
「読書が趣味」な人と繋がりたいですか?
周りに読書が趣味という人がいたら、もっと楽しくなります。「読書が趣味」な人と繋がりたいなら、20代読書会がおすすめです。その理由と、読書会の楽しさを紹介します。
なぜ「読書が趣味」な人と繋がれないのか?
それは読書が完全ソロ活動だからです。
本が好きな人は、確かに多いです。日本の読書人口はとても多いですが、読書が趣味な人と繋がるのは難しいです。なぜなら、読書は絶対に1人でするものだからです。
でも、読書人口よりも少ないであろうフットサルの場合を考えてみてください。
フットサルは1チーム5人で、試合をするなら10人は必要になります。そうなると、必然的にフットサルが好きな人同士で繋がることになります。
今日は1人で家でゆっくり本を読んだという休日はあっても、今日は1日中1人でフットサルしてたという休日はあり得ません笑
また、フットサルのように大勢が必要じゃなくても、”完全”ソロ活動ではない趣味というものもあります。たとえば、ランニングです。ランニングは”基本的に”ソロ活動の趣味です。
でも、2人で一緒に走ったり、5人10人のサークルで一緒に走ったりすることも可能です。そして、複数人で走る場合には、複数人で走る楽しみがあります。
では、読書はどうでしょうか?
1人で読書をするときと、隣で友人も読書をしているとき、楽しさに変化はありますか??隣で友人が読書をしていても、1人で読書をしているのと変わりはありません。
そのため、「今度一緒に皇居ランしようよ」という会話は成立しますが、「今度一緒に読書しようよ」という会話は成立しません笑
こうした完全ソロ活動という性質上「読書が趣味」な人は多いにも関わらず、繋がることが難しいです。
なぜ、読書会は人気なのか?
「読書が趣味」な人同士で繋がりたいと思っているからです。
実際にインスタグラムで「#」を検索してみると、こんな感じの投稿件数です。
- #読書好きな人と繋がりたい 136,396件
- #本好きな人と繋がりたい 104,754件
それぞれ10万件を超えており、合計で25万件近くの投稿があるので、かなり大きなニーズがあると言えます。ちなみに、読書と本でも検索してみると、このような投稿件数です。
- #読書 1,231,030件
- #本 1,021,317件
先ほどの例であげたフットサルの投稿件数が472,489件なので、読書や本は合計で4倍以上の投稿があるのです。
もちろん、今はインスタグラムを代表に様々なSNSが発展しています。読書に特化した読書メーターやブクログなども人気です。そのため、SNS上で本好き同士、読書好き同士で繋がりやすくなっています。
でも、読書会にはリアルで繋がれるという良さがあるのです。このリアルで出会えるというのが、読書会の最大の魅力かもしれません。
好きな本をオススメしあったり、好きな作家で盛り上がったりするのは、オンライン上では感じられない魅力です。
ランニングでも、5人や10人で一緒に走ったとしても、走りながら会話を楽しむわけではありません。走り終わったあとに「今日はこうだったよね」とか「あそこはキツかった」とか、そういう会話で盛り上がることができます。
読書会とは、まさにそういう会です。みんなで一緒に走り終わったあとの感想戦、仕事の打ち上げ会みたいな楽しさがあるのが読書会です。そして、それはリアルで繋がるからこそ、楽しめる魅力です。そのため、読書会がいま人気なのです。
なぜ、20代読書会がオススメなのか?
東京でもっとも人気のある読書会だからです。(自分で言うのはどうかと思いますが…笑)
20代読書会には年間1000人以上が参加しています。そして、それは東京で最大です。平日の参加者は平均5人と少ないですが、土日の参加者は20人以上はいらっしゃいます。
また、20代読書会には、こんな特徴があり、これらが人気の要因なんだと思います。
- 20代限定(でも、一部30代の参加者もいます笑)
- 本を通じて、交流するイベント
- 参加者がオススメの本を持ち寄って、オススメし合う
- オススメする本は自由(ビジネス書、小説、漫画、画集など)
- でも、ビジネス書の紹介が半数以上と多め
- 本の紹介は1人3分ほどで、紹介後のフリートークが盛り上がる
- 毎週、開催していてる
- 参加費は500円
- 初参加の方が30%、リピーターの方が70%(約50%がリピートする)
とくに「20代限定」「毎週開催」「リピーター70%」というのがポイントだと思います。理由を1つずつ、解説します。
20代限定
わたしが読書会を開催し始めたころ、読書会の参加者と言えば、メインは40代の方でした。そこで、
日々、会社でも上司に気を使って、他部署の先輩に気を使っているのに、プライベートの読書会でも40代の方が多いとシンドいな…
という若者の軟弱な発想から、20代限定の読書会を自分で開催するようになりました笑
同世代だと興味や関心、バックグラウンドも似ていて、気を使わなくてもいいので、盛り上がりやすいです。そして、単純に楽しいです。この20代限定というのが1つ目のポイントです。
毎週開催
毎週開催していると、常連の参加者とは毎週会うことになります笑
そうすると、やっぱり仲良くなりやすいです。遠距離恋愛がうまくいかないのを裏返した理論ですが、会う頻度が多いと絶対的に仲良くなります。なんとなく観ていたYouTuberも毎日観ていると好きになってくるのと同じ原理です笑
1ヶ月に1回の読書会もいいと思いますが、都合が合わないとすぐに2ヶ月ぶりとか3ヶ月ぶりになってしまいます。そのため、せっかく気の合う人と読書会で出会えたとしても、その人に次に会えるのが半年後ということもあります。
そういう意味では、毎週開催しているというのも人気のポイントだと思います。
リピーター70%
リピーターの比率は、とても重要です。
低すぎると、単純に人気のない読書会ということになります。つまり、楽しくない・おもしろくない会なので、誰もリピートしていないということです笑
逆に高すぎると、初めての人が輪に入ってきづらい雰囲気になります。わたしの経験ですが、ある会に参加したらわたし以外が全員顔見知りで自己紹介もなくスタートして困ったことがあります笑
このようにリピーターの比率が高すぎても、緊張感もなくなり、マンネリ化していきます。なので、毎回初参加の人が一定の割合いて、適度な緊張感と新鮮さを保っている会が、もっとも楽しいです。
20代読書会はリラックスした空気感と適度な新鮮さがあって、毎回楽しいです。これが3つ目のポイントです。
以上、20代読書会に興味のある方は、ぜひ一度参加してみてください。