
初版:2012年03月30日
出版社:朝日新聞社
著者:ノマドライフ
ノマドライフは、こんな人にオススメ
1.縛られて生きていくのが嫌な人
2.目標となる人が欲しい人
3.もっと違う働き方を探している人
ノマドライフの内容
1.ノマドライフとは何か?
2.ノマドライフを実践するには?
ノマドライフで、そのライフスタイルに憧れた!!
インパクトのある書き出して、本書は始まります。
「6対4対2」
この数字は、2011年にわたしがどこで生活したかの割合を示しています。6割はハワイ、4割は日本、2割をその他の国で過ごしました。
飛行機で18往復。月に1回以上、どこかに移動したことになります。
国で言えば12カ国。ハワイと東京に住まいがあるのでアメリカ、日本、そのほかニュージーランド、オーストラリア、スペインやフランスなどの南欧、デンマークフィンランドなどの北欧、シンガポールなどです。
わたしはこうして移動しながら、会社を経営し、ベンチャー企業への投資育成に携わり、執筆活動を行い、大学などで講演し、ワインの講座をもち、トライアスロンやサーフィンといった趣味も謳歌しています。
1年のうち6割がハワイ、4割が日本、2割がその他の国で過ごした…??一体、著者は何をしている人なんでしょうか?
会社経営者、投資家、執筆家、講演家などいろんな側面を持っているようです。でも、何をしている人なのかピンときません。
でも、最近そういう人が増えてませんか?
堀江貴文氏や中田英寿氏、また高城剛氏など。名前は知っているけど、何をしているのか?と聞かれると、よく分かりません。
実はそうした新しい生き方・働き方を「ノマドライフ」と呼びます。そして、本書は初めてノマドライフという生き方を提言した本なのです。
ノマドとは遊牧民という意味ですが、ノマドライフとは一体どんな生き方なんでしょうか?本田直之氏が定義を述べてくれています。
仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2ヶ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル。
これがわたしにとっての「ノマドライフ」です。
うーん…。分かるような分からないような(笑)
もっと具体的に知りたいという方は、この動画を観てください!!高城剛氏のインタビューですが、とても分かりやすいです。観たら、ノマドライフに憧れてしまいます(笑)
わたしは、このノマドライフはミレニアル世代(1980-2000年生)にとって憧れのライフスタイルだと思います。
日本は経済成長も終わり、ロールモデルと言われていた生き方に魅力がなくなりました。そのため、モーレツ社員・企業戦士と呼ばれたような働き方をする若者も激減しています。
それは、ミレニアル世代と呼ばれる若者に覇気がないからではありません。彼らが「これまでどおりの働き方」に魅力を感じていないからです。そこで、モーレツ社員・企業戦士の代わりとなる、生き方がノマドライフだと思います。
5年先・10年先の上司を見てもモチベーションの湧かない人は、ぜひ本書を読んでみてください。刺激を受けると思います。
初版:2012年03月30日
出版社:朝日新聞社
著者:ノマドライフ