
今回は「旅する木」がMVP賞でした!
あの頃、ぼくの頭の中は確かにアラスカのことでいっぱいでした。まるで熱病に浮かされたかのようにアラスカへ行くことしか考えていませんでした――。
広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。
1978年、26歳でアラスカに初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々が続いた。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や、開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせとなった生活。それらを静かでかつ味わい深い言葉で綴った。
- 新しい旅
- 春の知らせ
- オオカミ
- 海流
- 白夜
- トーテムポールを探して
- キスカ
- カリブーのスープ
- エスキモー・オリンピック
- 夜間飛行
など、33編を収録
目次
開催報告:20代読書会in東京
日時:07月31日(水)19:30-22:00
参加者:11名(男性:5名、女性:6名 初参加:3名、リピーター:8名)
MVP賞
旅する木

あの頃、ぼくの頭の中は確かにアラスカのことでいっぱいでした。まるで熱病に浮かされたかのようにアラスカへ行くことしか考えていませんでした――。広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年、26歳でアラスカに初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々が続いた。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や、開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせとなった生活。それらを静かでかつ味わい深い言葉で綴った。
「新しい旅」「春の知らせ」「オオカミ」「海流」「白夜」「トーテムポールを探して」「キスカ」「カリブーのスープ」「エスキモー・オリンピック」「夜間飛行」など、33編を収録。
紹介された本
FACTFULNESS

◆賢い人ほど、世界についてとんでもない勘違いをしている
本書では世界の基本的な事実にまつわる13問のクイズを紹介している。たとえば、こんな質問だ。
質問 世界の1歳児で、なんらかの予防接種を受けている子供はどのくらいいる?
- A 20%
- B 50%
- C 80%
質問 いくらかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいる?
- A 20%
- B 50%
- C 80%
答えは本書にある。どの質問も、大半の人は正解率が3分の1以下で、ランダムに答えるチンパンジーよりも正解できない。しかも、専門家、学歴が高い人、社会的な地位がある人ほど正解率が低い。その理由は、10の本能が引き起こす思い込みにとらわれてしまっているからだ。
◆教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマに、世界の正しい見方をわかりやすく紹介
本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げている。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介している。これらのテーマは一見、難しくて遠い話に思えるかもしれない。でも、大丈夫。著者のハンス・ロスリング氏の説明は面白くてわかりやすいと評判だ。その証拠に、彼のTEDトークの動画は、累計3500万回も再生されている。また、本書では数式はひとつも出てこない。「GDP」より難しい経済用語は出てこないし、「平均」より難しい統計用語も出てこない。誰にでも、直感的に内容を理解できるように書かれている。
まんがでわかる LIFE SHIFT

今こそ、自分の人生を生きよう!
「100年人生」の一大ムーブメントを巻き起こした30万部のベストセラー、待望のまんが化。
- 長生きなんてしたくない。今が楽しければよく、将来に漠然とした不安を抱く大学生の美咲
- 真面目に仕事ばかりし、遊ぶことは罪だと思っている父
- お金を稼ぐことが男の価値とイコールだと思い、家庭のことまで気が回らない兄
「ライフシフト」を実践し、自分らしく生きる留学生のエルザに出会った日から、美咲の家族を巻きこんで、美咲の日常が、人生が、少しずつ変わり始める。
長生きなんてしなくない、が「200年でも生きたい」に変わる。
あなたらしい人生を生きるヒントが見つかる、勇気の書。
すなわち 便所は宇宙である

日夜、自室のトイレで繰り広げられる“Jの瞑想”。
千原ジュニア本人が無意識かつ衝動的に便所ノートに書き綴った魂の全88本を、自ら完全解説した笑いの哲学書。
話芸の天才、千原ジュニアの「すべらない話」はここから結構生まれている!また、この連載の大ファンだと公言する水道橋博士との“連れション対談”も掲載。
疲れない体

