読書のメリット:年収と読書の意外な関係
読書は自己投資とよく言いますが、まさにその通りです。最大のメリットとも言えるかもしれません。読書で年収がUPします。
少し古いですが、読書と年収の関係を調べた興味深い調査があります。「現代人の読書実態調査」(http://www.jpic.or.jp/press/docs/2009JPIC_research_R.pdf)という調査結果です。
月3~4冊の人を見てください。読書と年収の関係が顕著に表れています。年収が高くなれば高くなるほど、月3~4冊の比率が高くなっています。
一方で、月0冊の人を見てください。こちらも、読書と年収の関係が顕著に表れています。年収が高くなるほど、概ね月0冊の比率が低くなっていきます。
つまり、読書量が少ないと年収が低くなり、読書量が多いと年収が高くなる傾向にあるということです。とんでもないメリットですね。月に3~4冊の書籍代は1回の飲み会代よりも安いです。それを継続して、年収1500万以上になったら…?有無を言わさず、読書をするしかないですね(笑)。
読書のメリット:年収が上がる読書量とは?
読書量が多いと年収が高くなり、読書量が少ないと年収が低くなる傾向が分かりました。そこで気になるのは、どのくらい読書量が必要なのか?ということだと思います。
先に結論を言うと「月5冊以上」が1つの目安になります。
その理由を見ていきます。
上記の表を年収を軸に見てみると、300-500万の年収帯を頂点として山なりの分布になっていることが伺えます。一方で読書量を軸に見てみると、月1冊を頂点として山なりの分布になっています。(この分布は山なりで正しい表現なのかな?)
この分布を考慮した上で、特異な数値を示している箇所が3点あります。それは、①「月0冊・年収1500万以上」、②「月8冊以上・年収1000-1500万」、③「月5-7冊・年収155万以上」の3箇所です。
①「月0冊・年収1500万以上」は、特異に少なくなっています。
②「月8冊以上・年収1000-1500万」と③「月5-7冊・年収1500万以上」は、特異に多くなっています。
これだけで結論づけるのは早計であるとは百も承知です。ただ、「月0冊の読書量で年収1500万以上の人は非常に珍しい」と言えると思います。
一方で、「月5冊以上の読書量で年収1000万以上の人が多くなる」傾向にあるようです。
年収に影響する読書量は「月5冊以上」と述べたのは、こうした理由でした。ちなみに、月5冊以上の人は全体の10%しかいません。そのため、月5冊以上読んでいれば、読書家に分類される読書量だと思います。
たった2時間で5冊分の読書メリットを得る方法とは?
「月5冊以上」が年収に影響する読書量の目安だと述べました。しかし、こんな悩みを抱えている方もいると思います。
・読書をする時間がないので、月5冊も読めない
・読書が苦手で、月5冊も読めない
・月5冊読んでいても、本に偏りがある
そこで、たった2時間で5冊分の読書メリットを得る方法を紹介したいと思います。
それは、読書会に参加することです!
読書会に参加すれば、1回の読書会で10人近くの人にオススメの本を紹介してもらえます。そこで、その本のエッセンスを厳選して教えてもらうことができます。そうすれば、1回の読書会で10冊分のエッセンスを吸収することもできるのです。
ただ、こう書くと疑問に思われる方もいると思います。読書会で紹介を聞くだけでは、本の内容は数%しか分からないのではないか?と。
確かに、その通りです。ところが、それは決して悪いことではありません。
もともと読書をしても、その本の情報を100%インプットできるわけではないからです。試しに、最近読んだ本の情報を思い出してみてください。本全体の何%思い出すことができましたか?おそらく、本当に重要なエッセンスしか思い出せないと思います。
そのため、読書会で重要なエッセンスだけを吸収したとしても、それは無意味なことではないのです。(もちろん、実際に読んだ方がいいとは思いますが。)
私は読書会を主催してみて、本の紹介を聞く価値を本当に実感しています。
読書会に興味を持たれた方は、実際に参加してみてはいかがでしょうか?きっと、とても有意義な時間を過ごすことができると思います。もし「20代読書会に参加してみたい」と思われた方は、こちらにて今後の開催日程をご確認の上、お申し込みください。
そして、他にも読書には多数のメリットがあると思います。詳しくは「え?本当?読書の7つのメリット」の記事で紹介しています。ご参照ください。