読書会を開催しました!!伊賀泰代氏の「生産性」が話題になりましたので、電車内で生産性を上げる方法について書きたいと思います。
電車で本よりスマホを見てしまう理由
先日ちきりんの「自分の時間を取り戻そう」を読み、その中に、気になる一節がありました。
それは、なぜ電車でスマホ中毒になってしまうのか?について書かれていた箇所です。そこには、スマホ以上に生産性の高い作業がないから、と述べていたのです。
ちなみに、生産性=成果÷投入する時間やお金のことを言います。
では、生産性が高いとは、どういうことでしょうか?
掃除を例に考えてみましょう。雑巾掛けで床をキレイにすることもできますが、掃除機をかけて床をキレイにすることもできます。
さあ、皆さんは雑巾掛けと掃除機、どちらを選びますか?
多くの人は掃除機を選ぶでしょう。なぜなら、同じくキレイになるなら、掃除機の方が時間も労力もかからないからです。つまり、掃除機の方が生産性が高いからです。
こうした生産性の高い生活様式への変化は、いたるところで起きています。
手洗い→洗濯機、ガラケー→スマホ、中古の本屋→Amazonなど、考えれば無数の事例が存在します。
話を戻すと、電車の中でスマホを見てしまうのは、読書よりも生産性が高いからなのだそうです。
なぜ、電車でスマホを見る方が生産性が高いのでしょうか?
その理由を考えてみます。電車移動の状況は、時間は①10~20分で②立っていて、③混雑していることを想定します。
まずは、電車での読書を考えます。
【電車での読書】
本を鞄から取り出し、ページをめくるのが面倒。しかも、重要箇所に付箋を打つのも手間がかかる。そして、集中できないため頭に入ってくる内容も薄くなる。
つまり、労力がかかる割に成果が上がらない生産性の低い行為になっているのです。
一方で、電車でのスマホはどうでしょうか?
【電車でのスマホ】
ポケットから取り出し、片手で操作が可能。そして、SNSへのいいね!やLINEの返信は混雑時でもできる。
つまり、労力も成果も通常通りの生産性を維持できるわけです。
その結果、電車では読書よりもスマホ中毒になってしまうわけです。
電車で読書中毒になる方法
では、一体どうすればいいのでしょうか?
まず大前提として、SNSへのいいね!やLINEの返信よりも、読書の方が価値があるとわたしは考えています。
そのため、読書とスマホが同じくらいの労力になれば、電車でもスマホではなく読書を選択できるようになります。
そこで、わたしがオススメしたいのはオーディオブックです!
オーディオブックとは、本を朗読した音声書籍です。日本ではあまり普及していませんが、今年Amazonが本格的にサービスを開始しました。
ちなみに、Amazonのオーディオブックはオーディブルと言い、月額1500円で聞き放題です。
オーディブル
https://www.audible.co.jp/
こうしたオーディオブックを利用すれば、電車の中でも読書中毒になれます!
なぜなら、オーディオブックを読むには、イヤホンを耳に差し、目を閉じて集中すればいいだけだからです。
一度、音声がスタートされればスマホを操作する必要もありません。スマホをいじるよりも格段に労力がなく、成果も大きいです。
あの嫌な満員電車でも目をつむれば、本の世界に没頭できるのです。集中することができれば、10~20分でも学びはあります。
この生産性の高さを味わえば、電車の中でも読書中毒になります!
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20代読書会の開催情報
日時:12月14日(水)19:30-22:00
参加者:11名(男性:5名、女性:6名 初参加:4名、リピーター:7名)
参加費:500円(会場での現金支払い)
会場:東京都中央区日本橋の公共スペース
アクセス:
東京メトロ半蔵門線水天宮前駅 6番出口 徒歩2分
東京メトロ日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩5分
東京メトロ東西線茅場町駅 4a出口 徒歩10分
都営地下鉄浅草線 人形町駅 A5番出口 徒歩7分
20代読書会で紹介された本
知性を磨く― 「スーパージェネラリスト」の時代
著者:田坂 広志
生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの
著者:伊賀 泰代
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