世界最高学府であり、また世界最強のスポーツ大学とも賞される「スタンフォード大学」。
そんな最強チームの快進撃を支える、スタンフォードスポーツ医局の最新回復知見を、初めて全網羅し、まとめたのが本書です。
著者は、スタンフォードスポーツ医局に最長在籍する、回復の神髄を知るリカバリーの超プロ、山田先生。
「スタンフォードの全選手が実践する『体内圧力を高める』疲労予防法は、人体のメカニズムに即したリカバリー理論なのでアスリートでなくても当てはまります」――スポーツ医学・脳科学・栄養学・人体力学・・・あらゆるリサーチから導き出した、世界最強チームを支える「究極のコンディショニング法」が本書では明かされています。
本書のメソッドを山田先生がチームに取り入れると、「1万2000メートル泳いでも、疲れにくくなった」といった“疲労感、減”の声をはじめ、水泳チームの腰痛が7分の1に激減、野球部から腰痛持ちが消えるなど、驚きの回復効果、続々!
呼吸、運動、食事、日常動作、入浴、睡眠・・・あらゆる角度から完璧なリカバリーを実現する本書。
これを読めば、“疲労予防法”と“疲労を即・解消する対症療法”が手に入り、もう二度と、あなたが「疲れる」ことはなくなるはずです。
韓国「反日フェイク」の病理学

韓国の「反日」は嘘と捏造で作られている
韓国艦艇による自衛隊機へのレーダー照射事件や、韓国最高裁による日本企業への徴用工賠償命令など、韓国で再び反日ムードが高まっています。
韓国のマスコミや教育現場で拡散されている「日本批判」の数々。
しかし、本書の著者、韓国人作家の崔碩栄氏は、「韓国の反日報道や教科書の歴史記述には、驚くような捏造がまかり通っている」と指摘します。
例えば、韓国の公共放送が「独島(竹島)を奪おうとした日本軍」との字幕とともに放送した写真。崔氏の調査により、これはノルマンディー上陸作戦の写真と日章旗の写真、竹島の写真を合成したものだということがわかりました。
さらに、韓国が「朝鮮人強制連行」の悲劇のシンボルとして繰り返し使用する落書き。朝鮮人徴用工が筑豊炭田の宿舎の壁に「お母さんに会いたい、お腹が減った」と書いたというものですが、これも、北朝鮮系の組織が製作した映画の演出として書かれた「フェイク」であることがわかりました。
崔氏はさらに、韓国の「反日」が意図的に作られた背景を明らかにしていきます。その背後に浮かび上がる北朝鮮の影ーー。まるで、良質のミステリーのように韓国の反日の裏側を鮮やかに暴いていく衝撃の書です。
イノベーションの作法

世界で活躍する稀代のビジネスデザイナー初の著作!現代のビジネスパーソンの基礎となる「イノベーションの作法」とは?
USBフラッシュメモリやイオンドライヤーのコンセプト開発などを手がけ、シリアル・イノベータ―の先駆けとして知られる濱口秀司さん初の著作がついに登場!
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(DHBR)で1年余にわたってつづった連載が、1冊にまとまった論文集です。しかも、これまで濱口さんの著作として唯一販売され、圧倒的なダウンロード数を誇るDHBR2016年4月号掲載の単発論文「『デザイン思考』を超えるデザイン思考」や、刊行記念書き下ろし序文「日本人イノベーション最強論」も同時収録した、超お得な完全版です。
内容は、イノベーションの作法として濱口さんが過去20年にわたり定義・実践してきた「SHIFT」について説明した後、大きく次の3つのパートごとにセオリーとアプローチを解説していきます。
- イノベーション発想
- インターナルマーケティング
- エクスターナルマーケティング
さらに、この3つにまたがる、時間管理やコラボレーション、人材教育の課題と勘所は、若手から経営者までリーダー必読!
商品開発やマーケティングにたずさわる方のみならず、工場の生産性向上やR&D戦略、財務戦略やM&Aなど、あらゆる角度でビジネスにインパクトを生み出したい皆さんの基礎となる必携の1冊です!
以上、07月31日(水)20代読書会in東京の開催報告でした。