日本人の知らない日本語

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20代読書会_日本人の知らない日本語
書籍名:日本人の知らない日本語
著者名:蛇蔵、 海野 凪子
出版日:2009年2月20日
出版社:メディアファクトリー

内容・要約

日本語学校で日本語教師を務める海野凪子氏が、世界各国から入学してきた学生からの難問、珍問などに答えつつ、日本語の成り立ちや文法を懇切丁寧に、またわかりやすく説明をしてくれます。また、日本語に限らず、学生の母国語や発音など、日本と海外の認識の違いなども楽しく教えてくれます。蛇蔵氏は構成とイラスト担当です。

印象に残った箇所

日本語教師は、自分にとってあたりまえだった日本という国や日本語について新しい発見をしたり、日本にいながらにして様々な国の情報を得ることができる本当に魅力のある仕事です。

所感

毎日当たり前に使っている日本語ですが、その成り立ちや、使い方に意識を向けることはほとんどありません。漢字にも意味があり、読み方や書き方も疑問に思うことなく日常で使っています。ですが、外国の人から質問を受けた時、正しく答えられる人は少ないと思います。日本語の文法もそうですが、言葉の使い方を意識して会話をしているわけではないので、説明ができないことの方が多いです。これは、日本の風習についても同様で、なんとなくとか、昔からやっていることだからということで、習慣となっています。日頃、何気なく使っている言葉や習慣も、その意味などを知ると、もっと身近に感じるかもしれません。ただ、外国の人でも、日本人以上に日本語に堪能であったり、礼儀作法を身につけている人がいるのは驚きです。もっと言葉や漢字に親しむ気持ちを持ちたいと思わされました。

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