仕事で成果を出すために、忙しい社会人が読書を習慣にする方法

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  • 社会人になって読書量が減ってしまった
  • 社会人として読んでおいて当たり前の本を知りたい
  • 社会人は、どれくらい本を読むものなんだろう?
  • 読書って仕事の役に立つものなのか?
  • 読書初心者の社会人は、何から読めばいいんだろう?

あなたは今、そうお考えではありませんか?

本を読みたいけど、何から読めばいいか分からない。社会人になって本を読む時間がなくなってしまった。そんな忙しい社会人でも読書を継続でき、仕事に役立つ良書が分かると最高ですよね。

そんなあなたに朗報です。

社会人になって読書をし始めて、年間100~200冊読むようになったわたしが、時間のない社会人でも読書を続けられる方法を解説します。その上で、読書がどのように仕事に活かされてきたかの体験談や社会人の必読書なども紹介します。

この記事の内容を実践すれば、きっと皆さんも読書を習慣化できて、その楽しさに夢中になることでしょう。

忙しい社会人の皆さんが、読書を続けられて仕事にも活かされるよう、この記事がお役に経てば幸いです。

毎日の読書で社会人生活はこんなに変わる!

読書をすることで、社会人生活は劇変します。それは、わたしも体験していますし、様々なデータからも分かります。まずは皆さんに社会人が読書をする意義をお伝えします。

社会人から読書を始めた私の体験談

わたしは、今では年に100-200冊の本を読みます。しかし、元々こんなに本を読んでいたわけではありません。社会人になってから読むようになったのです。だから、22歳の頃は「年100冊読みます」という人を見て、「自分には絶対ムリだ」と思っていました笑。

そんなわたしが本を読むようになって実感した変化は、以下の4つです。

年100冊読めるようになった

毎年100冊以上を読むようになって、確実に知識が増えました。また読書をキッカケに筋トレやサウナなど興味のなかったこともトライするようになり、毎日の楽しみも増えました。たまに一日中、小説を読んでその世界に浸ることもあります。読み終わたときには、他では得られない爽快感があり、リフレッシュできます。こんな1日を過ごすようになるとは想像もしませんでした笑。

「年100冊」は、わたしの自信の1つです。これだけ読んでいること自体、自分には意味があります。

20代で独立できた

わたしは元々、朝8時-夜23時まで働く会社で会社員をしていました。でも 自分の人生に主導権がなく、会社に支配された生き方を窮屈に感じるようになって独立しました。独立後は収入も上がり、毎日2-3時間の労働で随分楽しい日々を過ごしてます。何より自分で自分の人生を設計できることが最高だと感じています。

独立して自分でお金を稼げるようになったのも読書のお陰です。「独立しよう」と決めてから、様々なビジネス書や自己啓発書を読みました。有名どころのビジネス書や自己啓発書は、ほとんど読んだと思います。

そして、売上に困った時、集客が上手くいかない時、初めての税務申告など、どんな時も常に本を頼りにしてきました。読書なくして今の生活はないです。

読書会を運営して東京最大のコミュニティになった

わたしは長年、読書会を運営しています、東京都内では最大の読書会だと思います。この読書会を開催してみようと思ったのもキッカケは本でした。

「2022-これから10年活躍できる人の条件」(神田昌典著)で読書会が推奨されており、おもしろそうだなと思ったのがはじまりです。今では多くの人が常連となり、運営を手伝ってくれてます。ともに読書会をするだけでなく、筋トレをしたり、映画や旅行、サウナに行ったりもします。中には、一緒に仕事をする人もいます。

社会人になってできた友人は読書会つながりの人ばっかりです。わたしは人見知りでインドアなので、読書会を続けてきて本当によかったです。もし読書会をしていなければ、今ごろ一緒に遊ぶ友だちがいなくて困っていたかもしれません笑。

毎日15分の読書でも上位20%に入れる

まず最社に社会人の読書事情を見てみましょう。

国語に関する世論調査
国語に関する世論調査

上記の図からもわかる通り、社会人の半数はまったく読書をしていません。そして、月に1-2冊読む人が37%です。つまり、月に3冊以上読んでいれば読書量とには上位20%に入ります。

月3冊の読書はそんなに大変ではありません。1日15分で可能です。15分×30日=450分。1冊読むのに2時間半(150分)もあれば十分でしょうから、450分(150分×3冊)でちょうど3冊読めます。

15分と言えば、1日の1%にあたります。1日は24時間×60分=1440分です。1440分×1%で15分ですね。そう考えるとたった1%の投資で上位20%に入れるということです。

