今回の20代読書会の中で、とても嬉しい言葉をいただきました。それは、「今までほとんど本を読まなかったけど、読書会に参加して読書が習慣になった」というものです。こうした変化を見られるのは主催者にとって、本当に嬉しいことです。
そこで、今日は読書を習慣にする3つの方法を紹介したいと思います。
読書習慣の驚くべき威力
読書は、間違いなく5年後・10年後に大きな変化を生みます。ただ、読書って面倒くさいですよね?(笑)
今日、読書をしなくても、明日困るということはありません。なので、つい先延ばしにしがちです。
しかし、面白い調査結果があります。年収3000万以上の人の読書量を調べると、平均して月に9冊以上読んでいるらしいのです。同調査によると、年収300万未満の人の読書量は月1冊未満です。つまり、年収3000万以上の人は年収300万未満の人の10倍以上も読書をしているのです。読書の習慣があるというのは、実に大きな意味があると分かります。先延ばしにしてばかりはいられません。
目次
万能すぎる習慣の大きな力
「結果の差は習慣の差」と言われるほど、習慣には大きな力があります。
例えば、歯磨きを考えてください。もちろん、皆さんには歯磨きの習慣があると思います。では、歯磨きをする時に悩みますか?
・今日は歯磨きしたくない
・忙しくて歯磨きをする時間がない
・歯磨きがつまらない
・モチベーションが続かない
もちろん、歯磨きに、こんな悩みはないと思います。なぜなら、歯磨きは習慣だからです。習慣になると、モチベーションは関係なくなります。それが習慣の力です。
つまり、読書も1度習慣にできてしまえば、何の苦もなく毎月何冊も読めるようになります。逆に読書をしていないと、気持ち悪くなってきます。歯磨きをしないと気持ち悪くなるのと同じ原理です。そのため、読書も習慣にすることが大切なのです。
読書の習慣を身につける3つの方法
それでは、読書を習慣にする3つの方法を紹介していきたいと思います。この3つを実践すれば、皆さんも読書家の仲間入りができると思います。
読書を習慣にする方法1:とにかく、21日間は継続する
とにかく21日間は例外なく読書をしてください。よく言われることですが、脳科学的にも21日間は継続しないと、習慣化しないと言われています。この21日間は我慢してでも継続が必要です。
そして、特に最初10日間に力を入れることがコツです。そうすると、10日後には何かしらの変化が起きます。例えば、1冊読み終わった。読書スピードが速くなった。読むのが苦ではなくなった。こうしたことを実感できるようになります。
そうした実感を得られるようになると、一気に読書が楽しくなります。読書が楽しくなったら、もう大丈夫です。気づいたら21日は継続できます。そして、21日継続したら、多少読書をしない日が発生しても問題ありません。すでに習慣になっているので、すぐに毎日読書をする生活に戻すことができます。
読書を習慣にする方法2:時間配分を変える
現代人はとにかく忙しいです。その中で、新たな習慣を身につけようとすれば、何かを削る必要があります。今の生活に純粋に読書をプラスすることは、忙しい現代人には難しいです。
例えば、毎日通勤電車の中で音楽を聴いている場合、音楽を読書に変更するのです。毎日10時まで残業している場合、1時間早く残業を切り上げて読書をするのです。ランチの1時間のうち、半分を読書の時間に割り当てるのです。
毎日30分でいいですから、何かを諦めてください。5年後・10年後になったら、毎日読書に投資した30分は何倍にもなって返ってくると思います。
ただ、睡眠時間を削ることは、私はお勧めしません。ただでさえ現代人は睡眠不足で、睡眠の質の悪い人が多いですから。しっかりと睡眠をとった上で、読書に時間を割いてください。
読書を習慣にする方法3:付き合う人を変える
人は人に感化されます。なので、読書家と一緒にいれば、自然と読書が習慣になります。なぜなら、読書をしないと居心地が悪くて仕方なくなるからです。
これに関連して、最近面白い話を聞きました。ダイエットをすると決めた時に、何をすればいいか?という話です。皆さん、何だと思いますか?
ご想像のとおりです。まず、理想とする体型の人と過ごす時間を増やすといいらしいです。そすると、理想体型の人の常識が自分の常識になります。例えば、食べるもの・順番・量・時間帯が変わります。運動が習慣化します。服の趣向も変わるかもしれません。そうすると、自然とダイエットは成功するそうです。
これは読書にも当てはまります。読書家の人と一緒にいると、「最近、面白い本あった?」「○○さんの本、面白いよ」という話題が増えます。そうすると、読書をしていないことが気持ち悪くなります。その結果、自然と読書量が増えていきます。
ただ、そうは言っても周りに読書をする友人がいないという人もいると思います。
そうした方は、読書会に参加されるといいと思います。様々な読書会があると思いますが、基本的には読書家が参加していると思います。ちなみに、私は20代限定の自由参加型の読書会を開催しています。ある参加者は「月に30冊読んでいる」と言われていました。その人は仕事も普通にしています。凄すぎます(笑)。そうした人に囲まれて楽しく時間を過ごしていると、読書が当たり前のものに変わっていきます。
もしかしたら、読書習慣のない方にとって、読書会はハードルを感じるかもしれません。しかし、読書会にハードルを感じる必要は一切ありません。私が主催している20代読書会にも、全く読書をしないという人が一定の割合で参加されます。そして、そういう人に限って、なぜか読書会の魅力にはまります(笑)。本当に面白い現象です。
とにかく、「自分も20代読書会に参加してみたい」という方は、こちらにて今後の開催日程をご確認の上、お申し込みください。
20代読書会の開催情報
日時:01月31日(日)09:30-12:00
参加者:24名(男性:16名、女性:8名 初参加:13名、リピーター:11名)
参加費:500円(会場での現金支払い)
会場:東京都中央区日本橋の公共スペース
アクセス:
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅 6番出口 徒歩2分
東京メトロ日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩5分
東京メトロ東西線茅場町駅 4a出口 徒歩10分
都営地下鉄浅草線 人形町駅 A5番出口 徒歩7分
20代読書会で紹介された本
戦略がすべて
著者:瀧本 哲史
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
著者:堀江 貴文
君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する
著者:苫米地 英人
ぼくらの仮説が世界をつくる
著者:佐渡島 庸平
自分をいかして生きる
著者:西村 佳哲
BCGの特訓 ―成長し続ける人材を生む徒弟制
著者:木村 亮示、木山 聡
「なるほど!」とわかる マンガはじめての他人の心理学
著者:ゆうきゆう
キレる女懲りない男―男と女の脳科学
著者:黒川 伊保子
目の見えない人は世界をどう見ているのか
著者:伊藤 亜紗
斎藤一人の不思議な「しあわせ法則」
著者:柴村 恵美子
20代読書会参加者の感想
様々なバックグラウンドの方のお話を聞けて勉強になった。人数が多いため、ディスカッションを深めきれない点が残念でした。(24歳・男性)
皆さんに面白い本を教えていただきました。(30歳・男性)
新鮮で楽しかったです。(24歳・男性)
色んな人の本についてのお話が聞けて良かった。(34歳・男性)
今回も話題が豊富で楽しかったです。(31歳・男性)
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