生き残る会社/消える会社 有名企業347社を公開!!

生き残る会社
  • 就職先の会社が生き残るのか知りたい
  • 会社の将来が不安。転職を考えた方がいいのだろうか?
  • 日本が財政破綻しても生き残る会社ってあるの?

あなたは今、そうお考えではありませんか?

就職も転職も大きな決断です。浅い知識や情報で判断して失敗したくありませんよね。

そんなあなたに朗報です。

消える会社も生き残る会社も、実はかなり正確に見極められます。この記事を読めば、気になる会社を自分で判断できるようになるでしょう。

さらに、生き残る会社が分かるようになるだけでなく、生き残る人材になるために必要なスキルや能力も分かるようになります。

この記事の内容を理解することで、就職先や転職先を自信を持って選べるようになります。

生き残る会社を知っていただき、キャリアプランの参考にしていただければ幸いです。

最新版:生き残る会社、消える会社とは?

週刊現代で「5年後、10年後に「生き残る会社/消えている会社」を実名公開!」が掲載されました。この記事では有識者8名によって、有名企業の将来性が公開されています。

この記事をもとに「生き残る会社・消える会社」を解説していきます。

生き残る会社ベスト10

将来性のある会社TOP10を調べました。この10社は、日本の人口減少や技術革新にも対応している会社です。

一体、どんな会社だと思いますか?

ご自身の会社がランクインしているでしょうか?就活中の方は、志望している会社が入っているでしょうか?

順位社名点数偏差値
1東レ1592.2
2キーエンス1488.7
3日本電産1385.1
3ヤマトHD1385.1
3ユニ・チャーム1385.1
3セブンイレブン1385.1
7トヨタ自動車1281.6
7リクルート1281.6
9デンソー1178.0
9コマツ1178.0
9セコム1178.0

消える業界ワースト3

生き残る会社TOP10の次は、消える業界です。これは会社が悪いというよりは、技術革新の悪影響が直撃する業界です。

就職活動中の方は、志望しない方が無難です。もしお勤めの会社が、この「消える業界」に入っている場合は、転職を考えたほうがいいかもしれません。

順位業界点数企業例
1石油0出光興産
1セメント0宇部三菱セメント
3カーナビ0.3パイオニア
3鉄鋼0.3神戸製鋼所
3通販0.3ニッセン

生き残る会社・消える会社347社を公開!

