
今回は「手話を生きる」がMVPでした!
“もし耳が聞こえるようになったら、どうしよう?”
と、耳の聞こえない人たちは思っているそうです。
自分が聞きたくないこと、耳にしたくないことが聞こえてこない世界のほうがすばらしいさを感じているからです。
手話には2種類あり、
- 先天的に耳の聞こえない人たちの手話
- 後天的に耳が聞こえなくなった人たちの手話
です
しかし、前者の手話を教える学校は、日本に1つしかありません。「手話を生きる」は、その学校の校長が書いた本です。
目次
開催報告:20代読書会in東京
日時:04月20日(土)09:30-12:00
参加者:19名(男性:9名、女性:10名 初参加:7名、リピーター:12名)
MVP賞
手話を生きる

手話という少数言語。手話が存在することによって、聞こえない子――ろう児は、ろう児として、そのままの自分で、聞こえる子とおなじように学び、遊び、よろこび、悲しみ、育つことができる。日本語と対等の力をもつ手話という言語があるから、聞こえないことは障害ではなく、むしろ少数派なのだといえる。
日本のろう者・ろう児の母語である「日本手話」で授業を行い、手話と日本語のバイリンガル/バイカルチュラルろう教育を実践する日本初にして唯一の学校、明晴学園。
著者はジャーナリストとして前進であるフリースクールの立ち上げから関わり、のちには明晴学園の内側に身をおいて日本手話と日本語、ひろく言語の世界に思いを向けつづけてきた。
ろう教育の歴史、手話という言語が乗り越えてきた、そして今も向き合っている困難、言語学からみる手話、人工内耳など近年の最新動向……ろう者・ろう児とその親、教育者、日本手話の話者・通訳者、手話言語学の研究者など多方面へのインタビュー、欧米の事例や研究成果、国内外の文献、そして何より「手話を生きる」子どもたちのことばをとおして、過去から未来へ現在進行形で変わりつつある手話の世界を描く。
紹介された本
数字で考えるは武器になる

数字が使えると、利益を生み出す「黒字社員」になれる!
文系体質でも真似できる! 処理スピード、説得力、仮説力、儲けるセンス…
リクルートで教え継がれ、業界を超えて通用する秘伝のノウハウを大公開!
本書は、数字を使った「仕事の考え方」「データの見方」を解説する本です。著者は、11年間にわたりリクルートで「数字の読み方、考え方」の社内講師を務め、自らも現場と経営で実践してきたプロフェッショナル。
工学部(理系)出身ながらも、分かり易く「数字で考える力」を解説しています。「数字で考える力」が乏しいと、仕事のパフォーマンスにムラが生じてしまいます。
作業スピードも速くならないし、相手とのコミュニケーションでも正しい理解につながりません。
(仕事以外の)私生活でも、行き当たりばったりの行動に終始してしまい、「成長」を感じることはありません。
いまビジネスマンが一番学ぶべきスキルは「数字で考える力」と言っても過言ではありません。
しかし、数字に対してアレルギーを持っている人がたくさんいます。そこで本書では、「数字で考える力」を文系体質の人でも分かり易く、実践しやすくまとめました。
四則演算(+・-・×・÷)を実践することで、あらゆる領域で今以上の結果が出せるように変わります。
TRUST

新しい「信頼」がビジネス、経済、社会を動かす!
政府や企業、マスコミへの不信感がこれほど強いのに、他人の口コミで宿泊先やレストランを選び、知らない人が運転する車を頻繁に利用するのはなぜだろうか?
前作『シェア』で共有型経済を提唱した著者が、急激なパラダイムシフトのなかで企業・個人がデジタル時代の「信頼」を攻略する仕組みを解説。
ウーバー、アリババ、エアビーアンドビー…
成功者は「信頼の壁」を打ち破る!
これまでとは違うやり方で何かをするときに「信頼の飛躍」が起きる。それによって人々は「信頼の壁」を飛び越え、新しい可能性が生まれる。
アイデアやミームを意外な形で混ぜ合わせ、新しい市場を開き、これまで想像もできなかった新しいつながりや協力が可能になるのだ。
ファンベース

人口急減やウルトラ高齢化、超成熟市場、情報過多などで、新規顧客獲得がどんどん困難になっているこの時代。
生活者の消費行動を促すためには「ファンベース」が絶対に必要だ。それは、ファンを大切にし、ファンをベースにして中長期的に売上や価値を上げていく考え方であり、その重要性と効果的な運用の方法を、豊富なデータや事例を挙げて具体的に紹介する。
『明日のプランニング』に続く、さとなおの最新マーケティングの必読書。
予想どおりに不合理

