開催報告:ゼロ秒思考で学んだ人生をよくする3つのポイント

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問題です。169+257=?

ここに「ゼロ秒思考」で学んんだ成功する3つのポイントが詰まっています。この問題への反応に成功できるか否かのヒントがあるからです。

今回は、読書会で「ゼロ秒思考」の価値を教えていただきましたので、その内容をシェアしたいと思います。

開催報告:20代読書会in東京

日時:09月30日(土)09:30-12:00
参加者:18名(男性:12名、女性:6名 初参加:4名、リピーター:14名)

20代読書会in東京の感想

普段、自分では読まないような本と出会えた。
違った価値観・考え方に触れることができた。(28歳・男性)

自分の読んだ本のベネフィットを整理して話すいい機会になりました。(24歳・男性)

読書をしてからアウトプットをしたことがほとんどなかった。今後、こういう場に足をはこびたい。(26歳・女性)

様々な角度の本を知れて楽しかった。(27歳・男性)

色々な本に触れることができ、そこから派生で話題が広がるところが楽しかった。(26歳・女性)

面白い本が色々あることを知れた。(33歳・女性)

暗算で人生の問題が解けるのか?

169+257=?

この問題を見たとき、反応は3つに分かれます。

  • 解こうとしない
  • 暗算で解く
  • 筆算で解く

これは、人生に対しても同じだと思います。何かしらの問題にぶつかったとします。漠然と将来に問題を抱えている状態でもいいでしょう。

そうした人生の問題に対しても、①解こうとしない人、②暗算で解く人、③筆算で解く人の3つに分かれています。

割合でいえば、①が80%、②が20%、③が0.1%という具合でしょうか。

そして、筆算で人生の問題を解きましょう、というのがゼロ秒思考の本質的なメッセージです。

参考:「ゼロ秒思考」で、考える力の鍛え方がわかった!!
参考:開催報告:ゼロ秒思考を6ヶ月続けて手にした4つの成果

ゼロ秒思考

169+257=?のような問題であれば、本気で解くなら筆算で解こうとするでしょう。なぜ、人生の問題となると、暗算で解こうとするのでしょうか?

よくよく考えてみれば、不思議な現象です。紙に書き出すこともなく、人生についてあれこれ悩んでもうまくいきません。仕事について頭で考えても限界があります。

それは、当然です。

なぜなら、東大生だって小学6年生の算数を暗算では解けないからです。東大に行くような優秀な人でも、小学6年生の算数を解きなさいと言われれば、筆算を使います。

一方で、たった数行・数十行であったとしても、筆算を使えば相当難しい問題を解くことができます。それこそ、東大入試の数学だって解けてしまうわけです。

話のポイントは、もちろん算数ではありません。人生の問題です。人生の問題は数学に比べて、

  • スケールが大きく
  • 数も多くて、複雑
  • 影響度も大きい

です。この大切な人生の問題を暗算で解こうとしてるのは、無理ではないでしょうか。ぜひ、みなさんはゼロ秒思考を使って、筆算で人生の問題に取り組んでください。

人生の問題は、なぜ難しいのか?

ゼロ秒思考を行う価値は、すでに述べました。それは人生の問題を暗算ではなく、筆算で解くことができるということです。

ところが、ゼロ秒思考をしても人生の問題は簡単には解けません。数学や算数と人生の問題は違うからです。ここに3つのポイントがありますので、紹介します。

  • 質問文を自分で作る
  • 公式を自分で作る
  • 答えを出すだけでなく、実践が必要

どういうことか、1つずつ見ていきましょう。

質問文を自分で作る

笑顔

まず人生においては、問題文が与えられていません。そこで、自分で問題文を設定する必要があります。

ここに気づかなければ、悶々としながら、ただ時間が流れて行くことになります。現状の働き方に漠然と不安を感じたり、将来に不安を感じたりしている人も多いでしょう。

その場合は、解決すべき問題を自分の力で明確にしなければなりません。

そして、そのためには「目標」が必要です。なぜなら、問題=「目標と現状の差」だからです。

現状のままの日々を過ごして人生の目標をまっとうできるとしたら、なにも解決すべき問題はありません。ところが、大半の人はそうではありません。

現状を延長していたら、幸せになれない。そう感じる人が多いのではないでしょうか。

その場合は、目標を明確にすることが、まず大事です。どうなれば自分の人生は幸せなのか?この問いに答えることです。

そうすれば、あとは簡単です。現状を正確に理解すれば、問題(=目標と現状の差)がわかります。

そうして割り出してきた問題を並べて、これらの問題を解決するにはどうすればいいか?を考えていけばいいのです。これが人生においての問題文になります。

公式を自分で作る

考える

算数や数学であれば、たくさんの公式が存在しています。

ピタゴラスの定理や解の公式など、多くの公式を授業で習います。そして、それらの公式を駆使すれば、難しそうな問題でも解くことができます。

ところが、人生の問題には公式が存在していません。なので、問題を解くためには自分で公式を作っていく必要があります。

自分で公式を作るとは、一体どういうことでしょうか?

以前、島田紳助が「笑いの教科書」という授業の中で、こんな話をしていました。

自分が漫才で有名になる前、コンビを組む前、一番最初にやったことは、なにか?それは、笑いの教科書を作ることであった、と。

なぜなら、お笑いには教科書が存在しないと気づいたからだそうです。そして、教科書がないものは勉強できません。そこで、売れている漫才師を研究して、笑いの教科書を作成しました。

そこから、売れる漫才を割り出し、その漫才に必要なコンビの相手を探したといいます。つまり、自分で自分をプロデュースして、世に売り出したのです。

結果、島田紳助が作成した笑いの教科書は、大当たりでした。コンビを結成してから、すぐに売れて有名人となりました。

これが自分で公式を作るということです。

仕事で成果を出す、奥さんと仲良くする、子供を教育する、資産を形成するなど、人生ではいろんな問題を解決していくことになります。

そのとき、問題は明確でも、どうすればうまくいくのか?という公式は自分で作らなければなりません。

もちろん、年長者からアドバイスを受けたり、本を読んだりすることはできます。しかし、すべての問題に公式が存在するわけではありません。むしろ、公式が存在しない問題の方が多いです。

そのため、人生の問題を解くのに必要な公式を、自分で作っていくことが求められます。

答えを出すだけでなく、実践が必要

人生の問題は、答えを出しても、そこで終わりではありません。むしろ、そこからの実践の方が大事です。

ここは算数・数学と人生で、大きく違うところです。

実際に頭でわかっていても、実践できないことは多いです。なぜなら、スキルが必要だからです。このスキルの部分も、算数・数学と人生の違いの1つでしょう。

問題も明確にわかっていて、答えもわかっている。それなのに、スキルが低いために同じ失敗を繰り返す。

この時間は苦しいです。もどかしくて、うまくいかない自分にイライラします。しかし、この段階までくれば、あとは努力量で解決できます。

ぜひ、導き出した答えを継続して実践してください。だんだんとスキルが高まって、望むような結果がでるようになります。

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