
明けまして、おめでとうございます!
今年も読書会を開催していきます!今回は「ブスのマーケティング戦略」がツボでした笑
面白おかしく書かれていますが、内容は4Pや3Cなどマーケティングに欠かせない概念が書かれてます。笑いながらマーケティングを学べそうな本です。
目次
開催報告:20代読書会in東京
日時:01月05日(土)09:30-12:00
参加者:19名(男性:8名、女性:11名 初参加:7名、リピーター:12名)
MVP賞
反共感論
共感≠善
無条件に肯定されている共感にもとづく考え方が、実は公正を欠く政策から人種差別まで、社会のさまざまな問題を生み出している。
心理学・脳科学・哲学の視点からその危険な本性に迫る、全米で物議を醸した衝撃の論考。
次々と明かされる共感が持つ負の側面――
「欠陥のあるワクチン接種のせいで、かわいらしい八歳の少女レベッカ・スミスが重病にかかったとしよう。彼女が苦しむところを目のあたりにし、彼女や家族の話を聞いたとすると、あなたは共感を覚え、行動したくなるだろう。だが、ワクチン接種プログラムを中止すれば、数十人の任意の子どもが死ぬとする。この場合、あなたはそれらの子どもに共感を覚えることはないだろう。統計的な数値に共感することなどできないのだから」(第1章より)
:::::本書の内容:::::
はじめに
第1章 他者の立場に身を置く
第2章 共感を解剖する
第3章 善きことをなす
間奏I 共感に基づく公共政策
第4章 プライベートな領域
間奏II 道徳基盤としての共感
第5章 暴力と残虐性
第6章 理性の時代
紹介された本
ニッポン幸福戦略
趣味は世界の論文読破、東大出身の地下アイドルが、起業家・研究者・社長らに聞く10年後幸せになるヒント。
――技術の進歩も、流行の移り変わりも目まぐるしい今、どんな世界が待っているのかを自分自身が勉強したいという思いから、この対談本の企画が始まりました。本著はテクノロジー、企業、経済、家族、エンターテインメント、カルチャー、都市と、あらゆる分野において新時代を築き、パワフルに活動されている方々に会ってお話をした記録です―― (まえがきより)
<目次>
Vol.1 ヤンキーから東大卒まで。最高のチームづくり
――DMM.com会長 亀山敬司
Vol.2 ブームをライフスタイルに変える
――トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長 中村貞裕
Vol.3 科学的に、未来の社会を議論しよう
――経済産業研究所上席研究員 岩本晃一
Vol.4 ひとり1台持ち! ロボットが〝相棒〟になる日
――ロボットクリエイター 高橋智隆
Vol.5 東京と地方、それぞれの生き残り方
――都市工学者 西村幸夫
Vol.6「多様な家族像」との出会いが社会を変える
――manma 代表取締役社長 新居日南恵
Vol.7 1億3000万人がクリエイターになる時代
――SHOWROOM代表取締役社長 前田裕二
まんがでわかる LIFE SHIFT
■「2018年のヒット商品番付」(SMBCコンサルティング)にて、「人生100年時代」が大関に選出!
■「楽天市場 ヒット番付2018」にて、「ライフシフト消費」が西前頭に選出!
■Financial Times 電子版記事「Japan begins to embrace the 100-year life」にて書影が紹介(2018年8月8日)
今こそ、自分の人生を生きよう!
「100年人生」の一大ムーブメントを巻き起こした30万部のベストセラー、待望のまんが化。
長生きなんてしたくない。今が楽しければよく、将来に漠然とした不安を抱く大学生の美咲。
真面目に仕事ばかりし、遊ぶことは罪だと思っている父。
お金を稼ぐことが男の価値とイコールだと思い、家庭のことまで気が回らない兄。
「ライフシフト」を実践し、自分らしく生きる留学生のエルザに出会った日から、美咲の家族を巻きこんで、美咲の日常が、人生が、少しずつ変わり始める。
長生きなんてしなくない、が「200年でも生きたい」に変わる。
あなたらしい人生を生きるヒントが見つかる、勇気の書。
博士の愛した数式
僕の記憶は80分しかもたない。
80分しか記憶が続かない数学者と、家政婦とその息子はしだいに心を通わせ――第1回本屋大賞に輝いた、あまりに切なく暖かい奇跡の物語。
[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。
お金のいらない国
「じゃ、そろそろ行きましょうか」
どこへ行くんだか知らないが、私はうなずいて席を立った。紳士はそのまま店を出ようとした。私は驚いた。私にコーヒー代を払わせるつもりだろうか。どうしたらいいかわからないまま、私も紳士の後に続いて店を出てしまった。さっきのウェイトレスが呼び止めると思ったのに、彼女はにっこり笑って私たちを見ている。おまけに彼女はこう言ったのだ。
「ありがとうございました。またお越しください」
紳士はスタスタと歩き出している。私は瞬間的に考えた。そうか、あの店はこの紳士の行きつけで、きっとコーヒーチケットを預けてあるに違いない。私は、なあんだと思った。しかし、見ず知らずの人におごってもらうのも悪いなと思い、お金はとらないだろうとは思ったが、一応、聞いてみることにした。
「あのう、いくらでした」
紳士は驚いたような顔で私を見た。
「いくらって、何がですか」
「え、あの、コーヒーですよ。今、飲んだ」
「はあ」
「いや、ちゃんと割ってくださいよ。悪いですよ」
紳士は不思議そうな顔をして言った。
「割るって何を割るんですか」
私は少しイラッとした。こいつ、やっぱり私をからかってるんだな。ああ、さっきちゃんとメニューを見ておけばよかった。私はきっぱり言った。
「コーヒー代ですよ。お金払いますから値段教えてください」
「おかね?…ねだん?…なんですか、それ」
私は呆れてしまった。こいつ、一体どこまでとぼけるつもりなんだ。ほんとにふざけた野郎だ。でもまあ、いいか。おごってくれるというのなら、私が損するわけでもないし。
「学力」の経済学
「ゲームは子どもに悪影響?」
「子どもはほめて育てるべき?」
「勉強させるためにご褒美で釣るのっていけない?」
個人の経験で語られてきた教育に、科学的根拠が決着をつける!
