07月20日(土)開催!20代読書会in東京

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07月20日(土)開催!20代読書会in東京

今回は「経済ってそういうことだったのか会議」がMVP賞でした!

経済の素人と気鋭の経済学者による、「経済とは何だ」というテーマについての対談集

素人側には「だんご三兄弟」「ポリンキー」などを手がけた広告クリエーターの佐藤雅彦氏。学者側には大蔵省、ハーバード大学などを経て、現在は慶応大学教授の竹中平蔵氏。

対談形式という気軽さも手伝って、経済に無縁の人でも十分に読みこなせる1冊

何と言っても、聞き手は広告業界で一流の人である。短時間に大切なメッセージをいかにわかりやすく伝えるかを追求するプロフェッショナル。そんな佐藤氏の質問は、シンプルかつコンパクトでありながら、ぐいぐいと事の真髄に迫っていく。対する竹中氏は、たとえ話を織り交ぜながら、明快に答えている。

「お金って何?」という素朴な疑問から始まる第1章「お金の正体」を読むだけで、「経済」をぐっと身近に感じられる

第3章「払うのか、取られるのか」は税金の話

多くの日本人(特にサラリーマン)にとって実感の薄い税金こそが、民主主義の根幹をなすものだと改めて教えられる

第4章「何がアメリカをそうさせる」は、経済のみならず文化、歴史的背景を掘り下げており、アメリカ文化の影響下にある日本人には興味をそそられる

開催報告:20代読書会in東京

日時:07月20日(土)09:30-12:00

参加者:17名(男性:10名、女性:7名 初参加:6名、リピーター:11名)

MVP賞

経済ってそういうことだったのか会議

経済ってそういうことだったのか会議

経済の素人と気鋭の経済学者による、「経済とは何だ」というテーマについての対談集である。素人側には「だんご三兄弟」「ポリンキー」などを手がけた広告クリエーターの佐藤雅彦氏。学者側には大蔵省、ハーバード大学などを経て、現在は慶応大学教授の竹中平蔵氏。対談形式という気軽さも手伝って、経済に無縁の人でも十分に読みこなせる1冊となっている。

何と言っても、聞き手は広告業界で一流の人である。短時間に大切なメッセージをいかにわかりやすく伝えるかを追求するプロフェッショナル。そんな佐藤氏の質問は、シンプルかつコンパクトでありながら、ぐいぐいと事の真髄に迫っていく。対する竹中氏は、たとえ話を織り交ぜながら、明快に答えている。

「お金って何?」という素朴な疑問から始まる第1章「お金の正体」を読むだけで、読者は「経済」をぐっと身近に感じるだろう。第3章「払うのか、取られるのか」は税金の話である。多くの日本人(特にサラリーマン)にとって実感の薄い税金こそが、民主主義の根幹をなすものだと改めて教えられる。第4章「何がアメリカをそうさせる」は、経済のみならず文化、歴史的背景を掘り下げており、アメリカ文化の影響下にある日本人には興味をそそられる話題である。

この本の特異性は、経済という硬いテーマを扱いながら、エンターテイメントとしても楽しませてくれることだ。「世界で最初の株式会社とは?」のような、雑学的話題もあるので、会話のネタ本としてもおすすめ。ちなみに、正解は東インド会社。

紹介された本

感情の折り合いをつけられる女は強く美しくなる

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いつも仕事にプライベートに趣味に、頑張ってる。忙しい日々ながら、それが楽しい。でも時々うまくいかないことがある。凹む。自己嫌悪に陥る。

そんな働く女性たちに、愛にあふれた「しなやかな生き方」を提案する。「頑張り過ぎて疲れちゃう」前に、笑顔で美しい女性でいよう。

最後の秘境東京芸大

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やはり彼らは、只者ではなかった。入試倍率は東大のなんと約 3 倍。しかし卒業後は行方不明者多発との噂も流れる東京藝術大学。楽器のせいで体が歪んで一人前という器楽科のある音楽学部、四十時間ぶっ続けで絵を描いて幸せという日本画科のある美術学部。各学部学科生たちへのインタビューから見えてくるのはカオスか、桃源郷か? 天才たちの日常に迫る、前人未到、抱腹絶倒の藝大探訪記。

できる人の共通点

できる人の共通点

どんな業界や会社にも、「できる人」はいるものです。業界や職種が違えば、仕事のやり方はまったく違うもの・・・ですが、もしそこに普遍的な共通点があったとしたら?

本書は、各界のできる人に数年間のインタビューを重ね、浮かび上がってきた彼らの共通点をまとめた1冊です。

取材対象は、上場企業経営者、某外資系保険会社のトップ営業マン、数々のヒット商品を生みしてきたビジネスコンサルタントなどのビジネスマンはもちろんのこと、世界で活躍する医師や音楽家、格闘技の元世界王者、クリエイター界の重鎮、和と洋を代表する料理人…などなど、多岐にわたります。それぞれ、生い立ちも、年齢も、職歴もまったく違う。

にも関わらず、なぜか彼らの言動や仕事への考え方は一致していたのです。たとえば、「学ぶことがあたりまえだという姿勢」、「あらゆる経験への意味づけ」、「運を大切にする」など…なぜでしょうか?

本書では、その理由と、ではどうすれば獲得できるのか? を考察・解説した本になっています。
全編を通して、ひざを打つような納得の事例が連続で、キャリアの予習・復習としてお読みいただけます。

アンダーグラウンド

アンダーグラウンド

1995年3月20日の朝、東京の地下でほんとうに何が起こったのか。同年1月の阪神大震災につづいて日本中を震撼させたオウム真理教団による地下鉄サリン事件。この事件を境に日本人はどこへ行こうとしているのか、62人の関係者にインタビューを重ね、村上春樹が真相に迫るノンフィクション書き下ろし。

伝える本

伝える本

言葉を発することは、誰にでもできる。でも、その発せられた言葉は本当に「上手に」伝わっているだろうか?残念ながら、政治、メディア、会社、家庭、友人・・・ありとあらゆるところで、言葉が上手く伝わっていない場面に遭遇する(言葉不全)。そう、言葉を発することはできても、他者に「上手に」伝えるには、言葉の技術が必要なのだ――。

言葉は伝える技術である。言葉の送り手が言葉の受け手を、自分の望む方向へ動かすための技術である。それを叶える方法は、送り手が受け手の言って欲しいことを言ってあげることだ。すべてを決めるのは受け手だから、である。

「言葉の技術」がある人生は、「言葉の技術」なき人生より素晴らしいはずだ。プレゼンテーションは(以前より)成果が上がり、世の中の言葉の嘘は(以前より)容易に見破れ、人間付き合いも(以前より)ラクになる・・・

では、受け手を上手に動かすために、何と何と何と何をやらなければならないのか。本著がそのための技術を提案する。

以上、07月20日(土)20代読書会in東京の開催報告でした。

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