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商売を始めたつもりで、考えてみよう

売上=客数×成約率×単価

利益=売上ーコストと言われますが、最初の頃はとにかく売上が上がらないと、商売になりません。だから、まずは売上=客数×成約率×単価を考えます。

どうすれば客数を増やせるか?

どうすれば成約率を上げられるか?

よく、こんなに素晴らしい製品・サービスを思いついた!この製品・サービスであれば、商売上手くいくはずだ!ということを言う人がいますが、そうではありません。

なぜなら、「売上=客数×成約率×単価」の式の中に、製品力・サービス力という値はありませんよね?

金持ち父さん貧乏父さんの著者のロバート・キヨサキ氏が著書の中で、書いておりました。マクドナルドよりも美味しいハンバーガーを作ることができる人は、沢山います。でも、マクドナルドよりも売れるハンバーガーショップを作れる人はいない、と。

その通りですね。だから、製品力・サービス力があるからといって、商売が上手くわけではないのです。もちろん、製品力・サービス力が高いに越したことはないと思いますが。

売上を上げるには、どうしたらいいのか?

仮に、飲食店を営んでいると仮定して、商売を考えてみます。

売上を上げようと工夫するとします。

ところが、現代の日本では、まず単価は下がる一方ですよね。ありとあらゆる製品・サービスが価格競争で安くなっています。飲食店も、低価格でボリュームのあるお店や、美味しいお店が沢山あります。

そこで、客数を上げる工夫を考えます。1番思いつきやすいのは、広告を出すことではないでしょうか?

ネット媒体や雑誌媒体への広告です。きちんとターゲットに訴求できれば、非常に効果的だと思います。ところが、店舗を構えている以上、上限があります。

一気に、数百人が押しかけても、当然対応できません。何よりも、そんな広告費もかけられないですし…

次に思いつくのは、2号店を出すことです。店舗がもう1店舗あれば、対応できる客数も2倍に増えますし、売上も大幅にあがります。

一方で、リスクも死ぬほど上がります。もう1店舗作るわけですから、店舗設置コストや、水道光熱費・人件費などのランニングコストも2倍になります。

売上とリスクのトレードオフですね。

成約率を上げる工夫

最後に残っているのは、成約率です。成約率を上げるには、どうしたらいいんでしょうか?

店構えを良くして、「お、この店美味しそう。入ってみよう。」と思わせればいいんでしょうか?

もちろん、そうした成約率の上げ方もあると思います。「どう見ても、美味しくなさそう」という外観のお店も実際ありますしね(笑)

私が思う成約率を上げる最もいい方法は、お店のファンを作ることなんじゃないかと思います。

有名な逸話ですがが、江戸時代に呉服屋が火事になったら、何をするか?知っていますか?

大切な商品である呉服を持って逃げるのではありません。大福帳という顧客リストを井戸に投げ込んで、逃げるのです。その大福帳は特殊な作りで、水に濡れても大丈夫なように作られているんです。

そして、火事が収まったら、井戸から大福帳を引き上げて、商品が燃えてしまったお詫びにお客さんの家を回ります。ただお詫びに回るだけではなく、そこで新たな注文を取ってくるわけです。

この逸話からも分かるように、上客を失わなければ、商売は立て直すことができます。

飲食店の場合も、「今日もまた、あの店に食べに行こう」と思って来店してくれるファンの存在が大切だと思います。そのファンは、広告費をかけなくても来店してくれますし、「今日は、○○がオススメですよ」と一言言うだけで、注文が決まります。つまり、成約率は労力をかけなくても、高いわけです。

「いつも同じ物じゃなくて、高めの料理も冒険してみようかな」と思って注文する時もあるでしょう。さらに、奮発したい時は、高い料理やお酒も頼んでくれますから、単価も上がります。

Apple社を見ていても思いますが、信者と言っても過言ではない程のファンを、どれだけ抱えられるかが、売上につながるんじゃないかと思います。

覚悟の目安。事を成すにはどれ位の覚悟が必要?

