06月14日(水):20代読書会in東京で聞いた仕事に役立った本

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20代読書会in東京の様子

社会人になって、叱られてばかりの毎日
どうやって仕事をすればいいのか分からない
同期よりも早く成長したい

そんな20代の方も多いと思います。今回は実際に仕事で役に立った本を2冊紹介したいと思います。

トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術

トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術

本書では、情報を整理し、まとめるためのフレームワークが紹介されています。いくつか紹介されているようですが、1つ例を挙げると以下のようなものです。

A4用紙を横にして、8個のマスを作ります。左上が「テーマ」を書き込むマスになります。そして、他の7マスにテーマに従って、思いつくものを書き出していきます。

その後、気になる項目があれば、その項目を「テーマ」にしたメモ書きを作成して、さらに深めて考えていきます。

このメモ書きに、一体どんな効果があるんでしょうか?

読書会で紹介してくださった方は、3つのメリットを実感したとおっしゃってました。

①深掘りして考えることができるようになった

そもそも、考えるとは何か?ということが、本書を読むまで分かっていなかったと振り返っていました。本書でフレームワークを知り、活用したことで、深掘りして考えることが可能になったそうです。

そして、このフレームワークでのメモ書きを継続した結果、論理的思考能力が身についたそうです。

②情報を整理し、まとめられるようになり、全体像が見えるようになった

とにかく情報量の多い職場で、何が何だか分からないという状態で仕事をしていたそうです。しかし、本書を読んで情報を整理したり、まとめたりできるようになって、状況が一変したと言っていました。

情報を整理してまとめることができるので、全体像が見えるようになったそうです。その結果、何が何だか分からないという状態を脱し、落ち着いて仕事に取り組むことができるようになったそうです。

③仕事で、今何をすべきか?どこに向かっているか?が明確になった

2つめのメリットと関連していますが、全体像が見えることで、現在地が明確になります。google mapで自分の位置を確認して、始めて俯瞰的な視点から現在地を知ることができるのと同じです。

その結果、目的地がどこにあるのか?目的地にたどり着くにはどうしたらいいのか?も明確にわかるようになったそうです。つまり、次に何をすべきか?のToDoが明確になったのです。

この3つのメリットのおかげで、厳しい上司からも仕事を認められるようになったそうです。気になる方は、ぜひ本書を手にとってみてください。

ちなみに、もう1つ面白いことを聞きましたのでシェアします。それは、伝えたいことが上手く伝わらない原因についてです。

一見すると、ぜんぜん違うテーマのように感じますが、実は非常に関連したテーマなのだそうです。伝え方が下手な人というのは、情報の整理が下手なのだそうです。

逆に、上手く伝えるプロセスを分解すると、以下の3行程になるそうです。

①情報を整理する(紙に書き出す)
②情報をまとめる(書き出した情報を絞る/取捨選択する)
③情報を伝える(論理構成を組み立てて、伝える)

つまり、伝えるのが下手な人は、

①情報が整理されていない(抜け漏れがある)
②情報がまとまっていない(すべてを伝えようとしている)
③情報が伝わらない(話に構成がない)

となります。心当たりのある方もいるのではないでしょうか?そうした方も、ぜひ手にとって読んでみてください。

これが仕事で役に立った本の1冊目です。続いて、2冊目を紹介したいと思います。

鬼速PDCA

20代読書会_鬼速PDCA

こちらの本については、以前に詳細なレビューをかかせていただいています。なので、レビュー[「鬼速PDCA」で思考停止の病に気づいた!!]も参考にしてください。

今回はレビューの内容とは別に、鬼速PDCAに役立つ便利なツールを教えていただきましたので、そのツールをシェアしたいと思います。そのツールが、3つあります。

①ToDoist
https://ja.todoist.com/

ToDoリストとタスクの管理ツールです。Android、Chrome、iPhoneなどで対応しています。なので、スマホからでもPCからでもタブレットからでもToDoを更新できて、一元管理することが可能です。

わたしもデスクワークの時は愛用しておりました。座って作業する時間が減り、最近は逆にアナログな手帳を使うようになりました。時代と逆行してます…(笑)

朝の仕事始めにPCで1日のToDoをがっつりあげて、移動の電車の中でスマホでチェックして…みたいなことが可能です。便利なツールだと思いますので、興味のある人は使ってみてください。

②XMind
http://jp.xmind.net/

マインドマップを作成できるツールです。ブレインストーミング機能や豊富なアイコン、ガントチャートの作成、グラフの挿入、ワードでの出力など非常に便利なツールです。

詳しく知りたい方は、この紹介動画を観てください。一気に使いたくなると思います(笑)

すでにマインドマップを取り入れている人には、素晴らしいツールだと思います。

③aTimeLogger
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.aloggers.atimeloggerapp&hl=ja

何に時間を使ったのか?を記録するツールです。AndroidもiPhoneも両方、無料で使えるようです。いわば時間の家計簿アプリです。

このツールは、本当に恐ろしいです。家計簿って、つけるだけでも節約効果がありますよね?同じことが時間でも起きます。

最初は、何に時間を使っているのか?の棚卸のために時間の記録をし始めます。記録された時間を見返して、無駄な時間を減らして、生産的な時間を増やそうと思うからです。

ところが、時間を記録するだけで、見直す前から、無駄な時間が減るのです。

それは、今まで以上の時間を仕事に充てるという意味ではありません。何にも当てはまらない時間が減るという意味です。

集中力が切れて「仕事」をしているわけでもないが、気分転換の「娯楽」でもないし、「読書」をしているわけでもない。

こうした何に分類すればいいのか分からない時間が、一気に減ります。家計簿も同じですよね?家計簿をつけ始めると、何に使ったか分からない支出が一気に減ります。

とてもおすすめアプリです。ぜひ、使ってみてください。

といことで、ToDoist、Xmind、aTimerLoggerと生産性を高める3つのツールでした。

トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術と鬼速PDCA、両方とも仕事に役立つ本だと思います。ぜひ、読んでみてください。

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20代読書会in東京の開催情報

日時:06月14日(水)19:30-22:00
参加者:11名(男性:7名、女性:4名 初参加:3名、リピーター:8名)
参加費:500円(会場での現金支払い)
会場:東京都中央区日本橋の公共スペース
アクセス:

東京都中央区日本橋蛎殻町1-31-1

東京メトロ半蔵門線水天宮前駅 6番出口 徒歩2分
東京メトロ日比谷線人形町駅 A2出口 徒歩5分
東京メトロ東西線茅場町駅 4a出口 徒歩10分
都営地下鉄浅草線 人形町駅 A5番出口 徒歩7分

20代読書会in東京で紹介された本

成功はゴミ箱の中に
著者:レイ・クロック
20代読書会_成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者

韓非子
著者:韓 非
韓非子

その島のひとたちは、ひとの話をきかない
著者:森川 すいめい
その島のひとたちは、ひとの話をきかない

十角館の殺人
著者:綾辻 行人
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自由をつくる自在に生きる
著者:森 博嗣
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決断の作法
著者:桜井 章一
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ぼくには数字が風景に見える
著者:ダニエル・タメット
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なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?
著者:松村 嘉浩
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トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術
著者:浅田 すぐる
トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術

鬼速PDCA
著者:冨田 和成
20代読書会_鬼速PDCA

医療ビジネスの闇
著者:崎谷 博征
医療ビジネスの闇

20代読書会in東京参加者の感想

知らない本の情報を得られた。(22歳・女性)

普段自分が読まない本の知見が知れて、楽しかった。(27歳・男性)

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