
今回は「聞かせていただき光栄です」がMVP賞でした。
18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室からあるはずのない屍体が発見された。
四肢を切断された少年と顔を潰された男。戸惑うダニエルと弟子たちに治安判事は捜査協力を要請する。
だが背後には詩人志望の少年の辿った恐るべき運命が……
解剖学が最先端であり偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちが可笑しくも哀しい不可能犯罪に挑む、本格ミステリ大賞受賞作。前日譚を描く短篇「チャーリーの災難」と解剖ソングの楽譜を併録。
目次
開催報告:20代読書会in東京
日時:11月02日(土)09:30-12:00
参加者:18名(男性:10名、女性:8名 初参加:9名、リピーター:9名)
MVP賞
聞かせていただき光栄です

18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室からあるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年と顔を潰された男。戸惑うダニエルと弟子たちに治安判事は捜査協力を要請する。だが背後には詩人志望の少年の辿った恐るべき運命が……解剖学が最先端であり偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちが可笑しくも哀しい不可能犯罪に挑む、本格ミステリ大賞受賞作。前日譚を描く短篇「チャーリーの災難」と解剖ソングの楽譜を併録。
紹介された本
10年後、君に仕事はあるのか?

「10年後の世界はどうなっているのか?」
「不確かな未来を生き抜くためには、どんな力を身につけるべきなのか?」
などの問いに対する答えが本書です。「高校生に語りかけるスタイル」で、仕事が消滅していく社会への対処法を藤原先生が伝授します。
2020年代を生き抜くための「雇われる力」とは何か?高校生に語りかけるスタイルで大人にも問いかける「人生の教科書」決定版。
- 実社会が必要とするのは、常識を疑い仮説を提示できる人材
- 「AI×ロボット技術」と「人間の知恵」の交差点にフロンティアが開ける
- 未来の社会はネット内に建設される
- 稼げる大人になれるかは希少性で決まる
- キャリアは掛け算で考える
- 「遊び」と「戦略性」があれば仕掛ける人になれる
- 人生はあらかじめ設計できるものではなく偶然から始まる
- もう歩き始めているか、最初の1段を上り始めたかが大切
- 人生の目標はクレジットを大きくすること
- 1人ひとりが自分の人生をデザインする時代
良い戦略、悪い戦略

良い戦略は単純明快だ!
1805年、イギリスは、重大な危機に直面していた。ナポレオンがヨーロッパの大半を征服し、イギリス侵攻をもくろんでいたのだ。フランスとスペインは、ジブラルタル海峡に程近いトラファルガー岬に33隻の艦船を結集。27隻で編成されたイギリス海軍と対峙した。
さて、通常の海戦であれば、両軍が向かい合い、艦砲射撃で敵艦にダメージを与えた後に接近戦に移行するのが定石である。だが、ネルソン提督の考えた戦略はちがった。2列縦隊をつくり、仏西連合艦隊にいきなり真横から突っ込ませた。
当然、先頭の船は非常な危険にさらされる。だが、連合艦隊の砲手は練度が低く、その日の海はうねりが大きかった。敵艦隊には真横から突入する我々を正確に狙い打つ腕はない、と読んだのだ。
結果、トラファルガーの海戦は、イギリス側の圧倒的勝利に終わった。イギリス海軍は、艦船を一隻も失わなかった。
あなたの「戦略」は、その名にふさわしいか?
このように、良い戦略は、単純かつ明快である。パワーポイントを使った説明も、マトリクスやチャートも無用。必要なのは、打つ手の効果が一気に高まるポイントを見きわめ、そこに狙いを絞って資源と行動を集中させることだ。
ネルソン提督の課題は、敵の艦隊のほうが数で上回っていたことだった。そこで、敵の艦隊を分断するため、先頭の船を死地に飛び込ませるリスクをとるという選択をした。敵が分断され統率を失えば、経験豊富なイギリスのほうが優勢だと判断していた。
このように良い戦略は、組織が前に進むにはどうしたらよいかを明確に示す。難局から目をそらさず、それを乗り越えるための指針が示されている。「いま何をすべきか」がはっきりと実現可能な形で示されていない戦略は、欠陥品だ。
世界的な戦略の研究者による第一級の著作!
だが世の中の「戦略」のほとんどは、戦略の体を為していない。本書の目的は、「良い戦略」と「悪い戦略」の驚くべきちがいを示し、「良い戦略」を立てる手助けをすることにある。著者ルメルトは世界的な経営学の研究者を表彰するThinkers50に選ばれた人物であり、長年にわたって戦略を研究してきた第一人者。本書は超一流の著者による「経営戦略」の書だ!
働く君に伝えたいこと

「私には2人の息子がいます。父親として、彼らを心から応援したいと常々思っていますが、その気持ちをうまく伝えられていません」
本書は、元スタバCEOである著者が、2人の息子へ向けて綴る手紙集です。
やりたくない仕事に就かなければならないとき、組織の理不尽にぶちあたったとき、挫折や失敗をあじわったとき……
人生には何度も投げ出したい局面に遭遇することがあります。そんなとき、どう考え、どうしのげばいいか。
「どんな状況に陥っても、絶望だけはしてはいけない。地べたに這いつくばっても近くの雑草をつかむところから起き上がってほしい」
著者の岩田松雄氏も仕事に苦しんだこと、心が折れそうになったこと、自分の能力の限界を知ったことなどもがき苦しんだ過去が山ほどあるといいます。
生まれ持った才能がなくても、自分の可能性を信じ、あきらめず前進するためにはいかに考えればいいのか、親から子に言い聴かせるように親身に語りつくします。
仕事に悩む心にスッと心に染みわたり、「自分もできるんじゃないか! 」と元気になれる人生訓です。
ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法

だキレイなだけの女はつまらない。
人とは違う部分こそ魅力と感じ、周りの人がどう思おうと動じることなく、しなるけど折れない太い芯を持って、人生の小さな決断から大きな決断まで、自分で決めていく。
そんなふうに、自分らしさを大切にして何があっても楽観的に、未来にフォーカスしパワフルに人生を女を楽しんでいるのが、ニューヨークの女たち。
自分の時間を取り戻そう

仕事よりも、自分優先で生きる方法を教えます!
- 残業ばかりで限界の管理職、正樹。
- 家庭と仕事の両立に悩む母親、ケイコ。
- 働きづめのフリーランス、陽子。
- 会社が伸び悩んできた起業家、勇二。
多忙で余裕のない4人の物語からわかる「忙しさの本質」と「日本で働く人たちの問題点」とは?そして今、世界中で進みつつある「大きな変化」とは?
2つの視点から明らかになる、1つの重要な概念と方法論。
超人気“社会派ブロガー”が「現代を生きぬくための根幹の能力」を解説する、大好評シリーズ第3弾!
持続可能な資本主義

全員を幸せにする「いい会社」への投資で運用実績日本一に!
元鎌倉投信ファンドマネージャーが「リターン≠お金」で成り立つ経済の可能性を提示する
「利益追求のため無限に効率だけを追求するいまの資本主義に永続性はない」。
国内投資信託日本一に輝き、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演した元・鎌倉投信ファンドマネージャーはそう断言する。そして、その代案はすでに日本企業が示しているという。
カゴメ、ヤマト、サイボウズ、ツムラ、マザーハウス、ユーグレナ……
全国の「いい会社」を直接訪ね、投資する鎌倉投信がみつけた、信頼と共感で成り立つ経済のしくみとは?
「短期・分断」の資本主義から「長期・つながり」の資本主義へ!
以上、11月02日(土)20代読書会in東京の開催報告でした