遅おくなりましたが、先週も読書会を開催しました。大勢の方に参加いただき、楽しい時間となりました。ありがとうございます!!
なぜ、無名でも出版できるのか?
東洋経済に、まったく無名な人が本を出版できるカラクリという記事がありました。この記事を書かれたのは、松尾 昭仁さんという方で、20冊以上の著書がある方のようです。
そして、新人作家のプロデュースもされているとか。何冊も本を書かれている人が、新人のプロデュースをすることは、神田昌典氏や本田直之氏もされていて出版の世界ではよくあることのようです。
そして、記事では無名でも本を出版できると書かれていますが、もちろん自費出版ではありません。そんなオチだったら怒られます(笑)
無名でも本を書くチャンスがあるのは、出版業界の状況に理由があるそうです。毎年、7万冊を超える本が日本では出版されています。365日で割ると分かりますが、1日に200冊もの新刊が書店にならんでいるのです。これはとんでもないハイペースです。
出版社は年々減少していますが、約4000社存在しています。大小様々で扱うジャンルも異なりますが、その4000社で1ヶ月に6000冊もの新刊を出しているわけです。はあ、すごいペース…
1冊の本を書くには数ヶ月かかるわけですから、1万人から2万人が常に執筆中の状態となる計算になります。
しかし、人気作家なんて100名もいないでしょう。さきほど名前を挙げた神田昌典氏や本田直之氏のような有名な先生は、もう取り合い、出版社間で激しい争奪戦になること必死です。
そうなると、残りの99%の著者は無名な人になるわけです。だから、出版社も常に新たな作家を血眼になって探しているそうです。
これが無名でも出版できる理由です。
残念ながら、まったく無名な人が本を出版できるカラクリでは具体的に何をすれば出版できるのか、までは書かれていませんでした。気になる人は松尾さんの著書を読む必要があるみたいです(笑)
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20代読書会参加者の感想
ためになった。(23歳・男性)
毎回、本当に勉強になります!(27歳・女性)
本について話し合うのが楽しい。(23歳・女性)