逆境力のコツ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
20代読書会_逆境力のコツ
書籍名:逆境力のコツ
著者名:植西 聰
出版日:2015年6月12日
出版社:自由国民社

内容・要約

心理学が今、注目している人間の能力「レジリエンス」(回復力や復元力)を鍛える92の言葉が書かれた1冊です。本書では、「楽観思考」「自尊思考」「自己効力思考」の3つの思考法をベースに、どのような逆境にも打ち勝つことができるノウハウがたくさん取り上げられています。

印象に残った箇所

“がんばってみる前から、あきらめている人がいる
◆あきらめる前に、まずはがんばってみる
「鎖につながれた象」という話があります。サーカズに連れてこられた子供の象は当初、必死になって逃げ出そうとします。しかし、足を鎖につながれているために逃げ出せません。その結果、子供の象は、逃げ出すことをあきらめてしまいます。やがて、その象は大人になります。鎖を切って逃げ出すだけの力をつけているのですが、子供の頃に植えつけられた「無力感」、つまり「どうせ無理だ」「自分には力がない」という意識があるために、もう逃げ出そうとすることをしないのです。逆境の中で「どうせ無理だ」「自分には力がない」という弱気な気持ちになりやすい人も、知らない間にそんな「無力感」を植えつけられているのかもしれません。まずは、努力してみることです。そうすれば「意外と簡単に逆境を乗り越えられた」という場合も多いと思います。”

所感

人の人生は山あり谷ありです。誰もが逆境に陥ってしまう可能性を持っています。そんな中で、もともと自分自身が持っている「レジリエンス」を鍛えることで逆境に強くなれるというのは、とても勉強になりました。

20代読書会に申し込む

20代読書会は、年間1,000人以上が参加しています。東京で最大の読書会です。毎週開催しており、読書好きが集まって楽しく社外のネットワークを広げています。


申し込む

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*