読書会in東京でわかったマーケット感覚を身につける方法とは?

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読書会

稼ぐ力がありますか?

マーケット感覚を身につけ、稼げるようになることは大切です。20代でマーケット感覚を身につければ、人生最大の資産になる可能性があります。今回は読書会でわかったマーケット感覚を身につける方法を紹介します。

開催報告:20代読書会in東京

日時:09月08日(土)09:30-12:00

参加者:17名(男性:10名、女性:7名 初参加:2名、リピーター:15名)

MVP賞

マーケット感覚を身につけよう

紹介された本

  • 脳を操る食事術
  • 3ヶ月の使い方で人生は変わる
  • 自分の中に毒を持て
  • ワセダ三畳物語
  • 目標達成する技術
  • GOTH
  • NETFLIX人事戦略
  • リーダーの仕事

なぜマーケット感覚が必要なのか?

 

お金

マーケット感覚が必要になっているのは、ギグエコノミーの時代が来ているからです。

そもそもマーケット感覚とは、売れるものに気づく力のことをいいます。つまり、自分で稼ぐ力と言い換えてもいいでしょう。そして、時代の変化に伴い、このマーケット感覚の重要性が高まっています。

20世紀は企業に就職して、一生を会社員として過ごす人が多かったです。そして、それは経済的にも合理的な判断でした。

ところが、21世紀になって、一生を会社員のみで過ごす人は稀になってきています。アメリカではすでに労働人口の40%がフリーランス化しており、この流れは日本にもやってきます。

そして、ポイントはこの”フリーランス”という言葉です。

フリーランスの中身が20世紀と21世紀ではまったく別物になっています。そのことを理解すると、マーケット感覚の重要性も理解することができます。

20世紀のフリーランスは、企業相手に仕事をする個人事業主のことを言いました。たとえば、有名なデザイナーが大手企業のロゴやブランディングを担当するというのがイメージしやすいフリーランス像でしょう。なので、フリーランスとして食べていくというのは非常に厳しいです。個人の能力が高くないと成功せず、十分な能力がなければ会社員よりも弱い立場で収入も低くなるというのが20世紀のフリーランスです。

もちろん、21世紀にも20世紀型のフリーランスは存在します。しかし、新たなフリーランスが登場しています。それが一般消費者を相手にしたフリーランスです。

いままでは一般消費者を相手にした商売はとても難しく、大手企業が独占していました。個人事業で一般消費者を相手に商売をしていたのは飲食店くらいしかなかったのではないでしょうか。

それが、ギグエコノミーの登場で、とてもハードルが下がってきています。ギグエコノミーとは、個人対個人(CtoC)のビジネスプラットフォームのことです。

AirbnbやUber、メルカリなどをイメージしてもらえれば分かりやすいです。Airbnbであれば、大きな資本がなくても個人で不動産業を行うことができます。Uberならタクシー業をできますし、メルカリなら様々な物販が可能です。他にもnoteやユーチューブなど多様なビジネスプラットフォームが登場しています。

これらの特徴は一般消費者を相手に商売ができることと、もう1つあります。それは参入の障壁が低いことです。具体的には、高いスキルや大きな資金が必要ないということです。

もちろん、スキルが高いほうが稼げるとは思いますが、20世紀型フリーランスほどのスキルは求められません。そのため、会社勤めをしながら、空いた時間でフリーランスとしてお金を稼ぐことが可能です。これが21世紀型フリーランスです。

そして、会社員の収入だけでは人生設計ができなくなっていることもあり、空いた時間でギグエコノミーでお金を稼ぐ人が増えてきています。そのため、マーケット感覚が今まで以上に大切になってきているのです。

マーケット感覚を磨く5つの方法とは?

