0.1%の領域に入るには!?

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10,000時間で天才と呼ばれるようになる

世の中に、10,000時間の法則というものがあることを知っていますか?

マルコム・グラッドウェル氏が「天才!」という本の中でも紹介していますが、ある分野で天才・一流と呼ばれる領域に到達した人を調べてみると、すべからく10,000時間をその分野に費やしていたのです。

例えば、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏やApple社のスティーブ・ジョブズ氏も学生時代にITに10,000時間を超える労力を注いでいます。

イチロー選手が幼少の頃から、毎日毎日バッティングセンターに通った逸話も有名です。

ビートルズも売れ始める前に、1日8時間以上ステージに立ち続け、10,000時間を超えています。

その努力の目安が10,000時間なのです。

10,000時間を費やすには、1日3時間で計算すると、9年間かかります。(10,000÷365÷3=9)

1日8時間で計算すると、3年半になります。(10,000÷365÷8=3.4)

1日12時間で計算すると、2年強になります。(10,000÷365÷12=2.2)

いかがでしょうか?

もちろん、ただ時間を過ごすだけでOKというわけではありません。真剣さというか、本気度合いも非常に重要だと思います。

だらだらと10,000時間以上を過ごしていても、卓越した領域には到底入ることはできないと思います。

甲子園球児は、1日に10時間以上野球の練習をすると聞いています。上記の計算を参考にすると、大体2年半で卓越した領域に入っていきます。だから、高校3年目の夏を集大成と考えれば、理にかなっているように思います。

10,000時間は、0.1%の領域

では、なぜ世の中に天才・一流と呼ばれる人が少ないのでしょうか?

もし、 10,000時間を費やせばいいのであれば、3年から5年をかければ、誰でも卓越した領域に到達できるような気がします。

しかしながら、実際の世の中をみて見ると、卓越した領域に到達した人は、0.1%もいないかもしれません。

それに対して、ビル・ゲイツ氏が答えを教えてくれましたので、紹介します。

「一つのことに1万時間費やせばその分野にずば抜けて強くなる」という人もいるが、私はそんなに単純だとは思わない。実際には50時間を費やした後、90%が脱落する。好きになれない、向いていないという理由でだ。そしてさらに50時間費やした人の90%があきらめる。このような普遍的なサイクルがあるんだ。運だけでなく、続けるだけの熱意も必要だ。10,000時間費やした人は、ただ10,000時間費やした人ではない。自分で選び、さまざまな過程の中で “選ばれた人” なんだ。

つまり、50時間後には10%のみが残ります。次の50時間で、1%に絞られます。そして、残りの9,900時間をやり遂げられる人が、0.1%なのだと思います。

本当に、ビル・ゲイツ氏の言う通りだと思います。まだ何も始まっていないような段階で、諦めていく人が世の中の大半だと思います。

だから、最後までやり遂げられた人たちは、選ばれた人になるのだと思います。

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