2013年度職業別年収ランキング

20代読書会_職業別年収ランキング

職業別年収ランキングです。年によって変動はありますが、大体このようなランキングになります。

ちなみに、警察官や消防士の年収が高いのは、街の警察官・消防士の給料が高いからではないそうです。これは、官僚のキャリア組の年収が高いため、警察官・消防士の平均年収全体を押し上げていると聞いたことがあります。
納得ですね。
その他は、大体イメージ通りなランキングになっていると思います。さて、このランキングを見て、思うことは色々あると思いますが、今日は覚悟について考えていきたいと思います。

何か目標を立てて、達成したい!と行動し始めたとします。ところが、様子を見ていると、本当に色んな人がいます(笑)

「そんな簡単に諦めちゃうの!?」「まだ何も始まってないよ?」と思ってしまうような人もいます。

一方で、「何で、そんなに頑張れるの!?」と思うような人もいます。

それぞれ、目標達成に対する覚悟が違うのだと思います。自分の中では、覚悟を決めているつもりでも、あくまで自己感覚なので、実際に行動時始めると大差がついてしまいます。

そこで、覚悟の目安を数値化して考えてみました。

勝手な基準で覚悟を数値化してみました

今から新しいことにチャレンジしようとしているとします。例えば、サラリーマンとして一生生きていくことに限界を感じたり、危機感を感じたりして、フリーで仕事をしていこうと考えたとします。

その時に、どれ位の覚悟で新しいことにチャレンジすればいいでしょうか?

私は会社を辞めて、自分で稼いでいこうと思った時に考えたことがあります。的外れな計算かもしれないですが、例えば年収1000万を稼ぐとします。

世間一般で、平均年収1000万の仕事って何かな?と考えました。そうすると、医者の平均年収が1000万ですよね。(意外と少ないなと思いますが…)

医者になろうと考えれば、医学部入学から研修医も含めて10年間かかります。大学受験の期間も医者になるための努力と考えれば、10余年。早い人であれば、小学生の頃から努力を継続している人もいるのではないかと思います。そして、学費として1000万はかかるのではないかと思います。(私立の医学部となれば、大学の学費だけで3000万というところもあるみたいですね)

そのことを考えた時に、10年間・1000万の時間と経費をかける位の覚悟が必要なんじゃないかと思います。(本当にかけるかは別として)

だから、ちょっとトライして上手くいかないとか、結果が出ないとかいって辞めてしまうような程度の覚悟では、何をやっても上手くいかないと思ってます。

私は10年間・1000万を覚悟の目安にしています。

 

常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである

常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである

これは、あの有名なアルベルト・アインシュタイン氏が残した格言です。アルベルト・アインシュタインについては説明する必要もないかもしれませんが、一般相対性理論などの業績でノーベル物理学賞を受賞し、20世紀最大の物理学者・現代物理学の父と称される偉人です。

アルベルト・アインシュタイン氏は物理学者としても高名ですが、それだけではなく平和運動にも尽力しています。「2%の人間が兵役拒否すれば、政府は戦争を継続できない。なぜか、政府は兵役対象者の2%の人数を収容する刑務所を保有していないんだ」と発言し、戦争中にも拘らず、公然と戦争を批判していました。

そのアルベルト・アインシュタイン氏が、「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである」という格言を残しています。

気づいたら、時代は変化している

突然ですが、時代の変化ってどういう風に起きていくと思いますか?

例えば、誰もが当たり前のように「正しい」と思っていたものが、誰もが「間違っている」と思うようになる変化。これは、もの凄い変化ですよね。過去には、天動説から地動説への変化がありましたが、とても大きなパラダイムシフトです。

瀧本哲史氏が、著書の中で書かれていましたが、上記のような変化は世代交代と共に起きるそうです。つまり、天動説を信じている人が全員死んでしまって、地動説を信じる人がマジョリティになっていったのです。

その世代交代が、大規模なパラダイムシフトの原因だったのです。なんだか、呆気ないですよね。

こうした変化は、リンダ・グラットン氏の「ワークシフト」の中にも紹介されています。それは、産業革命です。「職人」から「機械」への変化も、職人が死んでいくまで数十年の時間をようして起きました。

アルベルト・アインシュタイン氏が残した言葉のように、私たちの思考には18歳までの経験が大きく影響しています。それは、教育を受けていた年代です。

つまり、教師の年代(団塊の世代から団塊ジュニアまで)の考え方・ものの見方に強く影響されているということです。そうして教わった常識が、社会の変化を見過ごす、偏見になってしまっているのだと思います。

