「ゼロ」で、ホリエモンから成果を出すコツを学んだ!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
ゼロ

初版:2013年10月31日
出版社:ダイヤモンド社
著者:堀江 貴文

ゼロは、こんな人にオススメ

1.今の仕事が楽しくないと感じる人
2.頑張ってるのに成果が出ない人
3.ホリエモンに悪いイメージを持っている人

ゼロの内容

1.ホリエモンの仕事感
-なぜ、成果を出せるのか?
-お金から自由になるには、どうすればいいのか?
2.ホリエモンの生い立ち(過去)

ゼロで、ホリエモンから成果を出すコツを学んだ!!

・学年202人中199位の成績から東大に現役合格
・東大在学中の1996年創業、2000年マザーズ上場
・創業10年で資産1000億を超える

ゼロに記載されているホリエモンの実績(一部)です。

はあ、なんとも超人的な実績を上げています。

その後も有料メルマガや執筆活動、そして宇宙事業など幅広い分野で活躍をしています。

なんで、ホリエモンはこんなにも実績を上げていけるんでしょうか?

恵まれた才能でしょうか?東大という学歴でしょうか?

成果を出すために必要なことが、本書には書かれていました。

たとえばビジネスでも、転職したいとか、社内で新規事業を起こしたいとか、起業したいといった希望を持ちながらも、なかなか行動に移せない人がいる。

そうしう人は、僕が女の子にキョドっていたように、仕事や人生に怖じ気付いているのだ。仕事にキョドり、人生にキョドっているのだ。

仕事でも人生でも、もちろん異性関係でも、キョドってしまうのは、性格の問題ではない。ましてや、ルックスなど関係ないし、学歴や収入、社会的地位とも関係ない。

これはひとえに「経験」の問題なのである。

そして経験とは、時間が与えてくれるものではない。

だらだらと無駄な時間を過ごしたところで、なんの経験も得られない。

何かを待つのではなく、自らが小さな勇気を振り絞り、自らの意思で一歩前に踏み出すこと。

経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていくのである。

うーむ。すごい!

結果の差は、学歴や収入、社会的地位とは関係がないと言っています。

学歴・収入・社会的地位ではなく、ホリエモンは「経験の差」であると言っています。

積み上げてきた経験の差が自信の差となり、行動・結果の差になると説いています。

では、どうすれば経験を積み重ねていくことができるのでしょうか?

この問いに対しても、ホリエモンは回答をくれています。

経験を積むには、「その仕事を好きになること」と言っています。

好きになることがができれば、どんどん経験を積めます。

でも、そう言われても仕事は、なかなか好きにはなれません…。また好きな仕事を見つけることも難しいです…。

そんな声が聞こえてきそうな回答ですが、ホリエモンがこんなことを述べています。

ここで大切なのは順番だ。人は「仕事が好きだから、営業に没頭する」のではない。

順番は逆で、「営業に没頭したから、仕事を好きになる」のだ。

つまり、仕事が嫌いだと思っている人は、ただの経験不足なのだ。仕事に没頭した経験がない、無我夢中になったことがない、そこまでのめり込んだことがない、それだけの話なのである。

じゃあ、どうすれば没頭することができるのか?

僕の経験から言えるのは、「自分の手でルールをつくること」である。

つまり、好きなことを仕事にするのではなく、仕事は没頭することで好きになるものなのだそうです。

そして、没頭するための方法が、「自分でルールをつくること」なのです。

実際にホリエモンは東大受験の経験を述べているのですが、これがまさに「没頭して好きになる」好例といえます。

英語の単語帳を丸暗記したときの経験なのですが、そのときの心境を見てみましょう。

ただ暗記するといっても、よくある単語カードによる暗記ではない。単語帳の隅から隅まで、派生語や例文も含めてすべての文言を「丸暗記」していくのだ。ちょうど、俳優さんが台本を丸ごと暗記するようなイメージである。

自分に課したノルマは、1日2ページ。12月に終える予定だったが、予定より早く進んで、秋口には全ページを一言一句漏らさず暗記することができた。

こうやって書くと、いかにも血の滲むような努力をしたように思われるかもしれない。しかし、そんな意識はまったくなかった。

実施僕は、どんなに追い込まれても毎日10時間の睡眠を確保するようにしていたほどだ。要は起きている14時間をすべてーこれは食事や風呂も含めてー勉強に充てればいいのである。

勉強でも仕事でも、あるいはコンピュータのプログラミングでもそうだが、歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。

努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。何もかも忘れるくらいに没頭すること。それさえできれば、英単語の丸暗記だって楽しくなってくる。

はい。

英語の単語帳を丸暗記するという何ともつまらなそうな勉強を、ホリエモンは楽しかったと述べています。

歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。

この文章を読んだとき、わたしは「ああ、やっぱりそうだったんだ」とため息をもらしてしまいました。

これが分かっていれば…

大学受験も大学の部活も仕事も、もっと成果を出せていたのに!!!

と歯がゆい思いがします。

いつの時代を振り替えてみても、やっぱり好きでやってる人には勝てません。我慢しながらでは、どんなに努力しても勝てないのです。

ホリエモンの「ゼロ」を読んで、そのことがハッキリと分かりました。

つまり、ホリエモンの成果を出す方程式はこちらです。

・「経験」→「自信」→「成果」
・「自分ルール」→「没頭(ハマる)」→「好きになる」→「経験」

それにしても、高校生のときから上記のことに気づいていたホリエモンはすごいです。

しかも、気づいていただけでなく、実践していたわかですから、本当にすごい…

わたしも、今から実践します!

20代読書会_ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

初版:2013年10月31日
出版社:ダイヤモンド社
著者:堀江 貴文

20代読書会に申し込む

20代読書会は、年間1,000人以上が参加しています。東京で最大の読書会です。毎週開催しており、読書好きが集まって楽しく社外のネットワークを広げています。


申し込む

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*