
今回は「苦しかったときの話をしようか」がMVP賞でした!
USJをV字回復させた森岡毅氏が娘の就職の悩みに対して自身のキャリア論を綴った本です。
森岡毅氏は元々P&Gに在籍し、日本人で初めてアメリカ本社に栄転になった人です。そのときの苦しさも書いてあります。
初めての出世ということもあり、本社でヒガミや妬み、イジメにあってとても辛かったそう。何度も辞めたいと思ったけど、家族・子どもがいるので辞められない。
もし自分が辞めたら今後P&G Japanから本社に出世するコースがなくなってしまうのでは?と思うと、辞められない。サラリーマンなら誰もが感じたことのある辛さではないでしょうか。
色んな辛さを味わいつつ成功も収めた森岡毅氏のキャリア論。とてもいい本でした!
開催報告:20代読書会in東京
日時:05月22日(水)19:30-22:00
参加者:4名(男性:2名、女性:2名 初参加:2名、リピーター:2名)
MVP賞
苦しかったときの話をしようか

「何をしたいのかわからない」「今の会社にずっといていいのか」と悩むあなたに贈る必勝ノウハウ。
悩んだ分だけ、君はもっと高く飛べる!
USJ復活の立役者が教える「自分をマーケティングする方法」。後半の怒涛の展開で激しい感動に巻き込む10年に1冊の傑作ビジネス書!
紹介された本
スープ・オペラ

ルイ。独身。35歳。女手ひとつで育ててくれた叔母さんが、還暦を前に突然の恋に落ちて出奔。一人残されたルイの家には、ひょんなことから二人の独身男が転がり込んできた。初老だけどモテモテのトニーさんと、年下の気弱な康介。唯一の共通点はスープ好き。一つ屋根の下で暮らすことになった、そんな三人の関係は。そして叔母さんの恋の行方は? 温かくキュートで少しだけ辛口の物語。
血流がすべて解決する

この本は、「血流を増やして、心と体のすべての悩みを解決する方法」を書いた本です。大げさだなあと思われるかもしれませんが、けっしてそんなことはありません。
血流は、全身にある60兆個の細胞に酸素や栄養を届けるという大切な役割を担っています。さらに、幸せホルモンややる気ホルモンと呼ばれる脳内の神経伝達物質の働きも、血流によって左右されています。
この人間の心と体を支えている大切な血流が悪くなってしまうと、心身ともに不調が出てしまうのは当然ともいえるのです。逆にいうと、血流を改善すれば、心の悩みも体の悩みもおもしろいように解決していくのです!
血流をよくするというと、「血液サラサラ」を思い浮かべるひとが多いと思いますが、とくに女性の場合、そもそも血がつくれず、不足しているために血流がよくないというひとがほとんどです。まずは、血をつくれるようにし、血を増やし、その結果血流をよくしていくことが必要です。
本書では、人気漢方薬剤師が、そのための食べ方や睡眠のとり方、生活習慣の改善方法をお伝えしていきます。どれも手軽に取り入れられるものばかりですので、ぜひチャレンジしてみてください。
DNA

1953年にDNAの2重らせん構造を発見した研究者の1人、James D.Watsonが、サイエンスライターのAndrew Berryと共著した、DNAにまつわる研究をまとめた本。
Watsonの一人称でつづられ、Francis Crikと2重らせん構造を発見した当日のことを書いた序章では、当日2人の研究者がどれだけ興奮していたかが、読者に生々しく伝わる。
続いて、遺伝現象が分子レベルで解明されるまでの過程、バイオテクノロジーの過去から現在までの技術紹介とその問題点、ヒトゲノム計画の詳細、遺伝病の原因を探る研究について、そして行動遺伝学の話題、の5つを柱として話は進む。
すでに出版されているWatsonが記したDNA研究に関する本よりも、Watson個人の見解や主張が非常に率直に書かれており、Watosnという人物をより理解できる一冊だ。
以上、05月29日(水)20代読書会in東京の開催報告でした。