウエル氏も怒り狂うこともあったのかもしれません。そして、それに呑まれることなく、乗り越えて対処することの大切さを「自戒」として説いています。こうしたところを見ると、コリン・パウエル氏ですら、怒りで失敗したことがあるのでしょう。なんだか、すこし安心します笑

では、どうすれば怒りに負けず、怒りをコントロールできるのでしょうか?

「どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた」には、メタ的に考えて対処せよ、と書かれています。

メタ的に考えるとは、怒りを1個上の視点から捉え、自分はなぜ怒っているのだろう?とか、相手は、なぜこんなことをしたのだろう?とか、そういうことを考えてみよということです。

怒ってるときに、そんなことを考えられるのか?と思うかもしれませんが、これらのメタ思考は「怒り」にとても効果的です。

なぜなら、脳には感情をつかさどる部分と理性をつかさどる部分があり、両方を同時に働かせることはできないからです。すこし詳しく言うと、感情は大脳辺縁系の中の扁桃体が、理性は大脳皮質の中の前頭葉が担当しています。

そして、感情的になっているときは扁桃体が活性化しており、前頭葉は非活性になります。逆にメタ思考のように理性的なときは前頭葉が活性化しており、扁桃体は非活性になります。そのため、メタ思考をしながら、怒り狂うということは脳のメカニズム的に、できないことなのです。

すこし話はそれますが、IQが高い状態というのは前頭葉を使っているときです。そのため、怒り狂って前頭葉の動きが止まっていると、必然的にIQは下がります。怒りのために、あとで後悔するような言動をしてしまうのは、これが原因です。

では、肝心のメタ思考ですが、どうすればメタ思考ができるのでしょうか?

1番簡単な方法は、紙に書くことです。

怒りを感じたときは、真っ白なA4に思うがままに、感情を書き出してみてください。その上で、自分の怒り自体を考察してみるといいでしょう。なぜなら、自分の怒りについて書く(つまり、言語化)はメタ思考で理性的な行為だからです。

紙を引っ張り出して、文字を書き始めた瞬間に、扁桃体の働きは収まり、怒りも鎮まっていきます。わたしも、よくこの方法を取っていますが、とても効果的です。1分でも5分でも大丈夫です。すこしでも紙に書けば、IQが高まり(前頭葉が働き始め)、後悔するような言動は滅多にしなくなります。

怒りを、力に変えるたった1つの方法

笑顔

怒りを力に変える魔法の問いがあります。それは、「では、どうすればいいか?」という問いです。A4用紙の上部に、この問いを書いて、その問いに回答を書いていくのがオススメです。

人間の思考は、問いと回答の2つで成り立っています。問いを立てることなく、思考をすることはできません。そして、人間は1日に6万回の問いを、自分自身にしているそうです。90%以上の問いと回答は無意識的に行なっているので、自覚はありません。

なので、怒り狂ったときに、「では、どうすればいいか?」と紙に書いて意識的に問うてみると、無意識に問いに対する答えを考え始めます。

そのとき、まさか「相手を刺し殺してやろう」とか、「罵詈雑言浴びせてやろう」とか、「殴り倒してやろう」なんてことを考える人はいないでしょう。すこし頭をかすめたとしても、「本当にそれでいいのか?」という新たな問いが出て、軌道修正することができるでしょう。

結局は、「ムカつく相手よりも、ダントツの結果を出す」とか「相手は変えられないから、イライラしないように接触回数を減らす」とか、「腹わたは煮え繰り返るけど、礼節をわきまえた行動は必要だ」とか、大人な結論にたどり着くでしょう。

そして、ネガティブな感情は、なかなか1回で断ち切れないことが多いです。一度怒りが鎮まっても、ふとした瞬間に再発することないでしょうか。その度に、怒りに呑まれていると、だんだんと自分が消耗してしまいます。ところが、一度「どうすればいいか?」に答えを出しておけば、怒りが再発しても、同じ思考回路をたどって「ムカつく相手よりも、ダントツの結果を出す」という同じ結論にたどり着くことができます。

この「怒りと思考、そして、同じ結論」を繰り返していると、パブロフの犬のように、怒りを感じた瞬間に、途中の思考を飛ばして、理性的な結論が出てくるようになります。そうすると、「ああ、ムカつく奴が存在してるってありがたいな。だって、自分にモチベーションの薪をくべり続けてくれてるんだから」を思えるようになります。

こうなると、もう怒りは原動力となって、力に変えることができます。これが怒りを力に変える方法です。ぜひ、みなさんもネガティブな感情に悩むことがあれば、紙に書いて「どうすればいいか?」の答えを考えてみてください。きっと、役に立ちます。

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