加速が止まらない人生
思い出して欲しいことがあります。
最近の3年間と中学の3年間、どちらの方が早く感じましたか?
最近の3年間の方が、早く感じましたよね。私も社会人になった時に、とても驚いた記憶があります。
何かというと、1週間が早いのです。「あれ?もう週末が来ちゃったの?」という感じで、1週間が過ぎていきました。
そして、その1週間を4回繰り返すと、給料日が来るのです。「あ、今月も給料日が来たのか。」と思いながら過ごしていると、いつの間にか夏が終わっていたというのが社会人1年目でした。
学生時代には、夏休みもありましたし、新たな友人もできたり、バイトを始めたりと生活に変化がありましたが、社会人になると、人間関係も日々の行動にも変化がほとんどないので、時間のスピードが加速していったのです。
そして、2、3年が過ぎると、もはや「時間が経つのが早いな。」ということも感じることなく、日々過ごすようになりました。
これが、30代、40代、50代となっていくと、より一層毎年が早く過ぎていくようになります。つまり、体感時間がどんどん早くなっていくわけです。
人生は、33年間
0歳から20歳までの体感時間を20年とします。
その時、20歳から80歳までの体感時間は、何年になるでしょうか?
答えは、13年間です。
非常に早いですね。体感時間が、なぜ加速して行くかというと、既に書いたように変化がないからです。
毎朝、同じ時間に起きて、同じ通勤路を使い、同じ場所でランチを食べる。仕事内容もドラスティックに変わるわけでもなく、毎週同じようなメンバーで呑みに行きます。呑むお店も同じで、会話の内容も変わりばえがありません。
そうした日々の生活の繰り返しが、体感時間を加速させていきます。
そこで、必要になるのが時間管理です。主体的に自分の時間を管理しようとしないと、「あっという間」に時間が過ぎていってしまいます。
社会変化のスピードも加速していますので、自分の生活も社会に合わせて変化させていかないと、社会についていけなくなります。
浦島太郎状態にならないように、時間管理を充実させていかないといけません!