レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEOシティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQの上場に導く。現在は、 日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行っています。日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ取締役、 米国Global Vision Technology社取締役、アスロニア取締役、アロハテーブル取締役、コポンノープ取締役、アキュム取締役を兼務。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活するデュアルライフを送っており、著書は累計250万部を突破し、 韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されています。さらに、著者のプロデュースも行っており、合計140万部を突破。佐々木圭一著「伝え方が9割」ダイヤモンド社47万部、小林弘幸著「なぜこれは健康にいいのか?」サンマーク出版(50万部)、泉正人著『仕組み仕事術』ディスカヴァー(10万部)、「仕組み」整理術(5万部)、お金の教養(8万部)、山本ケイイチ著『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか?』幻冬舎新書(10万部)などいずれもベストセラーとなっています。
本田直之氏も、高城剛氏と同様に純粋に格好いい大人だと思います。それは外見も、生き方も、働き方も、どの面から見ても格好いいです。
実は、私は社会人になりたての頃に「レバレッジ・シンキング」と「レバレッジ人脈術」を読んで、そのまま本田直之氏の存在はすっかり忘れていました。確かに、いい本だなと思って読んだ記憶があります。また、本田直之氏が著書に書いていたようにフロー型のスキルではなく、ストック型のスキルを身に付けようとしたり、ナレッジを定型化して溜めたりして仕事を効率化していたので、無意識の内に非常に影響を受けていたのだと思います。そして、恩恵も受けていました。
ところが、私の中では、「仕事術などのノウハウ系の本を書いている人」という感じで受け取っており、あまり印象に残っていませんでした。
しかし、「ノマドライフ」を読んだ時に、本田直之氏へのイメージが一変しました。それは、モチベーション3.0で生きている人だと分かったからです。
どういうことかと言うと、ダニエル・ピンク氏が著書の「モチベーション3.0」の中で、現代人のモチベーションはモチベーション1.0でも2.0でもなく、3.0になっていると書いています。ただ、多くの人は未だ未だ2.0の世界に生きています。モチベーション2.0とはアメとムチ、信賞必罰のことです。つまり、多くの企業文化です。その中で、本田直之氏は正にモチベーション3.0の生き方をしています。むしろ、本田直之氏の生き方・働き方に触れて初めて、モチベーション3.0の意味を理解できた気がしました。そのため、本田直之氏の生き方・働き方に強烈なインパクトを受けたのです。
会社の中で出世することが人生の目標ではなくなった現代において、「一体、自分は将来何をしたいんだろう?」「人生の目標が見つからない。」という人も多いと思います。それは、今この瞬間が色んな意味での転換点だからだと思います。
私は、本田直之氏は転換後の世界の「格好いい生き方」を体現している大人だと思います。その生き方・働き方に触れることができる「ノマドライフ」「7つの制約に縛られない生き方」は一読されることをお薦めします。
さらに、[推薦著者7]でも紹介しますが、ロバート・キヨサキ氏が書いている「金持ち父さん貧乏父さん」に出てくる生き方を、現代版で体現している人だとも思います。(ご本人が言われていることではなく、私の勝手な解釈です。誤解しないでくださいね。)
ロバート・キヨサキ氏は不動産、金融商品、起業を題材として2000年代に本を出版されています。当然、題材となった時代からタイムラグがありますので、今となっては20年前・30年前の話も出てきます。そのため、その本質は十分に現代でも通用しますが、もしかしたら「ピンとこない。」「イメージが湧かない。」という人もいるかもしれません。そういう人にも、ぜひお薦めしたいです。
■20代で絶対に読むべき本-本田直之氏■
- ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと
- 7つの制約にしばられない生き方
- 意思決定力
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