世界のトップを10秒で納得させる資料の法則

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20代読書会_世界のトップを10秒で納得させる資料の法則
書籍名:世界のトップを10秒で納得させる資料の法則
著者名:三木 雄信
出版日:2015年5月1日
出版社:東洋経済新報社

内容・要約

「正しい数字を見ていれば正しい判断が出来る」。ソフトバンクの孫社長はこのような考えの元で判断を下しているそうです。より優れた判断を下すための有効な資料の作り方を、悪い例と良い例とを比較しながら学んでいくことが出来ます。群管理など、データ分析をするうえでの有益な考え方とともに、生データをただ加工するだけではほとんど役に立つことがないという現実を理解していくことができます。

印象に残った箇所

必要なのは仮説にもとづいた問題解決につながる資料である。毎月営業マンが走り回っているのになぜ売上げが伸びないのかという疑問が生まれたら、「おそらく一時的な売上を追いかけているのだろう」という仮説を立てよう。

所感

正しい数字を見る、ということの意味を改めて考えさせられました。数字の内容が正しいというだけでは、十分ではないどころか問題だらけであり、適切な形に加工することで初めて因果関係が見えてくるということが学べます。そうして因果関係が明確に読み取れるようになることで正しい認識のもとで意思決定を行っていくことができるようになります。データ分析を日常的に行われている方には当たり前のことなのかもしれませんが、資料作りに慣れていないビジネスパーソンにおすすめできる一冊です。

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