今回は、なんと参加者が男性だけでした(笑)
それでも、楽しく開催させていただきました。ありがとうございました!!
読書感想文マニュアルを配布した学校があるって!!
・書き出しでは小説の一部を抜き出す
・抜き出した部分について自分の考えを書く
・本を選んだきっかけ、読み始めたときの感想を書く
・自分の体験を書く
・書き出しの部分に戻る
・その本を読んで、自分がどう変わったかを書く
こうした読書感想文の書き方マニュアルをA41ページにまとめて配布した学校があるそうです。
これに対して、ネット上では賛否両論が飛び交っているそうです。
わたしは、マニュアルに賛成です。
反対意見を述べている方は、
・文章は自分で考えるから身につく。他人に教わったものなんてすぐ忘れる。
・文章の技量が本当に鍛えられるのか?
という主張が多いそうです。
わたしは年間100冊は本を読み、文章術を学んだこともあります。コピーライティングを書くこともあります。
その経験から言います。
文章力は技術です。
そりゃ、わたしがいくら学んでも、村上春樹氏みたいな文章は書けないです。
でも、学んで努力すれば、一般的に上手な文章は書けるようになります。
これは、本当です。
著名なライターが、みんな同じことを言ってます。
だから、なんの補助もなく宿題を課すよりは、マニュアルを作成したほうがいいと思います。
そのほうが、生徒の文章力は向上すると思います。
読書感想文なんて無意味はものは早く廃止すればいい
ちなみに、わたしがマニュアルに賛成する理由は、もう1つあります。
それは、読書感想文なんて早く廃止したほうがいいと思っているからです。
マニュアルを作成する過程で、賢明な先生方がそのことに気づいてくれればいいなと思っているからです。
なぜ、読書感想文を廃止したほうがいいのか?
まず、読書感想文の題材として、小学生が読む本は(児童)小説でしょう。
わたしは読書会を開催し、年間1000人以上の参加者と交流しています。
ですが、その中でも小説の紹介はとても難しいです。
なぜなら、小説はストーリー展開と描写の妙で感動するものだからです。
その感動を伝えるには、原本(小説)をすべて読んでもらうしかないのです。
インタラクティブに交流できる読書会でも、小説の感想を述べ、紹介するのは難しいです。
その小説に対して、小学生に文章で感想を述べよというのは無理です。
せいぜい、書けるのは「面白かった」「悲しかった」「感動した」という感想くらいでしょう。
なので、文字数を稼ぐために、大量に本文を引用する感想文が大量生産されることになります。
そんな読書感想文を書かせるくらいなら、廃止したほうがいいです。
無理に読書感想文を書かせても、生徒が得るものはないでしょう。
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20代読書会の開催情報
日時:09月07日(水)19:30-22:00
参加者:7名(男性:7名、女性:0名 初参加:1名、リピーター:6名)
参加費:500円(会場での現金支払い)
会場:東京都中央区日本橋の公共スペース
アクセス:
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅 6番出口 徒歩2分
東京メトロ日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩5分
東京メトロ東西線茅場町駅 4a出口 徒歩10分
都営地下鉄浅草線 人形町駅 A5番出口 徒歩7分
20代読書会で紹介された本
7つの習慣-成功には原則があった!
著者:スティーブン・R・コヴィー
天才!成功する人々の法則
著者:マルコム・グラッドウェル
声優魂
著者:大塚 明夫
ストーリー工学:物語を創る
著者:川邊 一外
大前研一 世界を知る6つの特別講義
著者:大前 研一
世界一の金持ちになってみろ!―単純に考えればうまくいく
著者:竹村 健一、堀江 貴文
君に友だちはいらない
著者:瀧本 哲史
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
著者:渡辺 健介
20代読書会参加者の感想
読みたいと思える本に出会えた。(25歳・男性)