生き残る会社/消えている会社」を実名公開!」で公開されている347社は、こちらです。

業界社名点数偏差値
自動車スズキ349.6
トヨタ自動車1281.6
日産自動車349.6
富士重工556.7
本田技研工業349.6
マツダ349.6
三菱自動車039.0
ヤマハ自動車039.0
トラックいすず自動車142.6
日野自動車246.1
三菱ふそうトラック・バス039.0
自動車部品アイシン精機556.7
カルソニックカンセイ349.6
デンソー1178.0
豊田自動織機453.2
日本精工349.6
矢崎総業349.6
タイヤ住友ゴム工業039.0
ブリジストン867.4
横浜ゴム246.1
カーナビアルバイン142.6
クラリオン039.0
パイオニア039.0
中古車イエローハット042.6
オートバックスセブン142.6
ガリバーインターナショナル039.0
ユーエスエス142.6
工作機械アマダ349.6
オークマ349.6
ジェイテクト349.6
DMG森精機349.6
ナブテスコ453.2
ファナック970.9
ブラザー工業349.6
安川電機453.2
ヤマザキマザック349.6
重工IHI142.6
川崎重工246.1
住友重機械工業039.0
三井造船142.6
三菱重工660.3
プラント千代田化工建設349.6
東洋エンジニアリング246.1
日揮660.3
造船今治造船246.1
ジャパンマリンユナイテッド039.0
ツネイシHD349.6
建設機械クボタ453.2
コマツ1178.0
タダノ142.6
日立建設349.6
ヤンマー246.1
家電NEC142.6
シャープ039.0
ソニー453.2
ダイキン工業867.4
東芝039.0
パナソニック660.3
日立製作所1074.5
富士通039.0
三菱電機660.3
事務機器OKI039.0
オリンパス556.7
カシオ計算機142.6
キャノン349.6
コニカミノルタ039.0
セイコー039.0
ニコン039.0
富士フイルム763.8
リコー246.1
電子部品アルプス電機763.8
オムロン867.4
キーエンス1488.7
京セラ660.3
TDK453.2
日本電産1385.1
村田製作所1074.5
ローム867.4
商社伊藤忠商事867.4
住友商事556.7
丸紅556.7
三井物産660.3
三菱商事763.8
倉庫住友倉庫349.6
三井倉庫349.6
三菱倉庫349.6
陸運SG HD453.2
セイノー556.7
日本通運763.8
日本郵便660.3
ヤマトHD1385.1
海運川崎汽船453.2
商船三井556.7
日本郵船453.2
空運ANA HD763.8
スカイマーク349.6
日本航空763.8
ピーチ・アビエーション349.6
鉄道近畿日本鉄道349.6
JR東海246.1
JR西日本349.6
JR東日本763.8
東京急行鉄道453.2
東京地下鉄660.3
東武鉄道349.6
名古屋鉄道349.6
阪急阪神453.2
電力関西電力142.6
九州電力142.6
J-POWER142.6
中国電力142.6
東京電力142.6
東北電力142.6
ガス大阪ガス246.1
東京ガス660.3
東邦ガス246.1
銀行イオン銀行556.7
住信SBIネット銀行349.6
セブン銀行867.4
ソニー銀行453.2
大和ネクスト銀行246.1
みずほFG349.6
三井住友トラストHD246.1
三井住友FG453.2
三菱UFJ FG453.2
ゆうちょ銀行246.1
りそな142.6
カードイオンクレジットサービス349.6
クレディセゾン453.2
JCB246.1
三井住友カード246.1
三菱UFJニコス246.1
証券SMBC日興証券349.6
SBI HD246.1
大和証券349.6
野村HD349.6
松井証券142.6
マネックスグループ246.1
みずほ証券349.6
三菱UFJ証券349.6
消費者金融アイフル349.6
アコム349.6
SMBCコンシューマーF349.6
生命保険かんぽ生命保険142.6
住友生命保険142.6
ソニー生命保険349.6
第一生命142.6
T&D HD142.6
日本生命保険349.6
明治安田生命保険142.6
損害保険MS&ADインシュランス142.6
損保ジャパン日本興亜142.6
東京海上349.6
飲料アサヒ763.8
伊藤園763.8
キリン763.8
サッポロ349.6
サントリー867.4
森永乳業453.2
雪印メグミルク349.6
化粧品花王1074.5
コーセー556.7
資生堂763.8
ディーエイチシー349.6
家庭用品アース製薬453.2
小林製薬660.3
ユニ・チャーム1385.1
ライオン556.7
百貨店エイチツーオーリテイリング142.6
Jフロントリテイリング142.6
高島屋246.1
三越伊勢丹453.2
スーパーイオン142.6
イズミ142.6
イトーヨーカ堂039.0
西友039.0
ユニー142.6
ライフコーポレーション246.1
コンビニサークルKサンクス246.1
セブンイレブン1385.1
ファミリーマート763.8
ミニストップ246.1
ローソン763.8
家電量販店エディオン039.0
ケーズHD142.6
ビックカメラ246.1
ヤマダ電機142.6
ゼネコン小林組246.1
鹿島建設453.2
清水建設349.6
大成建設246.1
デベロッパー住友不動産349.6
三井不動産556.7
三菱地所556.7
森ビル349.6
住宅飯田GHD142.6
住友林業246.1
積水ハウス246.1
大和ハウス工業763.8
住宅設備TOTO660.3
LIXIL142.6
YKK AP142.6
鉄鋼神戸製鋼所142.6
JFE HD039.0
新日鉄住金039.0
化学繊維旭化成556.7
信越化学工業660.3
住友化学246.1
東レ1592.2
三井化学246.1
三菱ケミカル453.2
ガラス旭硝子246.1
日本板硝子142.6
HOYA246.1
セメント宇部三菱セメント039.0
住友大阪セメント039.0
太平洋セメント039.0
王子556.7
日本製紙349.6
レンゴー349.6
石油出光興産039.0
国際石油開発帝石039.0
コスモ石油039.0
JX HD039.0
昭和シェル石油039.0
石油資源開発039.0
東燃ゼネラル石油039.0
広告アサツーディケイ246.1
電通349.6
博報堂349.6
印刷大日本印刷556.7
凸版印刷556.7
新聞朝日新聞社246.1
産経新聞社246.1
日本経済新聞社556.7
毎日新聞社142.6
読売新聞グループ本社246.1
放送ジュピターテレコム246.1
スカパーJSAT453.2
テレビ朝日142.6
テレビ東京142.6
東京放送246.1
日本放送246.1
フジメディア142.6
WOWOW349.6
菓子江崎グリコ349.6
カルビー763.8
明治HD556.7
森永製菓349.6
ロッテ349.6
即席麺・パン東洋水産453.2
日清食品556.7
山崎製パン453.2
調味料味の素1074.5
キッコーマン556.7
キューピー349.6
ハム伊藤ハム142.6
日本ハム349.6
プリマハム142.6
冷凍食品テーブルマーク246.1
ニチレイ246.1
日本水産349.6
マルハニチロ349.6
医薬品アステラス製薬349.6
大塚349.6
第一三共246.1
武田薬品工業246.1
ドラッグストアサンドラッグ349.6
スギHD349.6
ツルハHD039.0
マツモトキヨシ556.7
ディスカウントストア大創産業246.1
DCM HD142.6
ロイヤルカンパニー142.6
ドン・キホーテ453.2
通信NTTドコモ556.7
KDDI556.7
ソフトバンク970.9
インターネットガンホー039.0
グリー039.0
サイバーエージェント453.2
ディーエヌエー349.6
ミクシィ039.0
ヤフー453.2
LINE246.1
楽天556.7
ITNTTデータ660.3
大塚商会349.6
日本IBM349.6
日本ユニシス349.6
野村総合研究所453.2
通販ジャパネットたかた142.6
ジュピターショップチャンネル039.0
千趣会039.0
ニッセン039.0
ゲームカプコン142.6
コナミ246.1
スクエア・エニックス142.6
セガサミー142.6
任天堂246.1
バンダイナムコ246.1
旅行エイチアイエス453.2
KNT-CT349.6
JCB453.2
日本旅行142.6
阪急交通社349.6
映画松竹453.2
東映349.6
東宝349.6
人材サービステンプ246.1
パソナグループ349.6
リクルート1281.6
教育栄光039.0
公文教育研究会453.2
ナガセ039.0
ベネッセ246.1
オフィス用品キングジム142.6
コクヨ246.1
ナカバヤシ039.0
パイロットコーポレーション142.6
プラス039.0
警備保険セコム1178.0
セントラル警備保障246.1
綜合警備保障246.1
アパレル青山商事142.6
オンワード039.0
しまむら556.7
ファーストリテイリング867.4
ユナイテッドアローズ142.6
ワールド039.0
外食・中食あきんどスシロー142.6
サイゼリヤ349.6
すかいらーく142.6
ゼンショー142.6
ドトーコーヒー039.0
ケンタッキーフライドチキン142.6
マクドナルド142.6
プレナス039.0
松屋フーズ142.6
モンテローザ039.0
吉野家246.1
ワタミ039.0
生活雑貨鳥忠039.0
ナフコ039.0
ニトリ660.3
良品計画970.9

