
今回は「苦しかったときの話をしようか」がMVP賞でした。
年間集客が約700万人まで減少し、このままでは倒産確実といわれていたUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)を、年間約1500万人のテーマパークへ再生させた稀代のマーケター、森岡毅。
彼は大学生になった我が子のために、就活・昇進・転職・起業などキャリア形成について書きためていたプライベートな文書があった。これに編集者が気づいて読んだところ、激しく感動。一般に向けて出版されることとなった。
就活する前に自分の軸を決めること、そのためには自分の好きなことを発見し、磨いていくこと、社会では自分のブランドを構築するために努力することなど、就活生のみならず、ベテランの社会人が読んでも実に面白い内容になっている。
目次
開催報告:20代読書会in東京
日時:06月01日(火)20:00-22:00
参加者:5名(男性:3名、女性:2名 初参加:0名、リピーター:5名)
MVP賞
苦しかったときの話をしようか

年間集客が約700万人まで減少し、このままでは倒産確実といわれていたUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)を、年間約1500万人のテーマパークへ再生させた稀代のマーケター、森岡毅。
彼は大学生になった我が子のために、就活・昇進・転職・起業などキャリア形成について書きためていたプライベートな文書があった。これに編集者が気づいて読んだところ、激しく感動。一般に向けて出版されることとなった。
就活する前に自分の軸を決めること、そのためには自分の好きなことを発見し、磨いていくこと、社会では自分のブランドを構築するために努力することなど、就活生のみならず、ベテランの社会人が読んでも実に面白い内容になっている。
紹介された本
人生は攻略できる

これからの時代に必要なのは、新しいお金に関する考え方と成功哲学。本書は、大切だけど、学校や大人は誰も教えてくれない「橘流・これからの時代のお金との付き合い方&働き方」を述べた一冊。中高生から若手社会人、その親御さんまで、幅広い世代に読まれるべき、橘氏の決定版!
働き方2.0vs4.0

●働き方1.0 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行
●働き方2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード
●働き方3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型
●働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)
●働き方5.0 機械がすべての仕事を行なうユートピア/ディストピア
安倍政権が進める「働き方改革」とは、働き方1.0を強引に2.0にヴァージョンアップしようとするものです。これまで日本の「知識人」は、日本型雇用こそが日本人を幸福にしてきたとして、「働き方改革」を推進する「ネオリベ(新自由主義者)」に呪詛の言葉を投げつけてきました。
ところが「真正保守」を自任する安倍首相は「雇用破壊」に邁進し、「私がやっていることは、かなりリベラルなんだよ。国際標準でいえば」と自画自賛しています。
グローバル化、知識社会化・リベラル化する世界のなかで、働き方1.0は目を覆わんばかりの機能不全を起こしています。政権が保守であれリベラルであれ、官民挙げて「改革」しなければどうにもならなくなっているのです。
モチベーション3.0

モチベーションについて信じられていることの大半が、とてもではないが真実とは言えない……これを本書で示したい。厄介なのは、動機づけについて、多くの企業が新しい知識に追いついていないという点だ。今なお、きわめて多くの組織が、人間の可能性や個人の成果について、時代遅れで検証されていない、科学というよりほとんど俗信に根ざした仮定に基づき運営されている。目先の報奨プランや成果主義に基づく給与体系がその例だ。
エースと呼ばれる人は何をしているのか

モーニング娘。、AKB48、吉本印天然素材、ジャニーズ、宝塚歌劇団など、300組以上のアーティストにダンスの指導をし、
NHK紅白歌合戦では17年以上ステージングを継続、1998年冬季長野オリンピック閉会式では数万人が一度に踊る振り付けを考案・指揮した、知る人ぞ知る夏まゆみ先生。
数多くの芸能人を指導した中で、幾度となく考えさせられたことがあったといいます。
スタートラインではほとんど差のない人たちが、いつの間にか大きな差となってかたや「エース」と呼ばれるまで成長し、かたや思いどおりにいかずその場を去っていく。
なぜ、その差は生まれるのか。
以上、06月01日(火)20代読書会in東京の開催報告でした