接待の一流 おもてなしは技術です

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20代読書会_接待の一流 おもてなしは技術です
書籍名:接待の一流 おもてなしは技術です
著者名:田崎 真也
出版日:2007年1月17日
出版社:光文社

内容・要約

もてなしとは何か。接待といえばお客様と一緒にお酒を飲み、場を盛り上げて親睦を深める。そう考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、お客様をもてなすということはそれだけではありません。一流のホスピタリティとは何なのか、どのような心構えを持つべきなのか、お客様をもてなすために何をするべきなのかを欧米のホスピタリティの文化を中心に分かりやすく解説されています。

印象に残った箇所

会社のお金を使って自分も一緒に楽しもうなどという考えは、捨て去るべきです。

ホスト側は、ゲストの大切な時間を自分が預かっていることを、忘れてはいけません。「いい時間をすごせた」とゲストに思ってもらえる努力をすべきです。そのためにゲストに対して気を配り、尽くし、思いやる。これらが「接待」の最低限の心構えであり、義務です。これらがあって、はじめて接待をする意味が生まれてきます。

所感

私はこれまで接待とは一緒にお酒を飲んで、相手の話に合わせる、相手の話を聞く、場を盛り上げることだと考えていました。しかし、一流の人間が接待をするとき、いかに入念に段取りを組むか、店や料理について調べ、お客様に楽しい時間を過ごしてもらうために努力をしているのかを知り、自分の考えの浅はかさを思い知らされました。事前準備がしっかりしていれば自信を持ってお店へ招待することができますし、話題も増えます。接待について新たな気づきを与えてくれた良書でした。

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