09月10日(土):会社に行きたくない!!と思ったら、読む本

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台風が通り過ぎ、一気に秋の訪れを感じます。今回も楽しく笑い溢れる読書会となりました。ありがとうございました!!

会社に行きたくない!!と思ったら、読む本

・毎日の満員電車がイヤ!!
・嫌な客に頭をさげないといけない
・尊敬できない上司の言う通りにしないといけない
・つまらない社内政治に巻き込まれる

会社で働いていると、「もう会社に行きたくない!!」と思うこともあるでしょう。

そんなときに、オススメの本がこちらです。

空飛ぶタイヤ

池井戸 潤氏が書いた「空飛ぶタイヤ」です。

本の紹介の前に、先に断っておきます。

「もうちょっと今の仕事を頑張ってみよう」とか、「辛いことも糧になるんだ」とか、そういう読後感を期待されている方。

申し訳ございません。

まったく、そうした本ではありません。

むしろ、会社に行きたくない!!という気持ちに、トドメを刺すような本です。

「大企業のサラリーマン」を何十年と続けていくと、どうなるのか?

を克明にリアルに描いています。

入社した当初の初々しい「心」は、とうに売り払った人たちのリアルです。

それは、自身の出世、対立部署への報復、保身のための仕事、評価のための仕事です。

その「大企業の仕事」に翻弄される中小企業の辛さも分かります。

担当者の保身のため、仕事を打ち切られ
支店長の評価を気にするため、融資を断られ
信頼していた部下は、辞めていき
倒産の危機を綱渡りで、耐えていく

その中小企業のリアルです。

財閥系の自動車メーカーのリコール隠しを題材にした小説です。

会社に行きたくない!!と思っている人にオススメです。

なぜなら、その気持ちをウヤムヤにしてはいけないと思うからです。

この小説を読んで、その気持ちにトドメを刺してほしいです。

そして、本当にサラリーマンが嫌なら、別の選択肢を探してほしいと思います。

わたしも、「空飛ぶタイヤ」を読んでサラリーマン時代の記憶が蘇りました。

ちなみに、わたしは辞めて本当によかったと思ってます。

(でも、中小企業の社長はオススメではないです)

(ちなみに、わたしは中小企業の社長でもないです)

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20代読書会の開催情報

日時:09月10日(土)09:30-12:00
参加者:21名(男性:13名、女性:8名 初参加:7名、リピーター:14名)
参加費:500円(会場での現金支払い)
会場:東京都中央区日本橋の公共スペース
アクセス:

東京都中央区日本橋蛎殻町1-31-1

東京メトロ半蔵門線水天宮前駅 6番出口 徒歩2分
東京メトロ日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩5分
東京メトロ東西線茅場町駅 4a出口 徒歩10分
都営地下鉄浅草線 人形町駅 A5番出口 徒歩7分

20代読書会で紹介された本

何のために
著者:中村 文昭
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リクルート 挑戦する遺伝子
著者:日本経済新聞社
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チョコレートの世界史―近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石
著者:武田 尚子
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成功者はみな、怒りを秘めている: この流儀が、人生の突破口となる
著者:里中 李生
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空飛ぶタイヤ
著者:池井戸 潤
空飛ぶタイヤ

不完全なリーダーが、意外と強い。 「チーム」だからこそ、できることがある
著者:小林 りん
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弁証法はどういう科学か
著者:三浦 つとむ
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20代読書会参加者の感想

たくさんの話が聞け、面白かった。刺激を受けた。本が読みたくなった。(31歳・女性)

短い時間で何冊もの本に触れることができ、充実した時間でした。(24歳・男性)

皆さん、話をまとめるのが上手で勉強になりました。(27歳・女性)

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