開催報告:なぜ、やりたいことが見つからないのか?未来が明確になる4つの衝撃

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ケーキ

やりたいことがない…

それは、知識が不足しているからです。知識が十分にあると明確なイメージが湧くので、やりたいことが決まります。

今回は、読書会で未来が明確になる4つの衝撃的な事実を教えていただきましたので、その内容をシェアしたいと思います。

開催報告:20代読書会in東京

日時:09月16日(土)09:30-12:00
参加者:13名(男性:9名、女性:4名 初参加:1名、リピーター:12名)

20代読書会in東京の感想

今日もまた大変勉強になりました。(26歳・女性)

色々な本を知ることができた。(29歳・男性)

興味ある本を見つけることができた。(22歳・男性)

大学時代は本を読む時間があったが、社会人になるとなかなか難しい。いろんな本に出会えるし、習慣化したい。(23歳・女性)

なぜ、やりたいことが見つからないのか?

やりたいことがない…

それは、知識が不足しているからです。知識が十分にあると明確なイメージが湧くので、やりたいことが決まります。

そのため、やりたいことがない方、夢がない方、打ち込めることがない方は、ぜひ知識を身につけてください。そうすれば、やりたいこと、夢、打ち込めるものが明確になってきます。

本当に?と疑問に思われる方、もし大学1年生にタイムスリップできたら…と想像してみてください。

なにか、やってみたいことはありませんか?

  • バイトをして、実家ではなく一人暮らしをする
  • サークルに入って、充実した4年間を過ごす
  • 留学生して英語をマスターする
  • インターンして、早くから社会人経験を積む
  • バックパッカーで、価値観を広げる

もし大学1年生に戻れたら…と想像したら、やりたいことがたくさん浮かんできたのではないでしょうか?

競馬情報誌を持ってタイムスリップをして競馬で一儲けするとか、株式投資でお金を稼ぐとか、そういうことを考えた人もいるかもしれません(笑)

では、なぜやりたいことが次々と湧いてきたのでしょうか?それは、4年間の大学生活が明確に分かっているからではないでしょうか?

すでに大学生活を経験しているので、どんな4年間が待っているかが具体的にイメージができます。そのため、やりたいことがあるのです。

一人暮らしをした大学生活ってどんなものか?逆に実家暮らしの大学生活はどんな感じか?これを明確に分かっているから、一人暮らしをしたいとなるわけです。

では、未来に対してやりたいことを明確にするには、どうしたらいいでしょうか?

それは、簡単です。

10年後、20年後からタイムスリップしてきて、今現在があると思えばいいのです。

そうすれば、大学1年生にタイムスリップしたのと同じ感覚で、これから10年・20年を過ごすことができます。そして、そのためには10年後、20年後を明確にわかる必要があります。実際に経験して見てきたのと同じくらい10年後、20年後を鮮明にするのです。

それに必要なのは、知識です。

知識をつける必要があります。これから10年、20年でどんなことが起きるのか?を明確にしてください。そうすれば、やりたいことも見つかります。

未来が明確になる4つの衝撃

猫

やりたいこをと明確にするには、知識をつける必要があります。

自分が未来からタイムスリップしてきたと思えるくらい、未来のことが見通せていれば、やりたいことは山ほど出てきます。

今回、読書会で「未来の年表」という本を紹介していただきました。その本に、未来が明確になる4つの衝撃的な予想が書かれていますので、シェアします。

  • 2020年:女性の半数が50歳以上になる
  • 2024年:1/3が65歳以上になる
  • 2035年:戸建の1/3が空き家になる
  • 2039年:火葬場が不足する

これらが、どういう意味を持つのか、1つずつ解説していきたいと思います。

2020年:女性の半数が50歳以上になる

ハンバーガー

ビジネスの形態が大きく変わってきます。

女性の半数が50歳を超え、男性も同じく高齢化していきます。なので、まず24時間営業のお店は減っていくでしょう。

最近ではファミリーレストランでも、24時間営業を止めるところが増えています。カフェなどの飲食店でも、深夜営業が減ってきています。今までなら、23:00まで営業していたのに21:00に閉めるようになったというお店もあります。

もちろん、飲食店だけでなく、他のビジネスにも影響を与えます。雑誌を見ても、10代や20代向けの雑誌が廃刊になり、50代・60代向け雑誌が創刊されています。

WEBメディアも、50代・60代向けのメディアが増えていくと思います。

2024年:1/3が65歳以上になる

保険制度が大きく変わります。

1970年、高齢者の医療費は、なんと無料でした。理由は簡単です。高齢者が少なかったからです。当時、高齢者は7%しかいませんでした。

それが、2002年に1割負担となります。その理由は、高齢者が増えたからです。高齢者の割合が20%に達しました。ただ、1割負担では医療費をまかない切ることができませんでした。