実際は通勤時間で読書をする人が多いでしょうから、行き帰りで本を開けば、1日1時間(30分×2日)は確保できます。平日だけ読書したとしても20日×1時間=20時間になります。これだけ読書すれば月に10冊読めるようになる人も多でしょう。

世の成功者も読書家ばかり

世界の億万長者たちの読書習慣を見てみると、読書家な人が多いです。一例を紹介します。

  • ウォーレン・バフェット(投資家) 毎日5-6時間の読書(新聞5紙と企業報告書500ページ)
  • ビル・ゲイツ(実業家) 年間300冊以上の読書(学生時代)
  • マーク・ザッカーバーグ(実業家) 2週間に1冊以上の読書
  • イーロン・マスク(実業家) 毎日2冊の読書(学生時代)
  • マーク・キューバン(実業家) 毎日3時間の読書
  • アーサー・ブランク(実業家) 毎日2時間の読書
  • デイビット・ルーベンスタイン(投資家) 毎週6冊の読書
  • ダン・ギルバート(実業家) 毎日1-2時間の読書

読書をしないと どんどん貧困になる!?

読書量と年収には相関関係があります。

読書と年収
現代人の読書実態調査より
  • 読書量0冊は、年収100万未満では27.6%と多く、年収1500万以上だと4%と少ないです。
  • 読書量3~4冊は、年収100万未満では12.6%と少なく、年収1500万以上だと23.8%と多くなります。

つまり、年収の低い人の読書量は少なく、年収の高い人の読書量は多いのです。読書をしないと貧乏になってしまうのかもしれません。

忙しい社会人が読書を習慣にする方法

わたしは学生時代はまったく読書をする習慣がありませんでした。でも社会人になって読書を始め、年100冊以上読むようになりました。そこで、

  • 社会人になって読書量が減った方
  • 社会人になって読書を始めたい方

に、時間がなくても読書を習慣にする方法を紹介します。

読書会に参加する

1番おすすめな方法です。ぜひ読書会に参加してみてください。一気に読書のおもしろさに目覚めて、読書欲も爆発します。読書会に参加すればおすすめの本も知れるし、読書好きな友だちもできます。最高です。

とはいえ「読書会って、めちゃくちゃ頭の良い人が集まってそう」とか「読書をほとんどしたことのない自分が参加したら恥をかきそう」と心配になる方もいると思います。が、まったく心配する必要はありません!安心して参加してください。

こちらの記事を参考に自分に合う会を調べてください。わたしも毎週読書会を開催にいるのでよかたら、参加してみてください。

【東京編】読書会はハズレも多い?失敗しない読書会の選び方 完全版

もちろん読書会は読書が習慣になってる方にもおすすめです。筋トレ好きな人もジムに行くとテンションが上がると思います。自宅で美味しいコーヒーが飲めてもカフェには別の楽しみがあるでしょう。

読書会も同じです。コーヒー好きにとってのカフェ。筋に好きにとってのジムが本好きにとっての読書会です。ぜひ、一度 読書会に参加してみてください

おもしろい本を読む

読書には絶対のルールがあります。それは「おもしろい本を読む」ということです。毎年100-200冊読んでいても、おもしろくない本は苦痛ですし、まったく進みません。世間で名著と言われていても「つまらない」と感じる本もあります。

わたしはつまらないと感じた本は途中でも読むのを止めます。皆さんもつまらない本は、ぜひ勇気をもって読むのを止めてください。我慢して読んでいると読書が苦行になってしまいます。続きが気になって眠れなくなる位の本を読むようにしましょう。

常にカバンの中に本を入れておく

読書をするには、とにかく常に本を持ち歩くことが重要です。意外と小さなショルバーバックにも本は収まるので常に持ち歩いてください。そうして、スキマ時間に本を開くのです。

  • アポ前の10分
  • 寝る前の5分
  • 電車移動の20分
  • ランチ後の15分

探せば10分20分のスキマ時間はいくらでも見つかます。普段は、その時間をスマホゲームやLINEの返信、ネットニュース、Twitterなどで埋めていると思います。その時間を読書に変えるのです。本を読みたくても手元に本がなければ読めません。なので常にカバンに1冊本を入れておいてください。

本は、わたしは紙の方がおすすめですが、電子書籍の方がかさばらなくていいという人もいるでしょう。もし電子書籍を利用するなら、スマホではなく専用のデバイスを用意してください。スマホやタブレットでも読めますが、どうしてもLINEの通知が気になったり、ゲームをしてしまうからです。そうしたものが目に入らないようにした方が読書に集中できます。

