
今回は「ソロモンの指環」がMVP賞でした。
生後まもないハイイロガンの雌のヒナは、こちらをじっとみつめていた。私のふと洩らした言葉に挨拶のひと鳴きを返した瞬間から、彼女は人間の私を母親と認め、よちよち歩きでどこへでもついてくるようになった…
“刷り込み”などの理論で著名なノーベル賞受賞の動物行動学者ローレンツが、けものや鳥、魚たちの生態をユーモアとシンパシーあふれる筆致で描いた、永遠の名作。
目次
開催報告:20代読書会in東京
日時:01月18日(土)09:30-12:00
参加者:27名(男性:17名、女性:10名 初参加:12名、リピーター:15名)
MVP賞
ソロモンの指環

生後まもないハイイロガンの雌のヒナは、こちらをじっとみつめていた。私のふと洩らした言葉に挨拶のひと鳴きを返した瞬間から、彼女は人間の私を母親と認め、よちよち歩きでどこへでもついてくるようになった…
“刷り込み”などの理論で著名なノーベル賞受賞の動物行動学者ローレンツが、けものや鳥、魚たちの生態をユーモアとシンパシーあふれる筆致で描いた、永遠の名作。
紹介された本
僕は君たちに武器を配りたい

東大、マッキンゼーを経て、現在、京大で絶大な人気の瀧本先生が、新しい経済の流れで、自分の力で道を切り開き、ゲリラとして生き残るための「武器」について、投資家としての経験から、語ります!
意思決定力

「カーナビを使い始めてから、わたしは以前と比べて道がよくわからなくなった。カーナビはとても役に立つものだが、万能ではない。思い切り道を間違えていたり、既存のルールにとらわれて遠回りになっていたりするのだ。
カーナビ搭載車を運転するとは実に比喩的な話で、私たちの現状を象徴しているようにも思える。
そろそろ、会社や他者という“カーナビ”に人生を任せていたことに気づき、意思決定力という”人生の運転技術“が衰えていることを、自覚したほうがいいのではないでだろうか。
情報収集力や選択肢の抽出力、シミュレーション力やリカバリー力といった”本来は持っていた感覚や能力“を新たに鍛えなおし、意思決定力を取り戻す時期が来ていると思うのだ。
何よりわたしが意思決定力を鍛えていただきたいのは、『自分がコントロールする、心地よい人生』を読者のみなさんに送っていただきたいからにほかならない」
太陽のパスタ、豆のスープ

人生は自分の気持ち一つで変わるんだ!
結婚式直前に婚約を解消された明日羽(あすわ)。傷心の彼女に叔母のロッカさんが提案したのは“やりたいことリスト”の作成だった。自分の気持ちに正直に生きたいと願う全ての女性に贈る感動の物語。
手ぶらで生きる

最小限のお金で生きて最大限の自由を手にする
月間100万PVの超人気ブロガーが教える、本当に豊かな人生を送るための「手ぶら」のススメ。
人生は攻略できる

「幸福の土台」を手に入れるために必要なのは、新しい時代のルールを理解して、大事なところで正しい選択をすることだけだ。これで人生は「攻略」できる。
ベストセラー&新書大賞受賞『言ってはいけない』の著者がはじめて若者向けに書いた新時代の人生戦略。
「人生は攻略できる」とまで言い切る、誰でもできるお金も仕事も幸せもすべてを両立する新時代の生き方とは。
文豪たちの怪しい宴

討論会からの帰り道、ふと立ち寄ったバー〈スリーバレー〉。そこでの女性バーテンダーとの会話から、彼女が日ごろから感じていた夏目漱石の『こころ』に関する疑問点を論議する羽目に。
文学部教授である私が、こんな場末のバーで講義することになるとは。
しかも、途中からやってきた宮田という男は、あろうことか『こころ』を○×小説と断言したことで議論は白熱し……。
さらに太宰治『走れメロス』、宮澤賢治『銀河鉄道の夜』、芥川龍之介『藪の中』のあれやこれやと、“鯨流”文学談義で贈る。
「ついやってしまう」体験のつくりかた

- わかりやすく作ったつもりなのに人気の出ないサービス
- 盛り上がるよう企画したのに誰も来ないイベント
- 性能が優れているのに売れない商品
- ビジュアルを工夫したのにウケの悪いプレゼン
- 将来のためにと「勉強しなさい」と言ってもまったくやらない子供たちetc
相手のことを思って一生懸命伝えようとしているのに、なぜわかってもらえないのだろうか…。
それは「人が動くしくみ」を知らないから。
以上、01月18日(土)20代読書会in東京の開催報告でした