「なぜか結果を出す人の理由」結果がでる努力、2つのポイントとは?

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なぜか結果を出す人の理由

努力=結果となっていますか?

努力>結果となっている場合は、正しい努力ができていません。結果がでる努力の2つのポイントを紹介します。


なぜか結果を出す人の理由

初版:2014年11月19日

出版社:集英社新書

著者:野村克也

なぜ、努力をしても結果がでない人がいるのか?

同じように頑張っている2人の人がいても、結果は同じようにはなりません。残酷なようですが、これが現実です。そうすると、努力は報われるという言葉が虚しく聞こえてしまいます。

みなさんも、努力をしたのに報われなかったという経験は、ないでしょうか?

わたしには、あります。そうした経験は悔しくて、辛いものです。そして、なんとかして結果を出せるようになりたいと切実に思います。

そんな方に、朗報です。実は、努力には2種類あると野村克也氏は言います。

往々にして、野球には「あの選手とこの選手は同じような素質なのに、なぜこうも結果が違うのか」ということがある。しかも、そこには「二人とも同じように努力をしているのに、なぜこんなに結果に差がついてしまったんだろう」という場合もしばしばある。さらには「あの選手はあんなにがんばっているのに結果が出ない」ということがある反面、「あの選手はたいして努力しているように見えないのに、なぜか結果を出す」という逆転現象のようなことすらある。がんばっている選手がさっぱり打てなくて二軍暮らしで、たいしてがんばっていない選手がレギュラーで今日もホームラン。こうなってくると、なぜ野球の神様はこんなにアンフェアなことをするのかと嘆きたくなるかもしれない。ところが、よくよく、その選手の「努力」と「成果」を見てみると、やはり原因と結果が強く結ばれていることがわかる。それは、正しい努力をしているのか、それとも、まちがった努力をしているのか、ということだ。

つまり、努力には①正しい努力と②正しくない努力があり、②正しくない努力は、どんなに繰り返しても、結果に結びつくことはありません。

なぜ一生懸命に努力をしても、いい結果が出ないのか。その答えは、実はとても簡単なことだ。努力の仕方がまちがっているのだ。つまり、同じ努力にも正しい努力と正しくない努力がある。努力に結果が伴っていない人というのは、正しい努力をしていないのだ。 正しくない努力、まちがった努力とは、考え方がまちがっている場合もあるし、無知や勘違いや思い込みによる場合もあるし、方向性や方法論がまちがっている場合もある。そこに気付いて正しい努力をすること、あるいは、正しい努力をするように仕向けてあげることなしには、いい結果は望めない。「努力」>「結果」という残念な式を「努力」=「結果」という理想の式に変えるためには、努力の中身を見直してみる必要がある。「がんばって努力したから、ちゃんと報われた。めでたし、めでたし」という成功物語は「がんばって正しい努力をしたから」という前提条件があってこそ「めでたし、めでたし」という結末につながるのだ。

正しい努力をして、初めて「努力」=「結果」となり、正しくない努力の場合、「努力」>「結果」となってしまいます。

頑張っているのに報われないという人は、努力の中身が正しくないからなのです。そして、正しくない努力をしてしまう原因は、考え方、無知、方向性など、あらゆるレイヤーに可能性があります。

正しい努力をするには、どうすればいいのか?

考える

正しくない努力を正しい努力に変えるは、3つのポイントがあります。

  1. 結果を受け入れる
  2. 課題に気づく
  3. 改善策に気づく

この3つです。

まず、第一に自分の結果を受け入れなければ、努力が正しいか正しくないかを判定することができません。ここでつまづいている人は、意外と多いです。”今日はたまたま調子が悪かった”のように外部に原因を追求し、自分の努力や実力の結果を受け入れられない人がいます。もっとひどい場合には、結果を数字で見ていないということさえあります。感覚的に、うまくいっているで済ませてしまっている人です。

なので、まず結果を数字で見て、受け入れることです。そこで初めて、正しい努力ができていないと気づくことができます。

次は、課題に気づくことと、改善策に気づくことです。正しい努力ができていないとわかったからといって、自分のなにが課題なのか?どう改善すればいいのか?は、わかりません。ここからが本当の努力の苦しみです。現状のままではうまくいかないことは分かっており、受け入れていても、何を改善すればいいのかにたどり着けなければ意味がありません。

そして、何を改善すべきかがわかっても、どうすれば改善できるのかがわからないと、結果は出ません。この段階は、課題にあたりをつけて改善策を試し、結果を見て、正しい努力だったか否かを判断していくしかないです。そうやって試行錯誤をして、正解を探り当てていくのです。

そして、野村克也氏は、ここで重要なのは「感じる力」だといいます。

「果たしてこれが本当に正しい努力なのかということを常に自問自答しなさい」
ゴロをとる練習一つにせよ、素振り一つにせよ、この努力は正しいのかどうかを自ら見極められる選手の努力は実る。そのためには、ただ数をこなしているだけの練習を続けていてはいけない。「俺はこんなにたくさんバットを振った」「こんなにたくさん投げ込みをした」と自己満足していても、いい結果にはつながらない。
宮本の財産は、正しい努力をする能力が高いことである。それは「野球選手にとって正しい道とは何か」を常にさがす意識が高いということだ。

そして、こう続きます。

一生懸命に努力をしているのに、なかなか結果が出ない人と、努力が報われている人の差は何か。それは、感じる力である。その人が何かができたりできなかったりということは、その人がまず何をどう感じるかということからしか始まらない。人は感じるから考える。そして、考えた通りに行なう。感じて、考えて、行なう。それが人間の行動の仕組み」の原理原則だ。

結果がでる努力、2つのポイントとは?

  • 正しい努力をすること
  • 努力を継続すること

この2つが、結果がでる努力のポイントです。正しい努力をすることについては、すでに説明してきた通りです。

そして、正しい努力と同じくらい重要なことが、努力を継続することです。なぜなら、努力と結果にはタイムラグがあるからです。そのため、努力をしても、すぐに報われることはありません。1年や2年、不本意な評価をされたり、屈辱的な態度を取られたりすることがあります。そうした状態は、非常に歯がゆくて、ストレスが溜まるものでしょう。

しかし、その中でも努力を継続することが大事です。なぜなら、正しい努力を継続することができれば、必ず報われる日が来るからです。

とはいえ、素振り一つとっても、この努力を一人黙々と続けるのは、そう簡単なことではない。単純なことをひたすら反復するのは苦痛が伴う。しかも、今日、汗水たらして必死に素振りをしたからといって、いきなり明日、その成果が表れるものではない。努力には即効性がない。そこが努力を継続することを難しくしている最大の理由なのだ。昨日今日、一生懸命に素振りをしたら、その効果がてき面、明日の試合で、めでたくホームランということになるならだれでも努力を続けられる。
ところが、今、毎日ヘトヘトになりながら素振りをしても、その成果はジワジワとしか出てこない。一年で成果が見える人は早いほう。二年、三年とかかっていく。それが努力というものだ。

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