「生き残る会社/消える会社」の評価者

石井 淳蔵

流通科学研究所所長。元神戸大学大学院博士課程修了。同大学学長などを経て現職。

大木 昌光

ファイブスター投信投資顧問取締役運用部長。日本興業銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ドイツ証券などを経て現職。

古我 知史

ベンチャーキャピタリスト、チームクールジャパン代表。モンサント、シティバンク、マッキンゼー・アンド・カンパニーなどを経て現職。

瀧本 哲史

京都大学客員准教授。マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て現職。

名和 高司

一橋大学大学院国際企業戦略研究科特任教授。ハーバード大学MBA取得。三菱商事、マッキンゼー・アンド・カンパニーなどを経て現職

中田 康雄

元カルビー社長。宇部興産、三菱レイヨンなどを経てカルビー入社。同社で創業家以外初の代表取締役社長に就任

中野 晴啓

セゾン投信代表取締役社長。

成毛 眞

インスパイア取締役ファウンダー。日本マイクロソフト代表取締役社長などを経て現職。

なぜ、多くの会社が消えるのか?

「生き残る会社・消える会社」の背景を解説します。これだけ多くの有名企業・大企業が消えるのには理由があります。その理由は、この3つです。

  • 人口減少
  • 技術革新
  • 市場のグローバル化

1つずつ解説していきます。

人口減少

日本は世界史史上、類を見ない人口減少を経験します。

今の人口は1億2千万人ですが、2050年には8千万人までが減ります。たった数十年で人口の1/3が消えます。人口が減ると売上も減ります。

例えば、携帯電話の所有者も2/3になります。そうすると携帯ショップの売上は2/3になるでしょう。

もちろん海外進出がうまくいっている会社は生き残ります。しかし、うまくいっていない会社は人口減少の影響を受けて消えていきます。

技術革新

技術革新は、人口減少よりも分かりやすく、悲惨です。

技術革新が起きると、業界そのものがなくなります。「産業の突然死」と呼ばれるものです。

たとえば、LINEを考えてみてください。みなさん、使ってますよね?