私が10代の頃から考えても、社会は次々と変化しています。

中学生の頃までは毎回乗る度に買っていた切符が、Suicaに代わり、

一家に一台だったデスクトップPCが、一人に一台のノートPCに代わり、

家で取る固定電話から、出先で使う携帯電話に代わり、

家で作って外で食べるお弁当が、外で買って家で食べる弁当になっています。

変化の真っただ中にいる当人たちが気付けないほどのスピードで、世の中は変化しています。こうした変化に対して、常識(偏見)を持ちだしていたら、とてもではないですが、変化についていけません。
さらに、上記のようなものだけでなく、「生き方」も次々と変化していくと思います。

卒業・就職・結婚・マンション購入・出産・定年・年金…と続く、十人十色のように見えて、似たようなライフイベントを経験していく人生。この「生き方」だけが、不変の法則のように残るとは考え難いです。

「常識」という偏見を外して、どんどん加速していく変化についていくだけではなく、次の変化を予想して見通すことが、とても重要だと思います。

 

「生まれただけで負け組」時代の到来

皆さんは、勝ち組ですか?

「勝ち組」「負け組」とは、よく聞く言葉です。恐らく、この言葉自体嫌いな人も沢山いらっしゃると思います。そして、自分は「勝ち組」だと強く思っている方も少ないのではないかと思います。

そんな時に、ちきりん氏の本を読んでいたら、面白い表現を見つけたので、紹介します。

今まで私たちは、日本に生まれたというだけで、食べるに困らない生活を保証されていました。頑張れば報われるし、海外旅行にも行けるようになるだろうし、未来は明るいものでした。他国には、その国に生まれたというだけで『海外旅行なんて一生あり得ない』という人がたくさんいたのに、です。

でもこれからは違います。インドの田舎で富裕層以外に生まれても、頑張れば家も車も変えるし、海外旅行だって夢ではなくなりつつあります。一方、たとえ日本に生まれても、そんなことは夢のまた夢、といった人が増えるかもしれません。

これまで格差は国と国の間にあり、それは南北問題と呼ばれていました。けれど今、国家間の格差は急速に縮小し、個人と個人の格差に置き換えられようとしています。

この現実は、『先進国生まれ』という既得権益に守られ、子供の頃から豊かな生活を享受してきた人たちには、受け入れ難いことでしょう。だから先進国のあちこちで、抵抗運動(デモ)が起こったのです。

『未来の働き方を考えよう』より

この文章を読まれて、どのような感想をお持ちになりますか?

日本という国は、今まで生まれただけで「勝ち組」に入ることができる国だったのかもしれません。世界的に見れば、経済的にも豊かで、教育の機会は平等に与えられ、誰にでもチャンスがあります。(もちろん、不平等な部分もあるのかもしれませんが)

そして、今の20代の方は団塊の世代~団塊ジュニアの人から教育を受けています。まさに「先進国生まれ」という既得権益を楽しんだり、見て育ったりした世代だと思います。

だから、その影響で今の20代の方の中にも、日本人に「生まれただけで勝ち組」という意識が潜在的に存在していると思います。ところが、実態はそうではありません。もしかしたら、今の日本は「生まれただけで負け組」時代かもしれないのです。

「生まれただけで負け組」時代の到来

今の日本は、「生まれただけで負け組」と言っても過言ではないくらいに、経済的には明るくないと思います。

1億2000万人いる人口も、2050年には8000万人台にまで急速に減少します。それは、経済力の低下とイコールの関係にあると思います。国の財政事情も最悪に近いかもしれません。日本国民1人あたりに、1000万近い借金があります。

そして、人口ピラミッドの形もよくありません。一生、会社勤めをして、一生懸命目の前の仕事をしていたら、定年を迎えて、年金で余生を過ごせるということは難しいと思います。

つまり、団塊の世代が実践してきた生き方をしていたら、ジリ貧になっていく状況だと思います。

今までとは異なる人が活躍する時代

では、どうすればいいのか?ジリ貧になると分かっていながら、今までと同じ既定路線を歩いて行ってはいけないと思います。個人的には、既定路線とは別のところに活躍する道があると考えています。

