
書籍名:適当日記
著者名:高田 純次
出版日:2008年2月1日
出版社:ダイヤモンド社
内容・要約
世界一、日記が似合わない男である著者が、還暦を機に書かされた最初で最後の日記です。「これがオレの最後の本だと思ってくれていいよ。売れたらまた出すけど」と言うほど「適当男」の代表の著者が綴る適当な日常が明らかにされています。
印象に残った箇所
2月14日(水)
バレンタインデーだったね。
昔は、うちの事務所とジャニーズ事務所には、毎年この日にトラック何杯分かのチョコが届くって言われたもんだけど、ジャニーズ事務所のほうは相変わらずなのかな?オレも年食っちゃって、さすがにそこまではなくなったね。オレはいつまでも、若いつもりなんだけど。
ただ、今日、かわいい子がいたからウィンクしようとしたら、両目閉じちゃったんだ。こういうときだよね。年を感じるのは……。
でも、マネージャーに言ったら、「いまどき、かわいい子を見かけて、ウィンクしようとすること自体が年寄ってことなんじゃないですか」って言われたよ。
来週、クビにしないと。
バレンタインデーだったね。
昔は、うちの事務所とジャニーズ事務所には、毎年この日にトラック何杯分かのチョコが届くって言われたもんだけど、ジャニーズ事務所のほうは相変わらずなのかな?オレも年食っちゃって、さすがにそこまではなくなったね。オレはいつまでも、若いつもりなんだけど。
ただ、今日、かわいい子がいたからウィンクしようとしたら、両目閉じちゃったんだ。こういうときだよね。年を感じるのは……。
でも、マネージャーに言ったら、「いまどき、かわいい子を見かけて、ウィンクしようとすること自体が年寄ってことなんじゃないですか」って言われたよ。
来週、クビにしないと。
所感
実際に読むと、本当に「適当」に書かれていて驚きます。「書かされてる」感もたっぷりで、1行「もう書くこともないし、旅に出るよ。」とだけ書かれた日もあります。それでも、読み進めていくと「こんな風に適当な感じで思うことも大切なのかも」と思えてくるのが不思議です。