その結果、携帯メールを使わなくなりました。そして、「デコメ」が死語になりました。いま、「デコメ」を打ってる人なんていないでしょう。

こうした例は枚挙にいとまがありません。

  • 携帯電話の登場で、公衆電話が消滅
  • スマートフォンで、カーナビが壊滅
  • ネットショッピングで、カタログ通販が大打撃

これからAI・ブロックチェーン・ドローン・ゲノムなどの技術革新が多くの産業を突然死させていくでしょう。

市場のグローバル化

世界企業の登場で、グローバルで最適化した企業が生まれました。例えば、アップルやグーグル、アマゾンなどです。

これらの世界企業はもっとも安い国で法人税を支払い、もっとも安い国で製品を製造しています。その結果、法人税は20%以下です。

一方で、日本のみで展開している企業は倍近い法人税を支払っています。そうした場合、両者がまったく同じ事業を展開したら、どうなるでしょうか?

  • グローバルで最適化した世界企業
  • 日本国内で最適化したローカル企業

勝者は「グローバルで最適化した世界企業」で、その結果は目に見えています。規制の厳しい産業ではローカル企業も守られていますが、自由競争になっている産業では世界企業が圧勝しています。

世界企業と競合しているローカル企業も消えていきます。

生き残る会社の見極め方

これからも生き残る会社を見極めるには3つのポイントがあります。

  • 成長産業か否か
  • 歯ブラシ・テスト
  • ベンチャーは判断不可

1つずつ紹介していきます。

成長産業か否か

上げ潮はすべてを押し上げる

これはケネディ大統領の有名な言葉です。成長産業で事業を行っている会社は、どんどん伸びていきます。逆に衰退産業の会社は、どんなにがんばっても下がっていきます。

なので、成長産業にある会社は生き残ります。では、どんな産業が成長するのでしょうか?

それは人口が増える産業です。

例えば、わたしは2010年から14年まで通販業界で働いていましたが、当時は通販人口がかなり増えていました。その結果、通販業界が成長し、会社も成長を続けていました。

日本の人口は全体としては減りますが、市場ごとに見れば伸びていくものもあります。例えば、高齢者をターゲットにした市場は、今後もどんどん伸びていくでしょう。

そういう会社は生き残ります。

歯ブラシ・テスト

歯ブラシ・テストはグーグルが事業化するか否かの判断に使っているテストです。

  • Gmail
  • グーグルマップ
  • ユーチューブ
  • アンドロイド

は、すべて歯ブラシ・テストに合格しています。この歯ブラシ・テストは生き残る会社を判断するときにも有効です。

歯ブラシ・テストの方法は、とても簡単です。歯ブラシ以上の頻度で使うだろうか?を考えるだけです。

  • 歯ブラシ以上の頻度で使うなら合格
  • 歯ブラシ以下の頻度でしか使わないなら不合格

です。

会社や事業を見るとき、どうしても華やかなものに目がいきがちです。しかし、実は地味なもののほうが事業としては強いです。

例えば、スマホを考えてみてください。10年前から使い続けているアプリは、ありますか?

ぼくは「Gmail」と「グーグルマップ」だけです。電車案内もブラウザも10年前とは違うものを使ってます。

スマホのアプリ開発はとても華やかな業界です。若い人からも大人気です。しかし、移り変わりが激しく、10年後はおろか5年後すら予測できません。

一方で、歯ブラシや歯磨き粉はとても地味です。しかし10年20年前から使い続けてますし、今後も何十年と使われ続けるでしょう。

このように身の回りのものを歯ブラシ・テストで判断してください。合格する会社は生き残れます。

ベンチャーは判断不可

成長産業で歯ブラシ・テストに合格した会社は高い確率で生き残るでしょう。でも、1つ注意点があります。

  • ベンチャー企業は判断不可

ということです。たまに、

  • ロボット技術が熱くて、△△というベンチャーが絶対伸びると思うんですよね!
  • ゲノム市場が伸びると思うので、☓☓というベンチャーに行きます

という人もいます。でも、ベンチャーは判断不可なので止めておいたほうがいいです。

世界的に有名なベンチャー・キャピタルでも投資成功率が2割を超える会社はありません。それくらい伸びていくベンチャーを見極きするのは難しいです。なので、自分の人生をベンチャー企業にベットするのは止めておいたほうがいいと思います。

生き残る会社でも生き残れない人材とは?