ちきりん氏も先ほどと同じ著書の中で、以下のような表現をされています。

ITの進化は、これまで圧倒的な力をもっていた国や大企業などの大きな組織から、今まではそれに従属するしかなかった個人や、個人が集まっただけのネットワークへ、パワーシフトを起こしています。

『未来の働き方を考えよう』より

私も同感です。ITの進歩によって、個人ができることの幅が格段に広がっていると思います。そして、企業からの収入だけではジリ貧になる可能性が高い今、個人として活躍する道を探した方がいいと思います。

今まで道がないと思っていたことは、そう教えられてきただけに過ぎないと思います。それは、団塊の世代・団塊ジュニアの教師たちから教育を受けてきたからです。でも、それは必ずしも正しくないと思います。

フリーエージェントとして、活躍する。そうした生き方が主流になる時代が来ていると思います。(だからこそ、個人間の格差が、どんどん広がっていくのだと思います)

 

矢沢永吉を好きになってしまう動画

思わず、シビれる矢沢永吉氏の名言

私は、普段ほとんど音楽を聴かないです。
そのため、矢沢永吉氏の名前は、もちろん知っていますが、音楽は聞いたことがなかったです。

だから、矢沢永吉氏のファンというわけでもなかったんですが、インタビューに答えている矢沢永吉氏を観て、衝撃を受けました。
思わず、シビれてしまいました。「なんて、格好いいんだ!!そして、何故こんなに名言を連発できるんだ!」と。

きっと、今まで様々な苦労を乗り越えながら、常に第一線で活躍されてきたからこそ言えるんだろうなと思います。

矢沢永吉氏のファンになったインタビュー動画!

https://www.youtube.com/watch?v=N1R6sSGQ2YA

どうですか?格好良くないですか?

若い頃の自分のインタビューを観て、「そりゃ、この人はSUCCESSしますよ。だってブレてないもん」って、、、シビれますね。

いつの時代だってやるやつはやる

https://www.youtube.com/watch?v=CWhCnsekG8Q

この「やるやつはやる」も有名な名言ですよね。その通りだと思います。

「やるやつの方の部類に、あなたも入ったら?と言いたいんだよね。だって、そいつが決めることでしょ?」

本当にやり切った人にしか言えない言葉ですね。

やるもやらないも自分次第

https://www.youtube.com/watch?v=0NwzkVCb6vg

「やることがある。それは、仕事の職があるということではなくてね。」

矢沢永吉氏が言うとおり、職があっても、行き詰まって閉塞感を感じてしまうのは、やることがないんだと思います。

自分の将来を考えたときに、「本当に実現したい夢(目標・人生)」に近づいていくことができているか、できていないか。その違いが、目がキラキラしている人と、していない人の違いなんじゃないかと思います。

矢沢永吉氏の言う「やること」というのは、自分の夢(目標・人生)に近づいていくために「やること」なのではないかと解釈しています。

ダニエル・ピンク氏が『モチベーション3.0』で書いているように、お金のために働いて生きていくだけでは、モチベーションを保てない時代だと思います。

矢沢永吉氏のように、自己実現のために「やること」があるということに、幸せを感じる時代が来ていると感じます。

職業不明という働き方

職業不明という働き方

今、中田英寿氏の職業って、何だと思いますか?

上手く答えられない人が多いのではないでしょうか。

「うーん、世界各地を回って、チャリティーサッカーみたいなこともやっていたし、ブラジルW杯の時は日本酒バーを現地に開いていたし、何をやってるんだろう?」

そう考える人が多いと思います。

中田英寿氏も、インタビューの中で「国によって名刺の肩書を使い分ける」と言っていました。
例えば、サッカー選手という肩書の時もあれば、財団理事という肩書の時もある、と。
他には、堀江貴文(ホリエモン)氏の職業って、何だと思いますか?

以前は、ライブドアの社長!と答えられましたが、今は…。何でしょう?

