
今回は「ほめる技術」がMVPでした!
コーチングにおいては、”あなたの存在を認めます”という存在承認が大事です。そして、その存在承認の手法の1つが「ほめる」こと。
ほめるにも技術が必要で、4つのタイプに応じた褒め方があるそうです。
- コントローラー(支配したい人)
- プロモーター(活動的な人)
- サポーター(協力する人)
- アナライザー(分析する人)
と、人間には4タイプあり
- コントローラーは、コントロールの対象を褒める(exチームがまとまってますね!)
- プロモーターは、普通に褒める
- サポーターは、サポートを当然と思わず、意識的に褒める
- アナライザーは、具体的に褒める
といいそうです!実践しやすく、効果のありそうな本でした。おすすめです。
目次
開催報告:20代読書会in東京
日時:03月20日(水)19:30-22:00
参加者:27名(男性:11名、女性:16名 初参加:14名、リピーター:13名)
MVP賞
ほめる技術

あのロングセラーがコンパクトになって登場!
コーチングの基本図書として2002年の刊行以来、読み継がれてきたロングセラーが新書版に装いを変えて登場。
常に携帯しながら、部下指導などさまざまなビジネスシーンで、どうコミュニケーションをとればいいか迷ったとき、ヒントを得ることができる。
「ほめる」のにも技術がいる
人はほめて使え、とはよくいわれることだが、相手のタイプによってほめ方を使い分けないと、逆効果になることもある。
たとえば、行動的、野心的で人に指図されるのを嫌う「コントローラータイプ」はその人自身でなくチームの仕事ぶりをほめるのが効果的。
「アクノレッジメント」をすぐに実践できる
コーチングの基本概念である「アクノレッジメント」は「ほめる」だけでなく、相手を「認める」こと全般を指す。
相手を認め、ほめて、存在承認を与え、そして動かすコーチングの手法を具体的な例をまじえながらやさしく解説する。
紹介された本
ヤフーの1on1

2012年、社長交代による新体制発足と同時に始まった「1on1ミーティング」は、ヤフーの組織を活性化させた。毎週1回、原則30分を部下とのコミュニケーションに充てる。たったそれだけのことが、実は難しい。では、ヤフーはどうやって制度として定着させ、風土を変えたのか。
本書は部下の「才能と情熱を解き放つ」ことを目的とする「1on1ミーティング」のメソッドを公開するだけでなく、実際の「1on1ミーティング」のやりとりをスクリプトとして見せ、読んで実践できる内容である。
生きるように働く

自分の時間を生きていたい。
毎月10万人が閲覧する、求人サイト「日本仕事百貨」を運営する著者、初の著書。
植物にとって、生きると働くが分かれていないように、私たちにもオンオフのない時間が流れている――著者自身、そして求人の取材で出会った人たちが、芽を出し、枝を伸ばして、一本の木になっていくまでの話。
ぼくは「日本仕事百貨」という求人サイトを運営している。職場を訪ねてインタビューし、それを求人の記事にまとめる。大切にしているのが、仕事のあるがままを伝えること。(略)求人というと、募集要項がメインとなることも多い。もちろん、福利厚生や給料だって、大切なこと。けれどそれだってひとつの枝葉に過ぎないんじゃないか。それよりも根っこに共感できるか。こちらのほうが大切なんじゃないか。
エスプリ思考

世界最高峰ブランドとして躍進する「エルメス」――
フランス本社・齋藤副社長が、
創業以来受け継がれてきた独自の哲学を解き明かす!
歴史を尊重しつつも革新を続ける世界的老舗ブランドで日々の仕事を通し語り継がれる「エスプリの思考」。
これを日本人初の本社役員となった齋藤エルメス本社副社長が自らの体験を通し伝えていきます。
パリ本社取材も敢行!
副社長室や「ミュージアム」と呼ばれる歴代のコレクション写真も掲載。職人のアトリエ、パンタン取材も行っています。
齋藤峰明さんのユニークな経歴
皿洗いから、エルメス本社副社長へ。
高校卒業後渡仏→ソルボンヌ大学生/並行して三越デパートで働く→エルメスへ
エルメスの凄さとは
- 職人重視のエルメスの姿勢 社員10118人。うち、3500人が職人!
- 1837 年創業以来の一族経営。
- ローマの広場で踊る「社員研修」とは!?
- 業績好調 前年対比22.6%の売り上げ(2012年)
大切にされている言葉が独特です
「商人であり、詩人であれ」
「エスプリとは、思いが大河となり、反射して煌く光」
「大きくなっても、太ってはいけない」
「職人と客が近い距離でモノ作りをしていく」
「仕事とは組織のためにではなく、目的のためにする」
「明日のことを怖いと思っていないとダメ」
明日死ぬかもしれないから今お伝えします

「あなたの命、頂戴します」と、突然目の前に現れたのは死神だった。
死の宣告を受けた男が、長年連れ添った妻に一通の手紙を書く。
想いを言葉にしていく過程で、男は愛する人の尊さに気付きはじめる。
「レノン40」シリーズで、大人向けコメディを描く絵本作家サトウヒロシが、「夫婦愛」をテーマに描いた感動作。
万年筆インクの独特の風合いと色彩が、本書の世界観をさらに引き立てる。
破天荒フェニックス

僕は、「絶対に倒産する」と言われたオンデーズの社長になった。
企業とは、働くとは、仲間とは――。実話をもとにした、傑作エンターテイメントビジネス小説。
2008年2月。小さなデザイン会社を経営している田中修治は、ひとつの賭けに打って出る。それは、誰もが倒産すると言い切ったメガネチェーン「オンデーズ」の買収――。新社長として会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すという壮大な野望に燃える田中だったが、社長就任からわずか3カ月目にして「死刑宣告」を突き付けられる。しかしこれは、この先降りかかる試練の序章にすぎなかった……。
企業とは、働くとは、仲間とは――。実話をもとにした、傑作エンターテイメント小説。
以上、03月23日(土)20代読書会in東京の開催報告でした。