業界の風雲児、俺の株式会社
最近、俺の株式会社が展開している俺のイタリアンや俺のフレンチが、とても脚光を浴びています。
これだけ難しいと言われている飲食業界で、2009年から坂本孝氏は飲食業界に参入し、2012年に俺の株式会社を設立。そして、2015年に俺の株式会社上場を予定しているそうですから、とてつもないスピードで成長していることが分かります。
俺のフレンチや俺のイタリアンは、食事に行かれた方はわかると思いますが、超高級料理が格安の値段で提供されます。こんなに美味しい料理は食べたことがない!というほどの味です。
これを実現しているのは、高い原価と腕のいいシェフのヘッドハンティングのようです。シェフというのは、スーパーシェフでもオーナーシェフ以外は年収1000万を超えることは稀だそうです。
俺の株式会社は、そのスーパーシェフを1000万などの高い給料で雇い、更に店舗の売上の一部をインセンティブとして還元しているのです。
そして、料理原価はなんと40から60%という驚愕の数字のようです。一般的な飲食店では20から30%と言われていますから、その高さは際立っています。
しかし、それでは店舗側にコスト(料理原価、人件費)ばかりかかってしまします。
そこで行っている工夫が、立ち食いスタイルです。
この立ち食いスタイルは、店のスペースを節約しているだけではありません。回転率を上げているのです。坂本孝氏がインタビューで言われていましたが、全店舗で4回転以上を実現しているそうです。
高級料理店では、1回転前後ですから、同じ値段であれば約4から5倍の売上になるということです。
そして、ざっくり言ってしまうと、値段を高級料理店の1/3や1/4としても、高級料理店よりも利益が出るということです。
その結果、低価格・高品質な料理をお客さんに提供しているわけです。