ホリエモンは、著書の中で以下のような表現をしていました。

「今の僕も、「堀江さんの現職は何ですか?」と訊かれるけど、うまく答えられない。会社も経営しているけど、ロケット事業や作家、コラムニストに評論家にミュージカル出演に…どれも楽しくやっている。
シンプルに実業家と呼ばれるけど、しっくりきているわけではない。そう呼びたければどうぞ、ぐらいのものだ。」

(『君がオヤジになる前に』より)

なるほどですね。

他にも、本田直之氏の職業も分かりにくいなと感じてます。
レバレッジコンサルティングの社長もしていますが、エンジェル投資家でもあり、ワイン講座の講師もしており…。職業を一言では説明できない人です。
ノマドという働き方で注目された安藤冬美氏も情熱大陸のインタビューの中で、ホリエモンと同様の回答をしています。

「うーん、職業を訊かれると答えづらいですね。敢えて答えるとしたら、フリーランスですかね。」と。

・では、あなたの職業は何ですか?

この質問に対して、あなたはどういう答え方をしますか?

「○○会社で、営業をやっています」

「××会社の経理部門で働いています」

「△△会社に常駐して、システム開発をしています」

現職に応じて、様々な回答があると思います。

ところが、中田英寿氏やホリエモンのように答えにくいという人が増えてきているように感じます。そして、そうした働き方が、今後主流になってくるような印象を受けています。
もちろん、人に言えないような悪い仕事をしている、という意味ではありませんよね(笑)
「いい大学を卒業して、いい会社に就職して、定年まで勤め上げ、年金暮らし」という生き方・働き方が終わったと思っています。(少なくとも、今の20代の方は)

そして、今まで巨大資本がないとできなかったようなことが、今は個人でできる時代です。例えば、Facebookで広告を出したり、WEBサイトを作成したり、メルマガを発行したり。
ほとんど知識がなくても、スキルがなくても、誰でもできるようになっています。

セミナーを開催したければ、個人で会場を予約して、集客する。そして、一度参加してくださった方がコミュニケーションを取れる仮想コミュニティを用意する。こうしたことが、ほとんど経費をかけずに実現できます。
実際に、私も読書会を毎週開催していますが、こんなことを個人で行うなんてことは、以前はできなかったんだろうと思います。

何が言いたいかと言うと、1つの会社に頼って生きていくことができなくなった時代であるということ。
そして、個人でアイデアを出し、工夫して稼ぐことができる時代になったことで、社外で自ら仕事を創出して、自分の職業の定義が難しいという人が増えていくと思います。

今は少数派かもしれませんが、遠くない将来は安藤冬美氏の言うようなフリーランスが主流になる時代が来ると思います。
それは、遠い未来ではありません。

ワークシフトに書かれているように、2025年には超巨大企業と、そのプラットフォームを生かして仕事をするフリーランスに二分されているかもしれません。
もちろん、その超巨大企業で働くサラリーマンの方も多くいると思いますが、フリーランスという働き方が今のようにマイノリティではなくなると思います。

好きなことを仕事にする!?その意味は?

好きなことを仕事にしていいの?

ビジネス書を読んでいると2つの主張があります。

それは、「好きなことを仕事にしなさい」という主張と、「好きなことは仕事にすべきでない」という主張です。

例えば、本田直之氏は著書の中で、好きなことは仕事にするべきではないということを書かれていました。

その主張は、よく分かります。カフェが好きで、カフェを開店したとしても、毎日朝から晩まで仕事に追われる毎日だろうなと思います。仕入れもあって、経理処理をして、単価を上げる工夫をしたり、回転率を上げる工夫をしたり、と。本当に好きだったカフェで過ごす時間も段々となくなり、カフェが好きだという気持ちが薄れていってしまうということも多々あるだろうなと思います。
一方で、例えば本田健氏は、好きなことを仕事にしなさいということを本に書かれていると思います。

その意味も分かるような気がします。文章を書くことが好きで、本を出版したかったら、例えばブログを更新して文章を書く練習をします。最初は当然読者もいません。何を書いても、ほとんど反応もないかもしれません。ところが、好きだから書き続けることができる。それこそ、何年も書き続けていても、全く苦痛ではないかもしれません。実際、ちきりん氏は何年も人気が出なくても、ブログを書き続けたと著書の中で仰ってました。

そして、ある時から徐々に読者が増えていったり、編集者の目の止まり、出版の仕事が舞い込んでくる。こうして、好きなことを仕事にしている方もいらっしゃるのだと思います。

さて、ここでどちらが正しいのか迷ってしまいます。好きなことを仕事にすべきなのか?好きなことは仕事にすべきでないのか?

