「人生の勝算」でわかったSNSの次に来るものとは?

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SNSの次に来るものとは?

それは、ライブストリーミングだそうです。その背景には、技術的な進化とコミュニティの重要性の高まりがあります。人生の勝算でわかったSNSの次に来るものを紹介します。


人生の勝算

初版:2017年06月30日

出版社:幻冬社

著者:前田裕二

SNSの次に来るものとは?

SNSの次に来るものは、ライブストリーミングです。人生の勝算の中で、前田裕二さんはこう書いています。

僕は、「ソーシャルネットワークの次は?」と聞かれたら、「ライブストリーミングだ」と、即答します。SNSの次に来るビッグウェーブは、中国をはじめアジア圏に端を発する、ライブストリーミングです。

たしかに、YouTubeもFacebookもInstagramやLINEでもライブストリーミングが可能になっています。わたし自身は観ないのですが、これだけ多くサービスが出ていきているということは、次なるビックウェーブなんだと思います。そして、ライブストリーミングが来る背景として、人生の勝算では2つのことが挙げられていました。

  • 技術の進化
  • コミュニティの重要性

どういうことか、1つずつ解説していきます。

技術の進化

技術の進化のほうは、わかりやすいです。通信速度の向上です。いまは4Gが通信の主流ですが、2020年ごろになると5Gの時代になります。5Gは4Gと比べて、100倍以上の通信速度が出ると言われています。

そうすると、通信速度が原因で映像の遅れが発生することがなくなります。たとえば、TVでも中継映像になると音声と映像にタイムラグが発生しています。ところが、5Gの通信になると、そのタイムラグは0.数秒となり、認識できないレベルになります。

そのため、5Gになると、ライブストリーミングでのライブ感が格段に向上するはずです。

もちろん、5Gによって普及が予想されているのは、ライブストリーミングだけではありません。自動運転やドローン、遠隔手術など幅広い分野で新サービスが発展する可能性があります。

コミュニティの重要性

次に、コミュニティの重要性の高まりです。

いまの時代にビジネスを考える人は、”コミュニティづくり”をしていく必要があります。なぜなら、必要なものを買う時代から、絆を買う時代への変化しているからです。消費者が価値を感じているのは物体としてのモノではなく、経験としてのコトに変化しているのです。

この「絆を売る」について、前田裕二さんは、弾き語りをしていたときの体験を紹介しています。

最初は0だったお客さんと自分の間にある絆が、時間をかけて、じっくりと育っていく。当初は誰も興味を持たなかったオリジナル曲に、いわば「絆」という名の魔法をかけて、まったく別の価値ある曲に昇華する。こうして、いくつものストーリーを共有するうちに、お客さんは、決して裏切ることのない常連さんになっていきます。
この魔法によって生みだされるのが、「コミュニティ」と呼ばれる、絆の集合体です。コミュニティ形成は、これから、どんな種類のビジネスにおいても、外せない鍵になると思っています。

そして、ビジネスにおいてコミュニティづくりの重要性が高まっています。

第一に、コミュニティには、現代人が価値を感じる要素が詰まっているからです。表層的なコンテンツ価値以上に、絆、すなわち、心への強い紐付きや、裏側にあるストーリーに価値を感じて人が消費をすることは、前述の弾き語りの事例でお伝えした通りです。そして、売上・収益が、人がどれだけの価値を感じたかを表す指標であることを考えれば、自らのビジネスの周辺にどれだけ濃い絆・コミュニティを形成できるかは、ビジネスの成功を語る上で、決して無視できない要素になるはずです。

また、次の理由もあげています。

第二に、絆やコミュニティ作りの成功において、先天的な要因はほとんど関係がないからです。コミュニティの成功に影響を与える最大変数は、後天的な努力の絶対量です。これが、限られた誰かに与えられた才能や特権であるなら、話は違います。しかし、正しい方法論で十分量のアクションを踏めば、誰もが良質な絆とコミュニティを生みだすことができて、その結果、現代に沿ったスタイルでビジネスを加速させることができます。
アーティストや音楽、エンタメ分野に限ったことではなく、あらゆるビジネスにおいて適用でき、価値を増幅させ得ます。