生き残る会社と消える会社を解説してきましたが、生き残る会社でもすべての仕事が残るわけではありません。生き残る会社でも消える仕事・人材はあります。

元アル・ゴア副大統領のスピーチライターをしていたダニエル・ピンクが「ハイ・コンプト」に、このように書いてます。

一つ目は「よその国、特に途上国にできること」は避ける。
二つ目は「コンピュータやロボットにできること」は避ける。
三つ目に「反復性のあること」も避ける。
反復性のあることは、ロボットかコンピュータが必ずやってしまうか、BPO(間接業務のアウトソーシング)されてしまうからだ。
つまり、今後はインドや中国と競争するだけではなく、コンピュータやロボットと競争する ような仕事も見込みがない。

ハイ・コンセプト

つまり

  • 途上国でもできる仕事
  • 機械やロボットでもできる仕事
  • 反復性のある仕事

は、今後日本から消えていきます。

でも、この条件に該当する仕事って、かなり多いですよね?実は、消える仕事はかなり多いです。

今の子供たちの65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く。
“今後10~20 年で、雇用者の約47%の仕事が自動化される”といった予測もあるように、将来の変化を予測することが困難な時代を生きる子供たちに対しては、社会の変化に受け身で対処するのではなく、自ら課題を発見し、他者と協働してその解決を図り、新しい知・価値を創造する力を育成することが喫緊の課題である。

教職員等の指導体制の在り方に関する懇談会提言

上記のように米国では今から10年以内に半数以上の仕事が消えているという研究もあります。

このように生き残る会社でも消える仕事や人材もありますので、ぜひよく見極めてください。

生き残る人材に必要な能力とは?

これからは創造性があり、反復性がないこと、つまりイノベーションとか、クリエイティブ、プロデュース、といったキーワードに代表される能力が必要になっていくということである。

ハイ・コンセプト

「ハイ・コンプト」の前書きに、大前研一氏がこのように書いています。もう少し細かく見ていくと、今後必要になる能力は6つあります。

  • 機能だけでなく「デザイン」
  • 議論よりは「ストーリー・テリング」
  • 個別よりも「全体の調和をとる力」
  • 論理だけではなく「共感力」
  • まじめだけでなく「遊び心」
  • モノよりも「生きがい」

これらを追求した仕事や、能力を持つ人材は生き残ります。その象徴はインフルエンサーのゆうこす氏だと思います。

ゆうこす氏が書いた「共感SNS」を読むと、

  • インスタ写真などのデザイン力
  • ライブでのストーリー・テリング
  • 女性に刺さる文章を書く共感力
  • 新しいことに挑戦する遊び心

などに優れていると感じます。

ぜひ、みなさんもこれらの能力を磨いてみてください。重宝される人材になると思います。

これから生き残る人材になるには?

生き残る会社や生き残る人材について解説してきましたが、生き残る会社を選んだり、生き残る人材になったりするためにオススメがあります。

それは「読書会に参加すること」です。

読書会に参加すると、

  • 転職先の業界は職種の知り合いをつくれる
  • 学生でも気軽に社会人の知り合いをつくれる
  • 読書が習慣になるので、知識が身につく
  • 本の紹介があるので、プレゼン力がアップする
  • 色んな立場の人と話ができるので共感力が磨かれる

と、いいことづくめです。

わたしも参加者からよく転職相談を受けますが、よく読書会に参加されてる方はたいてい転職に成功します。

本当に読書会ってすごいなぁと実感してます。ぜひ、みなさんも体感してみてください。

また東京で読書会を探す方は、こちらの記事を参考にしてください。

【東京編】読書会はハズレも多い?失敗しない読書会の選び方 完全版

まとめ

今回は生き残る会社と消える会社、生き残る人材について紹介してきましたが、いかがでしょうか?

今回の記事を読んでいただければ、気になる会社を自分で消えるか生き残るか判断できるようになるでしょう。そして、就職先も転職先も自信をもって選べるようになります。

今回の記事があなたのキャリアプランの参考になれば幸いです。