
図書館、書店、Amazonを使い分けていますか?
効果的に使い分けると、便利で安く読書を楽しむことができます。今回は、その使い分けの方法をシェアします。
開催報告:20代読書会in東京
日時:11月22日(水)19:30-22:00
参加者:7名(男性:4名、女性:3名 初参加:3名、リピーター:4名)
目次
20代読書会in東京の感想
知らない本を知れた。(25歳・男性)
他の本の情報を得られる。自分の本についてまとめる機会ができる。(24歳・女性)
自分にない考えを知れてよかった。(23歳・男性)
読んだことのない本が紹介されていて面白かった。(27歳・男性)
毎月の書籍代もバカにならない
書籍代は、気にするべきではないのか?
本は投資だから、お金は気にするな
本を読んでいると、こういうアドバイスを目にすることがあります。人生の先輩から、こういうアドバイスをいただいたこともあります。
そして、読書会の参加者の中には、このアドバイスを実践している人もいます。そういう方々は、気になった本は、迷わずAmazonでポチポチ購入しています。2時間の読書会中に10冊以上購入する人もいます。本当にすばらしい姿勢だと思います。
とは言えですよ、とは言え。いくら投資だと言っても、書籍代は”お金”です。お金。
同じ効果を得られるなら(つまり、同じ本を読めるなら)、わたしは安く済ませたいです。だって、そうした方が費用対効果が高くなるから。
考えてみてください。1年で100冊読む場合、書籍代は100冊×2,000円=200,000円となります。年間20万は20代のわたしにとって大きな金額です。
この書籍代20万という計算は、すべての本を定価で買った場合です。一方で、図書館・書店・Amazonを効果的に使えば、同じ100冊でも5万に収めることはできると思います。すこしの工夫で年間15万は節約できるのです。そうしたら、15万をさらに別のことに投資することもできます。
いかがでしょうか?書籍代だってバカになりません。図書館・書店・Amazonを効果的に使って、費用対効果をあげてみてください。
意外と知らない図書館の便利さ
みなさん、図書館で本を借りてますか??
図書館というと不便なイメージがあるかもしれません。
- 図書館に行かないと本を検索できない
- 読みたい本が、その図書館で取り扱いがない
- 別の図書館に行ってみたら、ちょうど貸出中だった
- 閉館時間が早くて仕事帰りに立ち寄ることもできない
こんなイメージがあるのではないでしょうか?わたしも似たような不便さを感じていました。ところが、最近は図書館のサービスも充実しています。
- HPで本の在庫(貸出中含め)を検索できる
- しかも、区内全域の図書館を検索できる
- HP上で予約をして、指定の図書館に配送もしてくれる
- 配送が完了したら、メールで通知がある
- AM10時からPM22時まで空いている(図書館にもよります)
そのため、自宅や職場から近いところに図書館がある場合や、通勤で近くを通る場合は、とても便利だと思います。
わたしはAmazonで書籍を購入するのと同じように、図書館のHPを検索して本を予約をしています。予約の順番待ちがなければ、2-3日以内に指定の図書館に届きます。これが無料で利用できるわけですから、すごいです。
図書館、書店、Amazonの便利でコスパのいい使い分けとは?
まず、わたしの読書ですが、
- 面白い本はブログにレビューを書く
- そして、読書会でも紹介する
- もちろん、実生活や仕事にも役立てたい
- 小説は、ただ楽しむ
このような目的で本を読んでいます。そして、年間100冊ほどの読書をしています。ビジネス書7割、小説2割、その他1割という割合です。
こうした読書状況のわたしにとって、図書館、書店、Amazonのメリット・デメリット、効果的な使い方を紹介します。
図書館
メリット
- 無料
- HPから指定の図書館に取り寄せができる(予約の少ない本なら、2-3日で届く)
デメリット
- 人気の本は予約の順番待ちが発生するので、すぐに読めない
- 本に書き込みができない
- 付箋も返却前に外す必要がある
- 図書館で取り扱いのない本もある
使い方
- 小説
- ビジネス書でも、いつか読みたいけど、買うほどの本ではない場合
- 買うほどじゃない新刊を読みたい場合
- 一度買って処分した本を、再び読みたくなった場合
Amazon
メリット
- どんな本でも探すことができる
- ベストセラーほど中古で安くなっている(1円の本も多々ある)
- レビューで事前に面白さを判断できる
- 書店に行かなくても、2-3日で本が自宅に届く
デメリット
タイトルや著者で検索する必要があり、指名買いが必要
使い方
- 読み終わっても手元に置いておきたい本
- 書店や図書館にないような本
書店
メリット
- 常に最新の本が置いてある
- 自分が読む/読まないに関わらず、一通りのジャンルが並んでいる
- 購入後は、すぐに読み始めることができる
デメリット
- 定価でしか買えない
- 購入に時間がかかる(書店に行ったり、探したりする手間)
- 数年以上前の本は置いていない
- 図書館・Amazonよりも取り扱いの本が少ない
使い方
- いますぐに読みたい新刊
- この人の本は必ず読むと決めている著者の新刊を見つけたとき
いかがでしょうか?わたしは、このように図書館・書店・Amazonを使い分けています。
今すぐお金を払って読みたいと思う本ではない場合、まず図書館のHPを検索します。そして、在庫がある場合は、そのまま予約します。
在庫がない場合は、Amazonの中古を検索します。定価より安くなっていれば、そのまま購入します。もし、Amazonの中古も定価も変わらない場合は、その日の帰りに書店によって購入するかもしれません。
そのため、図書館→Amazon→書店の順番で検討しています。使用頻度はAmazonがもっとも多くて、次に図書館、最後に書店です。Amazonでは毎週本を購入していますが、書店は年に2-3回程度です。
ぜひ、みなさんの快適な読書ライフの参考にしてみてください。