マーケット感覚を磨く方法は5つあります。それは、ちきりんさんが「マーケット感覚を身につけよう」の中で解説されています。

マーケット感覚を身につけよう

その5つの方法とは、こちらです。

  • プライシング能力を身につけよう
  • インセンティブシステムを理解する
  • 市場に評価される方法を学ぶ
  • 失敗と成功の関係を理解する
  • 市場性の高い環境に身をおく

今回の読書会で、この5つを紹介いただきましたので、それぞれどういうことか解説していきます。

プライシング能力を身につけよう

プライシングとは、値段を決めることです。なので、自分が扱うプロダクトやサービスの値段を決める能力を身につけようということです。

簡単そうに見えますが、いざ値段を設定するとなると難しいです。「この値段で買ってくれるのかな?高すぎるかな?いや、逆に安すぎなのかな?もっと利益が欲しいけど、どうしよう…」という悩みに直面することになります。

今はすでに述べたようにメルカリなどを使えば、とても簡単にモノを販売することが可能です。なので、そうしたプラットフォーム上で実際にプライシングを繰り返すことが、この能力の向上に最適だと思います。

また、それ以外にも簡単にプライシング能力を磨く方法があります。

それはレストランで値段を当てるというゲームをすることです。これは村上ファンドの村上世彰氏が「生涯投資家」の中で書いていたゲームです。村上氏は家族で食事をするときに、みんなで食事の合計金額を予想し合うそうです。そして、もっとも近い金額を予想できた人が勝ちです。

このゲームをすると、自分が食べている料理(つまり、自分のニーズにあったプロダクト)の値段だけでなく、人が食べている料理(つまり、自分のニーズには合わなかったプロダクト)の値段も考えるようになります。そうすると、自分にとっては価値が低いものであっても、世間でどれくらいの評価を受けるかということも思考できるようになります。

実際にモノを販売したり、値段を予想したりしながら、プライシング能力を磨いてください。

インセンティブシステムを理解する

インセンティブシステムとは、モノを買う理由です。なぜ、そのモノが欲しくなり、お金を払うのか?という感情の動きを理解するということです。

このインセンティブシステムを理解すると、お客さんの感情を動かせるようになります。そして、扱っているプロダクトやサービスを売ることが可能になります。

ちきりんさんは「マーケット感覚を身につけよう」の中で、このインセンティブシステムを磨くために1つ注意点を述べています。それは、お金の我慢をしすぎないということです。

普段の買い物で、”高いから買わない”というお金の我慢を繰り返していると、本当は欲しいのに値段に反応して”欲しい”という感情が湧かなくなってきます。そうすると、インセンティブシステムを理解できなくなります。

WEBライターのヨッッピーさんも著書の中で同じようなことを述べていました。

“好きなことがない”や”やりたいことが見つからない”という人は、やってみたいことを我慢しすぎだというのです。たとえば、スカイダイビングやスキューバダイビングをやってみたいという人は大勢いるでしょう。しかし、実際にやってことのある人は少ないです。

こうした状態が続くと、人は”やってみたい”という感情を感じないようになっていくそうです。

なので、インセンティブシステムを理解するためには、お金の我慢をしすぎないようにしてください。無理のあるお金の使い方はよくないですが、欲しいものを計画的に購入していくのはマーケット感覚を磨く勉強にもなります。

また、実戦ではなく学問的に学びたい人は「行動心理学」という分野の本を読んでみてください。

  • 影響力の武器
  • ファストアン&スロー
  • 予想通りに不合理
  • ゼロベース思考

などが、この分野で有名な本です。これらの本の中には、なぜ人がその行動を取るのか?が解説されています。それは合理的な判断だからではなく、法則化されたインセンティブシステムがあるからです。売上に直結する分野なので、ぜひ参考にしてみてください。

市場に評価される方法を学ぶ

市場とは、お客さんのことです。なので、お客さんに評価される方法を学ぶという意味になります。一般的な仕事は上司によって評価が決まるため、このような項目が入っています。

市場で評価される方法を学ぶのは簡単です。それは、実際にお客さんから直接お金をもらえばいいのです。そうすると、お客さんに何が喜ばれたり、受けたりするのか、理解できるようになります。会社で、そうした環境にいない人は何か副業でお金を稼いでみるといいと思います。

ちなみに、わたしが言っているのは「市場で評価される方法を学ぶ」ことが簡単だと言ってます。もちろん、実際に市場で評価されるのは簡単ではありません。

わたし自身、自分でお金を稼いでみて、その難しさを実感しています。わたしはベンチャーに就職して、誰も知らないような会社の名刺を差し出して営業活動を行なっていました。だから、成約が取れたら、大手の営業マンよりも多少は自分の実力が影響しているんだと思っていました。