ということで、時代の変化と、誰にでも平等にチャンスがあることを理由に、今後のビジネスにおいてコミュニティづくりは非常に大切です。そして、コミュニティを形成するなら、ライブ感が大切となります。

わたしは理想的には対面がいいと思いますが、いまではオンラインでもコミュニティを形成することが可能です。メルマガを発行してテキストでコミュニティを作ってきた時代もありました。しかし、一方向的なメールよりも、双方向のコミュニケーションが成り立つ、SNSのほうがコミュニティ作りには向いています。

そして、テキストや画像だけでなく、映像を配信できるYouTubeのほうが強いコミュニティが作れます。そう考えると、ライブストリーミングは限りなく対面に近いライブ感で、空間の制限なく、コミュニティを形成できる最強のツールとなります。

以上、技術の進歩とコミュニティの重要性から、SNSの次はライブストリーミングの波が来ます。ビジネスを考えている人は、ぜひライブストリーミングを活用して、コミュニティづくりをしてみてください。

コミュニティの前に人生のコンパスを持つ

1つ、とても重要なことを追加で述べます。ライブストリーミングの波が来ることを説明し、ビジネスを考えるならコミュニティづくりをすべきと述べました。しかし、”人生のコンパス”(ミッション)を持っていなければ、コミュニティづくりはうまくいきません。

参考:「革命のファンファーレ」でわかった稼ぐ力の正体とは?

こちらの記事でも述べましたが、いまは昔ほど大規模なコミュニティを形成しなくても、お金を稼ぐことができる時代となりました。それは、インターネットの発展により、前田裕二さんのSHOW ROOMなど、信用をお金に変える装置(プラットフォーム)が多数作られてきたからです。

しかし、コミュニティを形成できるのは、”人生のコンパス”が明確な人だけです。なぜなら、人は他人のミッションやビジョンに共感をして、集まってくるからです。

ところが、この人生のコンパスを持っている人は少ないです。映画「私がクマにキレた理由」で、優秀な大学を卒業したスカーレット・ヨハンセンが就職の面接で自分自身について語ることができず、呆然とするシーンがあります。映画のワンシーンですが、多くの人が同じ状態にあると思います。”なんのために生きているのか?”に明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。

私がクマにキレた理由

そのため、コミュニティづくりをしたい人は、必ず”人生のコンパス”を明確にすべきです。前田裕二さんも、就職活動のときにノート30冊以上の自己分析をして、人生のコンパスを明確にしたといいます。

コンパスの重要性は、前述した通りですが、自分が何をしたいのかを示すコンパスがないと、人生という荒波の中で、すぐに迷ってしまいます。それは、あらゆる物事を決める指針となります。就職活動に限らず、実りある人生を生きる上で、コンパス、つまり、自分は何を幸せと定義し、どこへ向かっているのかという価値観の言語化は、必要不可欠です。
コンパスを持たずに航海に出ることは、リスキーです。自分でも思わぬ方向に向かって、帆を進めることになります。よってまずは、船を漕ぎ出すよりも先に、コンパスを持つための努力をすべきだと思います。

そして、こう続きます。

就活では、「自己分析」という作業をします。自分はどんな性格か。今までどんな人生を送ってきたのか。人生で何を成し遂げたいのか。どういった仕事に就きたいのか。ひたすら自分の内面を見つめて、こういったことを考えます。大方の就活生は、自己分析の際に、ノート1冊分も書き出したら十分だと考えるでしょう。しかし、自分という人生のストーリーが、ノート1冊に収まるわけがない。そう思って、自分は、自己分析ノートを30冊以上書きました。積み上げたら30cmぐらいあったと思います。それでも、自分の人生をすべて書き出すには、十分ではなかったと思います。

これだけ深掘りをして、ミッションやビジョンを明確にしていれば、多くの人が集まってきて協力してくれると思います。ぜひ、人生のコンパスを明確にし、ミッションやビジョンを共有したコミュニティをつくってください。

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