聖まる子伝

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20代読書会_聖まる子伝
書籍名:聖まる子伝
著者名:さくら ももこ
出版日:2003年9月30日
出版社:集英社

内容・要約

人気コミック「ちびまる子ちゃん」から厳選された「人生訓」や「処世術」などを著者である、さくらももこ自身がユーモアたっぷりに解説してくれています。本書には漫画「ちびまる子ちゃん」の中から選ばれたセリフと、それが描かれているコミックスのページがそのまま載せられています。

印象に残った箇所

「なんだか知らないけど有難いもんだね 生きているうちにはいい事があるよ」
◆花輪クンが持ってきたサーカスのチケット3枚のうち1枚が、アミダくじで当たったまる子が家族に向かって言ったセリフ。
たいした理由もなく有難いめにあう事がある。犬も歩けば棒に当たるという諺もあるとおり、ただ生きているだけでもいい事があるから人生楽しいのだ。
「ジャンケン…このあんいな決定方法により わたしは今までの人生で 何回涙をのんだことであろう」
◆母親がシーチキンの景品としてもらったノートをめぐって、まる子と姉がケンカを始め、母親に「ジャンケンで決めろ」と言われ、まる子が心の中でつぶやいたセリフ。
世の中には「こんな事ジャンケンで決めるなよ」と思う時と、「こんな事ぐらいジャンケンで決めろよ」と思う時がある。ジャンケンの活用法について国民はもう一度真剣に考えてみるべきだ。

所感

コミックスもアニメも相変わらず大人気の「ちびまる子ちゃん」。その独特な言い回しを人生の生きるヒントとして活用してしまったのがスゴイと思います。著者による解説もユーモアで面白いです。コミックスの1ページが載っているのでコミックスも読みたくなってしまいます。

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