ところが、これは大きな勘違いでした。会社の看板を外して市場に出てみると、まったくうまくいかなかったからです。誰も知らないようなベンチャー企業でも、自分と比べれば圧倒的な信用があります。だから、会社員として上げた実績の99%は、会社の力です。

会社の名刺を使わずに、お金を稼いでみてください。そうすれば、市場の評価を見て、自分の価値を知ることができます。

失敗と成功の関係を理解する

これは、とても大切な項目です。よく言われますが、成功の反対は失敗ではありません。成功の反対は、何もしないことです。

では、失敗と成功はどういう関係にあるのでしょうか?

失敗は、成功に至るまでの過程のことです。うまくいかないことや、期待通りの結果が出ないことは、たくさんあるでしょう。その場合、必ず何かしらの課題があります。その課題を1つ1つ解決していくと、成果が出始めて成功に近づいていきます。すべての課題がクリアできれば、目標としていた状態を達成し、成功します。

これが失敗と成功の関係です。そして、この関係を理解していないと、2つの弊害が発生します。

1つは、チャレンジしなくなるという弊害です。もう1つは、チャレンジしても失敗と向き合わなくなるという弊害です。

失敗が成功に至る過程だと理解していないと、失敗したくありません。しかし、チャレンジをすれば失敗することは目に見えています。なので、”できそうにない”という理由でチャレンジしなくなります。

“やりたくない”という理由でチャレンジしないのはいいですが、”できそうにない”はチャレンジしない理由としては的外れです。なぜなら、”できないこと”を”できること”に変えていくのが成長であり、成長なくして成功はないからです。

そして、もう1つの弊害も大きいです。

失敗を成功の過程と考えていれば、失敗はネガティブなことではありません。なぜなら、失敗を分解して改善すれば成功に近づけるからです。しかし、この認識がないと、失敗をネガティブに捉えてしまいます。

その結果、失敗しても失敗と向き合えなくなります。たとえば、テストが返却されても、間違った問題を復習しないというのは、この典型でしょう。”テストのときはたまたま間違っただけ”などと言い、自分の失敗に向き合うことができません。

そうして失敗と向き合えないと、いつまでも成長機会を逃して、上のステージに上がることができません。もちろん、成功に近づくこともできないです。

なので、失敗は成功に至る過程だと認識し、チャレンジすることと失敗と向き合って成長につなげることを実践してみてください。

市場性の高い環境に身をおく

市場性の高い環境とは、市場の原理にしたがって意思決定がされる環境のことです。もう少しわかりやすく言うと、”お金を払うか否か”の判断がされる環境という意味です。

ちきりんさんは、そうした環境に身をおく経験がマーケット感覚を磨くのに非常に重要だと述べています。そのため、大手だけでなくベンチャーで働く期間をキャリアの中で考えてもいいのではないか?とおっしゃっています。

わたしの経験で言うと「市場に評価される方法を学ぶ」でも書きましたが、ベンチャーでの経験=市場に評価される人材になる、ということにはならないと考えています。

それよりも、副業をするほうがいいと思います。もちろん、副業でアルバイトをするのでは意味がないです。ただ、ギグエコノミーのプラットフォームを活用してお金を稼ぐ経験をすれば、圧倒的に市場性の高い環境に身をおけますし、成長も可能です。

もし副業が難しい場合は、営業を経験するといいです。ベンチャーでも営業ではなく、人事や企画などの部署に配属されると、それは市場性の高い環境とは言い難いです。なぜなら、営業を受ける立場になってしまうからです。自分のほうが強い立場で社外の人と接することになり、弱い立場で交渉をしたり、仕事を進めたりする経験を積めません。

一方で営業であれば、基本的に自分の立場のほうが低かったり弱かったりする状態で、社外の人と接することになります。そうすると、擬似的にですが市場性の高い環境に身をおくことができいます。

以上、読書会in東京でわかったマーケット感覚を身につける方法でした。ぜひ、参考にしてください。

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