本当に仕事にすべきなこととは?

この問題に対して、ある時、私の中で答えが出ました。

それは、米国企業のある創業者のインタビューを聞いている時でした。その創業者は、このように語っていました。

昔から「好きなことを仕事にしなさい」と言われてきたけれども、このアドバイスがよく分からなかった。

何故なら、野球やバスケットボールが好きだったが、自分がプロになれるとは思えなかったからだ。そして、段々と分かってきたことだが、本当に正しいアドバイスは「価値観に合った仕事をしなさい」というものだと思う。

いかがでしょうか?

そのインタビューの日本語訳では「価値観に合った仕事をしなさい」と訳されていましたが、言葉を分かり易くすると、「夢につながる仕事をしなさい」という言葉になると思います。

その夢というのは、将来実現したい生活や自分像などのことです。

例えば、将来はハワイと日本に住居を持ち、1年間の半分は日本で過ごし、半分はハワイで過ごす生活がしたいという夢を持っていたとします。そういう場合は、その夢を実現できる手段として適切な仕事をしなさい、ということだと思います。

そうした夢を持ちながら、日本国内の全国転勤があり、月金の仕事を選択してしまったとしたら、高いモチベーションで仕事に取り組むことは難しいのではないかと思います。

逆に、作家になってハワイで原稿を書きつつ、印税で収入を得て生活をするということができたら、生き生きと仕事に取り組むことができるのではないかと思います。(作家という職業について詳しくないので、イメージで書いてます。事実と違っていたら、申し訳ございません)

つまり、何が言いたいかというと、自分の夢に近づいていける仕事を選択すれば、充実感も達成感も感じながら取り組めると思います。何といっても、自分の夢に近づいているわけですし、夢を実現しているビジョンを描きながら、毎日を過ごせるわけですから。

野生のカマスになること、それがリーダーシップ

カマスの法則

カマスの法則というのを聞いたことがありますか?

ノミの法則や、小象の法則というのもありますが、同じような現象です。

カマスという獰猛な魚がいます。その魚を水槽の中に入れておきます。そして、そのカマスと同じ水槽の中に、エサになる小魚を入れるんです。
当然、カマスはエサを食べに行きます。そして、どんどんエサを平らげていきます。

そして、ここから実験スタートです。

カマスを水槽の右側に寄せて、中央にガラスの板を入れて、水槽を2つに仕切ります。
つまり、カマスが右側から左側に行こうとしても、ガラス板が邪魔をして移動できないようにしてしまうわけです。
その状態で、ガラス板の左側に、エサを入れて泳がせるんです。

どうなると思いますか??

ガラス板の向こう側で泳いでいるエサを見て、カマスはもちろんエサを目がけて一直線で進んでいきます!
ところが、ガラス板があるので、当然エサを食べることは叶いません。ガラス板に、ガツン、ガツンとぶつかるだけで、近づくこともできないわけです。

そして、ここから恐ろしいことが起きていきます。
何度も、何度も、エサを食べようとチャレンジしても、エサに近づいていくことができないカマス。

すると、そのカマスはエサが目の前で泳いでいても、食べに行くことを止めてしまうのです。
それだけではありません。邪魔をしていたガラス板を水槽から取り出しても、カマスはエサを食べに行かないのです!

これ、恐ろしい現象ではないですか?

この法則というのは、もちろん人間の行動を示唆しているわけです。
人間もカマスと同様に、「ダメだ」「ダメだ」と条件付けされたことは、本当は出来るのに、チャレンジできなくなっています。

ユニクロの柳井正氏が、「現実を視よ」という本を出版されています。

問題は、その副題です。

「ゴールドラッシュのアジアに取り残され、稼ぐことを忘れて、国を閉ざす日本人へ」

これが、その副題です。
つまり、柳井正氏から見れば、日本人全体がエサを食べられなくなったカマス状態だ、ということだと思います。

リーダーシップとは?