「現金は盗まないが鉛筆なら平気で失敬する」「頼まれごとならがんばるが安い報酬ではやる気が失せる」「同じプラセボ薬でも高額なほうが効く」――。人間は、どこまでも滑稽で「不合理」。でも、そんな人間の行動を「予想」することができれば、長続きしなかったダイエットに成功するかもしれないし、次なる大ヒット商品を生み出せるかもしれない! 行動経済学ブームに火をつけたベストセラーの文庫化。
魂の商人

ドラッカーより250年も早く「経営」の本質を説き、マックス・ウェーバーより200年も早く「経済倫理」をうたった〝魂の商人〟が江戸時代にいた!
身分制度が厳然と定められていた江戸時代にあって、商人が利益を得るのはなんら恥ずべきことではない。そこには「道」がある、と説いた石田梅岩。
「正直、勤勉、倹約、自立」という「人としていかにあるべきか」こそがもっとも大切であるとする「商人道」を広め、その教えはやがて「石門心学」として日本全国に広がっていきます。
〝経営のカリスマ〟稲盛和夫氏も石田梅岩の説いた「利を求むるに道あり」を自らの哲学のひとつとして説いています。
「日本型経営の元祖」として、現代の経営者やビジネスマンが、いま熱い視線を向ける石田梅岩のすべてをくわしく、わかりやすく説いた、渾身の一冊、ついに刊行!
死にがいを求めて生きているの

誰とも比べなくていい。
そう囁かれたはずの世界は
こんなにも苦しい――
「お前は、価値のある人間なの?」
朝井リョウが放つ、〝平成〟を生きる若者たちが背負った自滅と祈りの物語
植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。
二人の間に横たわる〝歪な真実〟とは?
毎日の繰り返しに倦んだ看護士、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。
交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、 目隠しをされた〝平成〟という時代の闇が露わになる。
今を生きる人すべてが向き合わざるを得ない、自滅と祈りの物語。
超・箇条書き

「1行ですべてを伝える」プロのテクニック!
戦略コンサル、シリコンバレーの起業家、MBAホルダーetc、世界のエリートの「新常識」とは?
答えは「Bullet Points(ブレットポイント)」と呼ばれる“箇条書き”によるコミュニケーション。
箇条書きは、英語や会計、そしてロジカルシンキングと同じくらい世界的に求められているスキルなのだ。
「短く、魅力的に伝える」。それが箇条書きの強みだ。
- 経営者や投資家を動かす「短く、魅力的な」プレゼン
- 無駄な情報がそぎ落とされた、企画書・報告書
- ポイントが明確で、かつ一瞬で理解できるメール
- 意見が飛び交う会議をまとめるファシリテーション
箇条書きは、あらゆるビジネスシーンで活用されている。そこには共通の技術がある。わずか数行の箇条書きであっても、繊細で精巧な工夫が必要なのだ。
箇条書きを見れば、その人の思考、そして伝える力のレベルがわかる。
短く、魅力的に伝える箇条書き。そして人を動かす箇条書き。それらを『超・箇条書き』と呼ぶこととする。
シリコンバレーで「Bullet Points(ブレットポイント)」の基礎を学び、その後、世界最高峰のビジネススクール、INSEADでMBAを取得。
そして現在、世界的な戦略コンサル、A.T.カーニーで活躍する著者が、仕事にすぐ効く「箇条書きメソッド」を語る。
ピコ太郎のつくりかた

日本人唯一のYouTube週間チャート世界第1位!累計4億4千万回再生。日本人として26年ぶりビルボードチャートイン!
世界で一番有名な日本人エンターテイナー
ピコ太郎はこうして生まれた!
狂気と愛の物語。
今、初めて明かされる22のメガヒットの法則
- 転校生のままでは笑いはとれない
- バズる3条件は多方面・一極集中・スピード
- 裏と裏を掛けるとメジャーになる
- パッと見のわかりやすさと徹底的なこだわり
- 見えないものを見せる力
- なんでVSどうせ
- すべては「間」が決める
- 世界と向き合うコスプレ力
- トランプ大統領にもびびらない方法
- なんだかんだいって愛こそ最強
以上、04月20日(土)20代読書会in東京の開催報告でした。