読書をゲームにする

これはわたしの読書量が急増した方法です。当時ある程度読書が習慣になっていて、年30-40冊読んでいました。その時、読書を「ゲーム化」してみたら一気に読書量が増え、年100-200冊読めるようになったのです。なので、これは月1冊以上読む習慣のある人にとてもおすすめの方法です

わたしが行った「読書をゲーム化」する方法とは、”毎月読書の記録を付ける”ということです。たったこれだけのことですが、「今月は○冊読んだな」とか「先月より少ないな」と少し意識するだけで読書欲が湧いてきます。

わたしは手帳で読んだ本を管理していましたが、「読書メーター」を使えば、冊数だけでなくページ数まで出してくれます。平均読書ページ数がグラフで出てくるので、とてもモチベーションになります。ぜひ、取り入れてみてください。

社会人におすすめの本

これから読書を始める人はどこから手を付けていいか分からないですよね?様々なサイトで「おすすめの本」が載ってますが、「これを最初に読んだら、絶対に挫折するでしょう笑」という残念なチョイスも多いです。

そこで、20代読書会を長年開催している経験をもとに、読みやすくておもしろい、社会人におすすめの本を紹介します。

読んでいて当たり前の必読書

LIFE SHIFT

2016年Amazonビジネス書1位。「人生100年時代」を初めて提唱した本で、多くのビジネス書で引用されています。日本の政策にも多大な影響を与えています。

ミレニアル世代(1980年-2000年生)がキャリアを考える上で必読の書です。20世紀と21世紀で、キャリア戦略がどう異なるのかが、よく理解できます。またマンガ版も出版されており、読書に慣れていない人は、マンガ版がおすすめです。

嫌われる勇気

嫌われる勇気

2013年Amazonビジネス書1位。100万部以上売れて、流行の本から定番の本に仲間入りしています。今でも読書会で紹介される人気の本です。

アドラー心理学がわかりやすく解説されており、職場の人間関係で悩まなくなったという感想も聞きます。本書は青年と哲人の会話で書かれているので、とても読みやすいです。

読書が苦手な人におすすめの本

ゼロ

ゼロ

ホリエモンが出所後、初めて出版した本。生い立ちから、仕事観や成功哲学まで多くを語っています。ホリエモンの代表作で、この本がキッカケでホリエモンのファンになった人も多いはずです。とても読みやすく、やる気が湧く本です。

上京物語

小説調で書かれているビジネス書。本書がキッカケで読書にハマったという人も多く、読書会でも度々紹介されています。「今はタイミングじゃない」と逃戦を後回しにすることが怖くなり、小さな一歩でもいいから行動したくなる本です。

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

とても読みやすく、薄い本ですが古典的名著です。本当の安定は安住した生活にはないということを教えてくれます。

安全な道を行くか危険な道を行くかを迷ったら、危険な道を行くことが安全な未来につながると思えるようになります。

読んでいると一目置かれる本

社会人になったら、いつかは読んでおきたい骨太な名著を紹介します。読めば、感銘を受けるような本ばかりですし、周りの同僚や先輩からも一目を置かれることになるでしょう。

7つの習慣

7つの習慣

ビジネス書で1番有名な名著。社長がおすすめするビジネス書で、何度も1位になっています。成功するための人生哲学が、7項目に分かれて解説されています。

人を動かす

人間関係でこれ以上の名著はありません。

  • 人から愛されて尊敬されたい。
  • いい人に恵まれたい。
  • 良好な人間関係を築きたい。

こうした願望を叶えるためにどうすればいいのか、必要なことがすべて網羅されています。

ホモ・デウス

ホモ・デウス

人数史観を1冊で理解できる良書。この一冊を読んでおけば人類の誕生から、農業革命、産業革命、情報革命を一貫して理解できます。そして現在から未来にかけて、どんな産業が発展し、どういう方向に進んでいくのか明確になるでしょう。

まとめ

今回は忙しい社会人が読書を習慣にする方法を紹介してきましたが、いかがでしょうか?

今回紹介した方法を実践していただければ、きっと読書を習慣化できて、その楽しさに夢中になることでしょう。そうすれば仕事で結果が出ることはもちろん、人生の楽しみが1つ増えることになります。

忙しい社会人の皆さんが、読書を続けられて仕事にも活かされるよう、この記事がお役に経てば幸いです。

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