「リーダーシップ」、それはよく聞く言葉だと思いますが、実は日本には存在しない概念です。
(そして、マネジメントなどの概念と混同されて誤解されているシーンがよくあります)

このリーダーシップを、先ほどのカマスの法則の中で説明されている話を聞いて、とても納得感があったので紹介します。

まず、先ほどのエサを食べられなくなったカマス(日本人全員!?)は、どうしたらエサを食べられるようになると思いますか?

もう二度とエサを食べられないのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。ちゃんと、元の獰猛なカマスに戻ることができます。
その方法も、とても簡単です。

何をすればいいかと言うと、同じ水槽の中に野生のカマスを入れてあげればいいのです!

そうすれば、野生のカマスは、どんどんエサを食べに行きます。
その野生のカマスを見て、他のカマスたちも、エサを食べに行くことを思い出し、食べ始めるのです。

つまり、たった1匹でいいのです。たった1匹の野生のカマスを水槽に入れるだけで、全員が元の獰猛なカマスに戻ります。

これは、人間も同じです。
たった1人でいいのです。その1人が、周りの人間を次々と変えてしまうわけです。

柳井正氏は、ユニクロの売り上げを2020年までに5兆円にする、と宣言しています。
(ちなみに、現時点では1兆円ほどの売り上げですから、5年強で5倍にすると宣言しているわけです)
その内訳を見ると、日本は1兆円。その他4兆円はアジアを中心とした海外です。

つまり、柳井正氏は野生のカマスなわけです!

分かりますか?

この柳井正氏の行動が、リーダーシップなわけです。

もちろん、私も含めて、柳井正氏から直接教えを乞うことは叶わないわけですが、柳井正氏のような野生のカマスに出会うことが、先ず重要です。
そして、自分が野生のカマスとなり、周囲をエンパワーメントしていく(リーダーシップを発揮していく)ことが、大切だと思います。

 

経営者の金銭感覚

どんな人が贅沢をしていると思いますか?

「いい時計が欲しい」

「いい車に乗りたい」

「いい家に住みたい」

こうした欲求は、今の20代や30代の方は、以前と比べると少なくなってきているかもしれません。

でも、街を歩いている人を見ていると、格好いいスーツを着ている人や、いい時計、いい鞄を持っている人を見かけます。
女性の方であれば、美味しい食事や、エステなどのリッチな時間を過ごしている方もいらっしゃるのではないかと思います。

さて、そこで質問があります。

世の中で、贅沢をしている人たちって、どんな人だと思いますか?
もちろん、世の中には羽振りのいい経営者は沢山います。

5大シャトーのちゃんぽんを作って、飲むみたいな遊びも存在するみたいですし(笑)
それに、1か月の家賃が100万以上する高級マンションが、東京には何棟も存在します。さらに、1晩で何百万の高級娼婦もいるらしい…

ところが、一般的に苦労を重ねて、成功した経営者の方は、とても質素なお金遣いをしています。

聞いた話なので事実ではないかもしれないですが、小用を足す時は自宅のトイレではなくて必ず庭でするという、一部上場企業の社長もいるみたいです。
流す水を節約するため、だとか。
他にも、お金を下ろす時は必ず、当行のATMを利用するという取締役の方もいらっしゃるそうです。そのために、数百m歩くことになっても、手数料の節約を優先するそうです。

ローンを組むのは、サラリーマンの特徴!?

世の中をじっくり見てみると、気づいてくることがあります。それは、収入に見合わないお金遣いをしているのは、実はサラリーマンだということです。
(結構、ショック…)

例えば、5年、10年ローンを組んで高級時計を買ったり、35年ローンでマンションを購入したり、、、それは、サラリーマンの方が中心です。

事業を営んでいる方は、基本的にはローンを組みません。ローンを組んでも、長期のローンを組むことはありません。
なぜなら、35年もの長期にわたって、経済状況の変化を読み切ることはできないからです。それにも拘わらず、ローンを組むようなリスクは取れないと判断するからです。

もちろん、事業を営んでいる方だって、高級時計を買ったり、マンションを購入したり、贅沢をしたりしています。
しかし、それは基本的にはキャッシュ(現金)です。そして、身の丈にあったお金の使い方をしています。

(もしくは、損をしないローンの組み方をしています。この詳細は、秘密。)

つまり、50万のスーツを着ている経営者の方がいたら、その方は年収5000万くらいの稼ぎがあるということです。
年収1000万で50万のスーツを買ってしまうのは、サラリーマンの方が中心なわけです。

(もちろん、変な金遣いをする経営者だって存在していると承知していますが、そういう人は事業も上手くいかなくなることが多いと思います)
ちなみに、堀江貴文(ホリエモン)氏が、著書の中で、こうしたことを言っていました。

みんな無駄なものにお金を使いすぎるんだ。
ちょっと考えたら安くあげられるものに、わざわざ大金を払おうとする。それが粋だとも思っているのだろうか?

