
今回は「外資系の流儀」がMVP賞でした。
- どういう人が成功し、どういう人が失敗するか?
- 上司に逆らうとどうなるか?
- なぜ人もオフィスもオシャレなのか?
MBA取得を機に「ガイシ」の世界に飛び込んだ著者が、自らの経験と豊富な取材で外資系企業の実態と仕事術を徹底分析。「初日からフル稼働を覚悟すべし」「デブは論外」「自分で育て」「会社の悪口は言うな」等、過酷かつ魅力的な環境を生き抜くトップエグゼクティブやヘッドハンターが語る“鉄則”とは。
開催報告:20代読書会in東京
日時:03月06日(土)09:30-12:00
参加者:4名(男性:1名、女性:3名 初参加:1名、リピーター:3名)
MVP賞
外資系の流儀

- どういう人が成功し、どういう人が失敗するか?
- 上司に逆らうとどうなるか?
- なぜ人もオフィスもオシャレなのか?
MBA取得を機に「ガイシ」の世界に飛び込んだ著者が、自らの経験と豊富な取材で外資系企業の実態と仕事術を徹底分析。「初日からフル稼働を覚悟すべし」「デブは論外」「自分で育て」「会社の悪口は言うな」等、過酷かつ魅力的な環境を生き抜くトップエグゼクティブやヘッドハンターが語る“鉄則”とは。
紹介された本
未来に先回りする思考法

「実際に空を飛ぶ機械が、数学者と機械工の協力と不断の努力によって発明されるまでには、百万年から一万年かかるだろう」
ニューヨークタイムズにこのような社説が載ったのは、ライト兄弟が人類で初めて空を飛ぶわずか数週間前のことでした。
今に生きる私たちも、この話を笑うことはできないでしょう。
iPhoneが発売されたとき「赤外線がないなんて流行らない」「おサイフケータイが使えないなんて不便」と多くの人が言っていたことを、
Facebookが日本に進出したとき、「実名性のSNSは日本人の気質には合わないので普及しない」と多くの「知識人」が言っていたことを、私たちは都合よく忘れています。
人間は本来、未来を見誤るものなのです。
しかし、そんな中でもごくわずかな人は驚くほどの先見性を発揮して大きな成果を上げています。その違いは人々の「思考法」にあります。
星の王子さま

これまでで最も愛らしく、毅然とした王子さまが、優しい日本語でよみがえります。世界中の子供が、そして大人が読んできた。世紀を越えるベストセラー。
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった。
一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。
働き方2.0vs4.0

- 働き方1.0 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
- 働き方2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード
- 働き方3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
- 働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)
- 働き方5.0 機械がすべての仕事を行なうユートピア/ディストピア
安倍政権が進める「働き方改革」とは、働き方1.0を強引に2.0にヴァージョンアップしようとするものです。これまで日本の「知識人」は、日本型雇用こそが日本人を幸福にしてきたとして、「働き方改革」を推進する「ネオリベ(新自由主義者)」に呪詛の言葉を投げつけてきました。ところが「真正保守」を自任する安倍首相は「雇用破壊」に邁進し、「私がやっていることは、かなりリベラルなんだよ。国際標準でいえば」と自画自賛しています。グローバル化、知識社会化・リベラル化する世界のなかで、働き方1.0は目を覆わんばかりの機能不全を起こしています。政権が保守であれリベラルであれ、官民挙げて「改革」しなければどうにもならなくなっているのです。しかし問題は、働き方2.0を実現したとしても、それではぜんぜん世界の潮流に追いつけないことです。最先端の働き方は、3.0から4.0に向けて大きく変わりつつあるからです。
以上、03月06日(土)20代読書会in東京の開催報告でした