そのため、2008年に3割負担(一部)に変更されています。

そう考えると、33%以上が高齢者になったら、さらに高齢者の負担額は増えると予想されます。

もちろん、これは高齢者だけの問題ではありません。高齢者の負担額を増やす前に、若者の負担額も増えます。実際、1997年に若者の医療費は1割負担から2割負担に増えています。そして、2003年にも2割負担から3割負担に増えています。

高齢者が7%から20%へと、13%増えたことで、若者の医療費は1割から3割負担に増えたということです。

今から10年以内に高齢者は33%に増えます。再び13%増えることで、若者の医療費が5割負担になるかもしれません。当然、高齢者も3割負担は当たり前で、一部は5割負担ということになる可能性があります。こうなると、人生設計も大きく変わってくるでしょう。

2035年:戸建の1/3が空き家になる

料理

家を買う習慣が変わります。

今は35年ローンを組んで、家を買うことが一般的です。ところが、2035年には1/3以上が空室になるわけです。

転居のリスクを考えれば、とてもじゃないですが35年ローンで家は買えません。なぜならば、転居に伴うリスクが大きくなっているからです。

一生ここに住むと決めたとしても、転勤や親の介護、子供のこと、離婚など色んな理由で転居を迫られることがあるでしょう。そうした場合、ローン残額を上回る金額で売却できれば、なんの問題もありません。

しかし、空室が1/3を超えてくると、売値は間違いなく下がります。そのとき、自己破産を迫られることになるのです。

たとえば、5000万のローンで買った家に10年住みました。そして、転居に迫られたとしましょう。

35年ローンで組むと、総額で6000万強は支払うことになります。10年間ローンの返済をしていますので、1700万はローンを返済しています。そのため、4300万のローンが残っています。

問題は、このときの売値です。

もし、売値が3500万になってしまったら、この家は売れません。なぜなら、ローンを組んだ銀行が売らせてくれないからです。

3500万で家を売ってしまうと、銀行は何を担保に800万(4300万-3500万)を融資しているのでしょうか?当然ですが、無担保です。無担保でお金を貸してくれる銀行などありません。

じゃ、どうすればいいのでしょうか?

転居して新しい家の家賃を払いながら、元の家のローンを返す?そんなことが、できますか?もちろん、ムリです。

元の家を賃貸として、人に貸し出す?

2035年には1/3が空き家になっている状態です。住宅ローンの返済額以上のお金を払って、借りてくれる人がいるでしょうか?もしいたとすれば、それはとても幸運に恵まれたということでしょう。

そのため、多くの人は破産申請という選択が迫られます。

  • みんなが家を買ってるから
  • 賃貸より住宅ローンの返済額のほうが安いから
  • マイホームが夢だったから

という理由で、家を購入すると非常に厳しい選択に迫られることになります。そのリスクが、今までよりも格段に高くなっています。2035年以降は、家を買うという習慣は大きく変わりそうです。

2039年:火葬場が不足する

遺体ホテルが生まれます。

2039年になると、160万人以上の方が亡くなります。これは団塊の世代が90歳を超えて、亡くなり始めるということです。

そうすると、火葬場が不足します。そのため、亡くなっても、火葬が1ヶ月待ちという状態になり、その間遺体を保管する遺体ホテルが生まれます。

実は都内では、すでに遺体ホテルが存在しています。

ただ、日本は団塊の世代という10年ほどの間に人が集中しています。そのため、遺体ホテルもすぐに需要がなくなることが予想されます。そうすると、あんまり沢山の遺体ホテルが作られることは考えられません。

火葬場も同じ理由で、大幅に増えることはないと思います。こうした背景があり、亡くなってから葬式まで1ヶ月かかるということが起きてきます。

今までであれば、葬儀の準備は1日の時間もないということが多々ありました。ところが、これからは1ヶ月以上の時間が空きます。

比較検討なんてない業界でしたが、これからは葬儀の事業者も比較検討されることになるかもしれません。

また、余談ですが、2030年を超えると、日本の人口は毎年100万人以上減っていきます。

なぜなら、生まれてくる子供の数が50万人ほどに落ち込む一方で、150万人以上が亡くなっていくからです。100万人というと、仙台の人口と同じです。また、県でいえば和歌山県、秋田県、富山県も人口100万人です。

毎年毎年、日本から仙台が消えていく時代になるということです。

以上、未来が明確になる4つの衝撃でした。いかがでしたでしょうか。未来の解像度は上がりましたでしょうか?

未来を明確に見通せれば見通せるほど、やりたいことが見えてきます。やりたいことを見つけたい方は、どんな未来がくるのか?知識を付けてみてください。

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