僕はほとんど、ものを買い替えたりしない。つい最近まで、18歳の時に買った炊飯器を使い続けていたし、経営しているバーにはずいぶん前に自腹で買ったプラズマテレビを置いていた。
画面の色が褪せてきて、買い替えたら?とお客さんに言われるまで新品にしなかった。掃除機も10年ぐらい買い替えなかったし、パソコンは6年前に買ったVAIOをそのまま愛用している。

(『君がオヤジになる前に』より)

どうですか?

この本を書いている時のホリエモンは、38歳です。炊飯器は実に20年近く使い続けていたわけです。
ライブドア事件で、逮捕されて個人資産200億円を没収されることになったわけですが、その社長の金銭感覚を知れたような気がします。

もちろん、豪遊して、とんでもない金額を使うこともあったんでしょうが、それは稼ぎに見合っているのだから、私は贅沢過ぎるとは思いません。
私は、今の収入の中で贅沢をするのではなく、贅沢が見合うだけの収入を取って、贅沢をするのが格好いいと思います。

 

凡眼には見えず、心眼を開け。好機は常に眼前にあり

藤田 田氏

藤田田氏は、ご存知の方も多いと思いますが、日本マクドナルドの創業者です。

そして、日本マクドナルドだけではなく、日本トイザらスやレンタルビデオチェーンの日本ブロックバスター、ネクタイの日本タイラックと多くの海外で成功したビジネスを日本に展開しています。

藤田田氏の影響を受けている経営者も多く、ソフトバンクの孫正義氏も高校生の時から尊敬していたそうです。
そして、何度もお願いをして、藤田田氏と面会する機会を得た孫正義氏に、「これからの時代はコンピュータだ。コンピュータを学びなさい。」と助言したそうです。

その時、孫正義氏は16歳(1974年)。つまり、今から40年前のことです。
16歳で藤田田氏に直接助言を求めて行動する孫正義氏の行動力や、情熱・意欲も並はずれていますが、今から40年前にITの世界に進むように進言した藤田田氏の先見性も驚くばかりです。

今の時代でも、IT業界にチャンスを求める人は多くいると思いますが、藤田田氏は40年前にITの可能性に気づいていたわけですから…

そして、2004年に亡くなった時の遺産総額は、なんと約490億円!日本人としては歴代10位に入る額だったようです。うーん、すごい…

「凡眼には見えず、心眼を開け。好機は常に眼前にあり」

これは、藤田田氏の座右の銘だったそうです。常に目に触れるように工夫をされていたそうです。

この格言の意味は、ハンバーガーを見た時に、何を思うか?ということだと思います。
普通の人は、「美味しい!」「安い!」「また来ようかな、ということを考えるのではないかと思います。

藤田田氏の場合は違っていました。「このマクドナルドを日本で展開すれば売れる!」と考えたわけです。つまり、消費者として捉えたのではなく、事業家として捉えたわけです。

もちろん、藤田田氏はハンバーガーを初めて見た日本人ではないです。藤田田氏よりも先に、ハンバーガーを見て、マクドナルドの存在を知っていた日本人は沢山いました。
しかし、マクドナルドを日本に持ち込もうとしたのは、藤田田氏が初めてだったわけです。

この捉え方の違いが、非常に重要だと思います。藤田田氏が言う通り、「好機は常に眼前にある」のだと思います。しかし、眼前に好機があっても、その好機を掴める人と掴めない人がいます。その違いは、捉え方の違いです。

同じ事実を見ていても、見えている世界が異なるのだと思います。私たち凡人に必要なことは、藤田田氏のようなものの見方・捉え方を学ぶことが必要だと思います。