「データ」に基づき教育を経済学的な手法で分析する教育経済学は、「成功する教育・子育て」についてさまざまな貴重な知見を積み上げてきた。
そしてその知見は、「教育評論家」や「子育てに成功した親」が個人の経験から述べる主観的な意見よりも、よっぽど価値がある―むしろ、「知っておかないともったいないこと」ですらあるだろう。
本書は、「ゲームが子どもに与える影響」から「少人数学級の効果」まで、今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした画期的な一冊である。
ブスのマーケティング戦略
夢見ることをあきらめたブスと、劣化が始まった美人へ
推薦! 早稲田大学ビジネススクール准教授・入山章栄氏。
税理士である著者の爆笑半生記と、まじめなマーケティング理論&行動提案が組み合わさった、画期的な1冊!
この本はブスの自虐エッセイではないれっきとした実用書である。
税理士、大学院生、一児の母、そしてブスである著者が、これまでの人生で学んだ戦略を、具体的な行動提案として記したものだ。
この戦略の目的はふたつ。
1.ブスの幸せな結婚
2.ブスの経済的な自立
である。
著者がこれまでやってきた戦略は、マーケティング理論にのっとったものであった。
結婚したい。
いい男とやりたい。
年収1000万円になりたい。
起業して成功したい。
そんな願いをかなえるためには、自分自身の本質を見極め(プロダクト解析)、自分のいまいる場所(市場)と、ライバルの特性(競合)を精査しなければならない。
本書に書いてある「ブスの作業3 3」項目を実際に行動に移しさえすれば、幸せな結婚と経済的自立がかなう。と思う。
影響力の武器 実践編
『影響力の武器』の六つの原理を実社会で活用した50余りの事例を、ユーモアを交えて描く心理学書。人や組織から同意と承諾を得る方法を、社会の場面にあわせて個別具体的に解説した。世界の名だたる企業の販売戦略、リーダーシップの獲得術など、人が人から協力してもらう方法をあらゆる角度から分析し、実験に裏打ちされた方法論をもとに紹介。成功は失敗談のなかにこそある。
0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書
「今のような学校教育はいらない」と語るのは、現代の論客といわれるメディアアーティストの落合陽一氏。 「人生100年時代」に本当に必要な教育とは?デジタルネイチャーの時代に身につけておくべきことは?・・・学び方のヒントがわかる“教科書”です。 「学び始めるのに適正年齢はない」ので、学生、社会人、子育て中の親、生涯教育について知りたい人・・・あらゆる世代や立場の方に響くものがあるはず。 落合氏自身の幼児期から今に至る軌跡もたどり、時代を牽引する天才がどう形成されてきたかも探ります。 読み解くのに思考体力を要するといわれる落合氏の本の中でも、平易に書かれているので、落合陽一を知る入門書としてもぜひ手に取ってほしい一冊です。
ストレッチ
昇志向の強い人が忘れがちな「今あるリソースを有効活用する」ということ
企業では経営資源が豊富であればあるほどうまく行く。また個人の場合もモノやお金をたくさん持っていて、能力に満ちあふれている方が幸せな人生を送れると信じられている。それに対して、企業も個人も今あるリソースを有効活用した方が物事がうまく行くし、創造力も発揮できると説くのが本書である。
前者を常に上を求めるということで「チェイシング」と呼び、後者を今ある経営資源や能力の有効活用を図るということで「ストレッチ」と呼ぶ。オリンピックの銀メダリストの満足度が銅メダリストより低いという逸話は説得力がある。
チェイシングを行う理由として「社会的比較」と「機能的固着」というキーワードを取り上げている。社会的比較は、常に上と較べるために満足することのない状況を表し、せっかく良い仕事に就いていてももっと良い仕事があるはずだ、あるいは今の家よりもっと広い家に住んでいる人がいるなどと考えてしまう。
また機能的固着とは自分の持っているもの、価値観に縛られてしまうことを表し、結果として柔軟な発想が欠如して創意工夫が生まれない状態を示す。著者によれば、企業も人を採用するとか設備に投資するといったリソース獲得の重要性を過大評価し、手持ちのリソースを活用する方法を過小評価する傾向があるという。これも頷けるところである。
別の言い方をすれば、リソースに溢れた企業や人ほど、さらにリソースを増やすことに熱心になり、創造することや工夫することを忘れてしまう。一方でリソースが少ないと、制約のある中で考えるため、新しい発想が生まれる。友人の建築家の「建築家がその才能を発揮するのは、東南の角地に面した長方形の一等地ではなく、傾斜地や日当たりが悪く形もいびつなときだ」という話を思い出した。
日頃お金やモノがたくさんないと安心できない人や上昇志向の強い人にほど一読を勧める。
以上、01月05日20代読書会in東京の開催報告でした。