03月21日(土)開催!20代読書会in東京

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03月21日(土)開催!20代読書会in東京

今回は「金融資本主義を超えて」がMVP賞でした。

米国支配階級の士官学校というべきハーバードビジネススクールを優秀生として卒業した著者が、その教育の実態と矛盾を真摯に綴る

開催報告:20代読書会in東京

日時:03月21日(土)09:30-12:00

参加者:33名(男性:21名、女性:12名 初参加:18名、リピーター:15名)

MVP賞

金融資本主義を超えて

米国支配階級の士官学校というべきハーバードビジネススクールを優秀生として卒業した著者が、その教育の実態と矛盾を真摯に綴る

紹介された本

目の見えない人は世界をどう見ているのか

私たちは日々、五感――視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚――からたくさんの情報を得て生きている。中でも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の八~九割は視覚に由来すると言われている。

では、私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして世界の捉え方はどうなるのか――?

美学と現代アートを専門とする著者が、視覚障害者の空間認識、感覚の使い方、体の使い方、コミュニケーションの仕方、生きるための戦略としてのユーモアなどを分析。目の見えない人の「見方」に迫りながら、「見る」ことそのものを問い直す。

反脆弱性

経済、金融から、人生、そして愛まで――。

この不確実な世界で私たちがいかに生きるべきか、すべてに使える思考のものさし「脆弱/頑健/反脆弱」をもとに解き明かす。

◆「万に一つ」が、明日来るーー。

世界最高の「知の巨人」が放つ最強の啓蒙書、ついに上陸

リーマン・ショック、アラブの春、地震と津波、そして原発事故……。

昨日までは「ありえない」「絶対ない」と言われた事象が今日、現実のものとなる不確実な世界。

ではどうすれば、ビジネスから、政治、医療、生活全般まで、ランダムで、予測不能で、不透明で、物事を完璧に理解できない状況でも、不確実性を味方につけ、したたかに生き延びていくことができるのだろう。

サブプライムローンに端を発する金融危機を喝破し、ベストセラー『ブラック・スワン』で全世界に衝撃を与えてから10年。

世界最高の哲人タレブがついに見つけた「答え」、それこそが、「反脆弱性(はんぜいじゃくせい)」だ。

「三つ組(トライアド)」で構成されるこの新しい「知」の本質を理解したとき、あなたは不確実な環境にあっても、予測に頼らずに意思決定することができるだろう。

投資家みたいに生きろ

本書は、「ひふみ投信」で有名なファンドマネジャーである著者が、若者に向けて「これからの考え方・生き方」を説いた指南書である。

投資家という「職業」になろうという意図ではなく、未来に向けて「見える資産」「見えない資産」を貯めていき、市場価値を高めるという広義の意味での「投資」を勧める。

「老後2000万円問題」や「人生100年時代」などが時代のキーワードとなっているが、その解決策として、著者の投資家ならではの視点を読者に授ける。

サラリーマン気質から抜け出し、投資家が当たり前に考えている「思考」を手に入れ、日々の「習慣」を変えよう。

なぜなら、投資と聞いて「お金でお金を増やすことだ」としか考えられない人は、これからの新時代を生き抜いていくことが難しいからだ。

投資の思考から学べるキーワード、「主体性」「自分の時間」「過去・未来の缶詰」「成功体験の積み重ね」「謙虚な気持ち」「脱サンクコスト」「人間関係のポートフォリオ」などを元に、考え方を変えて習慣につなげていくまでを丁寧に解説する。

百人一首という感情

記憶が歴史に変わっていく中で消されていった「感性のまたたき」
―― 100の「エモい」を大解剖。

映画、展覧会、WEB、広告、音楽…あらゆる場所へことばを届け、新しい詩の運動を生み出し続ける詩人・最果タヒ。

清川あさみとの共著『千年後の百人一首』で挑んだ現代語訳では、千年前から届いた百の思いにどう向き合い、胸に刺さる詩のような新訳が生まれたのか?

百首を扉にして読む、恋愛談義、春夏秋冬、生き生きとしたキャラ、人生論。そして、「最果タヒ」の創作の秘密。

いちばん身近な「百人一首」案内エッセイ、誕生!

最底辺のポートフォリオ

バングラデシュの首都ダッカ。スラムに住むカデジャは子どもの世話をしながら、裁縫の内職で収入を得ている主婦。そして、近所の主婦ふたりから大事なお金を預かる〈マネーガード〉でもある。

インド南部ヴィジャヤワーダ。ジョティの生業は、毎日スラムをまわって、顧客の主婦から少額の預金を集めること。商売道具はマス目の書かれた手作りの通帳。

220日分が埋まったとき、彼女はそのうちの20日分を顧客から手数料として徴収する。盗まれるかもしれない、夫に使われてしまうかもしれないお金を守り、子どもを学校に通わせてあげるための唯一の方法だ……。

最貧国の家計は、収入の「少額」「不定期」「予測不可能」という三重の困難に取り巻かれている。

本書は〈ファイナンシャル・ダイアリー〉という聴き取り調査を、分厚く積み重ねた研究の成果であり、貧しい人々が編み出した創意工夫の数々をルポルタージュとも言える筆致で描きながら、マイクロファイナンスやインフォーマル金融の実態を分析する。

さらに、「信頼性」「利便性」「柔軟性」「構造」という原則を提示して、貧困からの離陸のために金融になにができるのか、新たな道筋を示す。

以上、0321月日(土)20代読書会in東京の開催報告でした

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